映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2016年6月3日に公開した記事を再編集したものとなっております。
『マッドマックス』+ゾンビ=『ゾンビマックス』!!
既存のアイデアでも、上手にミックスさせたら面白い作品ができる!
そんなお手本のような映画が『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』です。
記事作成当時、DVDで鑑賞して、すっかり虜になってしまった作品。
今回は、『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
本作をまだ鑑賞していない方は、ご注意ください。
妻と娘がゾンビと化し、妻子を自ら倒した整備工のバリー。
彼はゾンビパニックになる直前、電話で警告してくれた妹の元へ向かうため、道中、同じような境遇の人々と助け合いながら、生存者数名が立てこもっているガレージに到着する。
そこで、バリーは、隕石の影響で燃料資源が使用できなくなり、車を動かすことができないことを知る。
しかし、偶然にもゾンビの血液が代替になることを発見した一行は、ゾンビを生け捕りにし、ガソリン代わりにゾンビを使って、トラックを動かすことを計画する。
肝心のトラックは、ゾンビ蠢くガレージの外。
かくして、命がけのトラック奪還作戦が敢行されるのだった。
一方、バリーの妹であるブルックは、軍人に捕らえられ、正体不明のマッド・サイエンティストの実験体にされていた。
目的は不明だが、彼はブルックにゾンビから採取した血液を注入し続ける。
自分は一体、どうなってしまうのか。
恐怖におののくブルックは、やがて、自分の身に変化が生じていることに気付くのだった。
ゾンビが生まれたことによる副産物かどうかはわかりませんが、まぁ、そういうことなんですよ。
これじゃ、車が動かねぇ。
しかし、主人公たちは、なんと、偶然にもゾンビの血がガソリンの代わりに使えることを発見。
そういえば、夜はやたら俊敏に動くなぁと思ってたら、そうか、夜は体内で血液を燃やしていたんだ!
な、なんだってー!!
ツッコミどころは満載です。
しかし、突っ込んだら負けです……というか、ツッコミし始めたら、相当に疲れてしまいます。
本作は、そういうものだと思って楽しむのが正解。
この設定はなかなかユニークで、ゾンビを生け捕りにしないといけないという新しい恐怖が生まれるんですね。
残念ながら、本作では、そのあたりの恐怖を深掘りしてはいないんですが、ラストで、生け捕りにしたゾンビを活用しているので、それはそれで良かったです。
トンデモ発想ではありますが、このアイデアは強烈で、どんなアイデアでも活用していいんだと、今後のゾンビ映画に影響を与える可能性が高いです。
それが、ゾンビマスターの存在。
ゾンビマスターっていうのは、私が勝手に付けたのですが、なんとゾンビを操ることができる人間が登場します。
それが主人公の妹なんですけどね。
音楽をかけながら、やたら惨たらしいことを平気でやってのける研究者に、ゾンビの血液を注入され続けた結果、ゲームの『SIREN』のように、ゾンビをジャックし、自由に操ることができちゃうんですね。
余談ですが、このゾンビを操る際に、ゾンビの目を通して周囲を見る描写があります。
この演出、そのまんま『SIREN』でした。
この映画の監督は、もしかして、『SIREN』を知っているんじゃないか??
理由はわかりませんが、不意に妹が覚醒し、ゾンビを操り、主人公たちと合流します。
この妹が、とにかくダークヒーローのようにかっこいい!!すごいクールです。
元々、かっこいい系の女性なんですが、ゾンビを操るようになってからは、すごい目力があって、ヒーローのようです。
緻密な設定を敢えて放棄して、やりたいことをやった結果、『バイオハザード』とは異なるカッコよさと面白さが生まれ、近年のゾンビ映画の中では、群を抜いて面白い映画に仕上がっています。
Filmarks
映画.com
とにかく従来のゾンビ映画とは趣が違い、どんよりすることなく、見ていて清々しい気持ちになる、不思議なゾンビムービーです。
という事で、今回は『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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今回の記事は、2016年6月3日に公開した記事を再編集したものとなっております。
『マッドマックス』+ゾンビ=『ゾンビマックス』!!
既存のアイデアでも、上手にミックスさせたら面白い作品ができる!
そんなお手本のような映画が『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』です。
記事作成当時、DVDで鑑賞して、すっかり虜になってしまった作品。
今回は、『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
本作をまだ鑑賞していない方は、ご注意ください。
ネタバレなし感想
ちょっとだけ詳しいあらすじ
近未来。謎の流星群が地球に降り注ぎ、特定の血液型を持つ人間以外は、みなゾンビとなってしまった世界。妻と娘がゾンビと化し、妻子を自ら倒した整備工のバリー。
彼はゾンビパニックになる直前、電話で警告してくれた妹の元へ向かうため、道中、同じような境遇の人々と助け合いながら、生存者数名が立てこもっているガレージに到着する。
そこで、バリーは、隕石の影響で燃料資源が使用できなくなり、車を動かすことができないことを知る。
しかし、偶然にもゾンビの血液が代替になることを発見した一行は、ゾンビを生け捕りにし、ガソリン代わりにゾンビを使って、トラックを動かすことを計画する。
肝心のトラックは、ゾンビ蠢くガレージの外。
かくして、命がけのトラック奪還作戦が敢行されるのだった。
一方、バリーの妹であるブルックは、軍人に捕らえられ、正体不明のマッド・サイエンティストの実験体にされていた。
目的は不明だが、彼はブルックにゾンビから採取した血液を注入し続ける。
自分は一体、どうなってしまうのか。
恐怖におののくブルックは、やがて、自分の身に変化が生じていることに気付くのだった。
ネタバレあり感想
面白い『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の設定その1
理由はわかりませんが、ガソリンなどが水のようになり、全く使えなくなった世界。ゾンビが生まれたことによる副産物かどうかはわかりませんが、まぁ、そういうことなんですよ。
これじゃ、車が動かねぇ。
しかし、主人公たちは、なんと、偶然にもゾンビの血がガソリンの代わりに使えることを発見。
そういえば、夜はやたら俊敏に動くなぁと思ってたら、そうか、夜は体内で血液を燃やしていたんだ!
な、なんだってー!!
ツッコミどころは満載です。
しかし、突っ込んだら負けです……というか、ツッコミし始めたら、相当に疲れてしまいます。
本作は、そういうものだと思って楽しむのが正解。
この設定はなかなかユニークで、ゾンビを生け捕りにしないといけないという新しい恐怖が生まれるんですね。
残念ながら、本作では、そのあたりの恐怖を深掘りしてはいないんですが、ラストで、生け捕りにしたゾンビを活用しているので、それはそれで良かったです。
トンデモ発想ではありますが、このアイデアは強烈で、どんなアイデアでも活用していいんだと、今後のゾンビ映画に影響を与える可能性が高いです。
面白い『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の設定その2
もうひとつ、この映画ですごい設定があります。それが、ゾンビマスターの存在。
ゾンビマスターっていうのは、私が勝手に付けたのですが、なんとゾンビを操ることができる人間が登場します。
それが主人公の妹なんですけどね。
音楽をかけながら、やたら惨たらしいことを平気でやってのける研究者に、ゾンビの血液を注入され続けた結果、ゲームの『SIREN』のように、ゾンビをジャックし、自由に操ることができちゃうんですね。
余談ですが、このゾンビを操る際に、ゾンビの目を通して周囲を見る描写があります。
この演出、そのまんま『SIREN』でした。
この映画の監督は、もしかして、『SIREN』を知っているんじゃないか??
理由はわかりませんが、不意に妹が覚醒し、ゾンビを操り、主人公たちと合流します。
この妹が、とにかくダークヒーローのようにかっこいい!!すごいクールです。
元々、かっこいい系の女性なんですが、ゾンビを操るようになってからは、すごい目力があって、ヒーローのようです。
緻密な設定を敢えて放棄して、やりたいことをやった結果、『バイオハザード』とは異なるカッコよさと面白さが生まれ、近年のゾンビ映画の中では、群を抜いて面白い映画に仕上がっています。
口コミレビューや評価
下記サイトで『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
今回のネタバレあり感想のまとめ
この理屈ナッシングなテンションマックスの世界観に入り込めると、非常に楽しく面白いゾンビ映画です。とにかく従来のゾンビ映画とは趣が違い、どんよりすることなく、見ていて清々しい気持ちになる、不思議なゾンビムービーです。
という事で、今回は『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
続編のネタバレなし感想
続編『ゾンビ・サステナブル』のネタバレなし感想はメインブログに投稿しました。
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