映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年6月15日に公開した記事を再編集したものとなっております。



今回は、ホラー映画の老舗であるハマー・フィルムが製作した『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。

本記事作成当時、本作の続編である『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』を、TSUTAYAディスカスでレンタルしました。

それで、続編の感想を書こうと思っていたのですが、それだったら、1作目の感想も書いておこうと思い、今回の記事作成に至りました。




本作は、公開当時、映画館に父親と一緒に観に行きました。

公開期間は確か2週間くらいしかなかったような気がします。

私が鑑賞した回は、私と父親を含めると5人くらいしかいませんでしたね。

公開日翌日だったのに。




確かに予告編からも観て分かる通り、昨今のホラー映画に比べると、とても地味なんですよね。

ですから、映画が好きな人にしか、ピンとこなかったのかもしれませんね。




『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』について

原題:『THE WOMAN IN BLACK』

製作:2012年イギリス

日本公開日:2012年12月1日

上映時間:1時間35分

オススメ度:★★★★☆(四つ星!)




予告編動画





簡単なあらすじ

19世紀のイギリス・ロンドン。

弁護士として働くアーサー・キップスは、4年前に妻を亡くし、そのことをずっと引きずっていた。

そんなアーサーに、弁護士事務所の上司は、田舎町であるクライシン・ギフォードへの出張を命じる。

仕事の内容は、クライシン・ギフォードに建つイールマーシュの館へ赴き、亡くなった家主のアリス・ドラブロウ夫人の遺書を見つけるというものであった。

アーサーは、クライシン・ギフォードに向かい、館で仕事をスタートさせるのだが、彼の周囲に、黒衣をまとった謎の女が現れ始める。

やがて、アーサーは、イールマーシュの館の恐ろしい歴史について知ることになるのだが……。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』

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本ページの情報は2023年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。




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スタッフ

監督:ジェームズ・ワトキンス

脚本:ジェーン・ゴールドマン

原作:スーザン・ヒル『黒衣の女 ある亡霊の物語』


製作:リチャード・ジャクソン、サイモン・オークス、ブライアン・オリヴァー

製作総指揮:ガイ・イースト、ニール・ダン、トビン・アームブラスト、ロイ・リー、
ザヴィエル・マーチャンド、マーク・シッパー、ナイジェル・シンクレア、タイラー・トンプソン

日本語版主題歌:MUCC「G.G.」




キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)

アーサー・キップス:ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)

サム・デイリー:キアラン・ハインズ(菅生隆之)

エリザベート・デイリー:ジャネット・マクティア(宮寺智子)

ジェネット・ハムフュ:リズ・ホワイト(山像かおり)

ミスター・ベントレー:ロジャー・アラム(町田政則)

ジェローム:ティム・マクマラン(田原正治)







おっさんのネタバレなし感想

正統派のゴシックホラー映画

個人的には、とても大好きな作品です。

映画館で観た時、「久々の正統派きたぁー!!」って大喜びしましたよ。

ここまで、どストレートなホラー映画って、最近は、あまり見かけないので、すごく安心して鑑賞することができます。




重厚な空気感を纏った正統派ゴシック・ホラー。

映画の雰囲気と、俳優さんのお芝居だけでも映画を最後まで鑑賞できる人であれば、オススメの映画です。




俳優陣と演出の頑張りが凄い

ハリー・ポッターの影を払拭すべく、ダニエル・ラドクリフが選んだ映画だけあって、ラドクリフの力の入り具合が半端ありません。

彼の演技なくして、この映画を語ることはできません。

とにかく、彼の渋い演技が良い味を出しています。

個人的には、この作品で、充分にハリー・ポッターのイメージを拭うことはできたんじゃないかなと思います。

それくらい、良かったです。




また映像でびっくりさせるところは、あるにはあるのですが、それよりも、俳優さんのお芝居や間で恐怖を描くスタンダードな手法は好印象です。

ゴシックホラーである本作の雰囲気にぴったりの演出方法でしたね。




新鮮味には欠けるホラー映画

正統派ホラー映画であるが故に、これは、もう避けては通れないのですが、ありきたりなストーリーです。

新鮮味を求めると、がっかりしてしまいます。

ラストについても賛否あるものになっています。




あと、I LOVE ハリー・ポッターの人は、やっぱりハリーのイメージから脱却できるか否かが鍵となりますね。

そこから抜け出すことができたら、本作を楽しめますが、抜け出せないと「どうして魔法を使わないの??」って思ってしまいます。




口コミレビューや評価

下記サイトで『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』でレビューや評価をチェック!




今回のネタバレなし感想のまとめ

正統派な映画のため、かえって、観る人を選んでしまう作品ですね。

個人的にはすごく好きな映画で、何回観ても飽きない作品なのです。

どこか懐かしい、そんな気分にしてくれる、素直なゴシックホラー。

もし、ゴシックホラーを観たことがないという人は、ぜひ、鑑賞してみてください。




という事で、今回は『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!




ネタバレあり感想





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