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そうだ、お化け屋敷に行こう。 に参加中!
どーも、映画好きな四十郎のおっさんです。

2019年は、2種類のお化け屋敷を体験しました。

ひとつは大阪のひらかたパークにて開催されていた『怨霊の金縛り屋敷』。

もうひとつは、広島のみろくの里にあった『怨霊病棟』。


このふたつは、VRゴーグルを使用しながらも、体験の仕方が少し違っていて、なかなか貴重な体験をいたしました。

そのふたつを体験して思った事を、今回は綴っていこうかと考えています。

そんな訳で、今回は完全な駄文となります。ごめんなさい。

本文を綴る前に、わたしが書いた『怨霊の金縛り屋敷』『怨霊病棟』の感想記事をご紹介しますね。












それでは、本文を書いていきます。



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『怨霊の金縛り屋敷』『怨霊病棟』それぞれの特徴

ふたつのお化け屋敷は、VRを使用しているものの、体験の方法が少し違いました。

ひらパーの『怨霊の金縛り屋敷』は、以前USJでハロウィーン期間に開催された有料ホラーメイズ『トラウマ2』と似ている部分があります。








それは、ゲストを寝かせてVRゴーグルとヘッドホンを付けて、ホラーシーンになると、VRの映像+キャストがホラーシーンに合わせて演出をゲストに仕掛けていくというものです。

たとえば、虫が自分の足や腕に登ってきて徘徊するというシーンがあったとします。

映像だけでは、怖さは半減ですが、そのシーンでキャストが、絶妙な加減でゲストに触るんですね。もちろん、直で触るのではないですけどね。

ゴーグルをかけているせいで、リアルを認識できない恐怖を仕掛けてきたのが『トラウマ2』そして『怨霊の金縛り屋敷』でした。



一方の『怨霊病棟』は、VRゴーグルを付けて、コントローラーを持ち、リアルに部屋を歩くというものでした。

コントローラーといっても、特別な操作をおこなうものではありません。

アクションするためのものではなくて、暗い部屋を照らすライトの役割しか担っていません。

自分の足で部屋を歩くタイプのVRお化け屋敷は、初体験だったので、とても楽しかったです。

『怨霊病棟』は、リアルなら、自分から絶対に入り込まない世界へ入り込むという恐怖体験を味わえるものでした。




ふたつのお化け屋敷が『トラウマ』に勝てなかった理由

さて、『怨霊の金縛り屋敷』『怨霊病棟』は、確かにそこそこ怖くて、楽しかったのですが、満足度が凄く高かったという訳ではありません。個人的にはって事ですけど。

確かに『トラウマ』は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが手掛けている上に、別料金を支払うので、ひらパーやみろくの里が、クオリティーにおいて上回る事は難しい。

それでも、USJには及ばなくても、もう少し満足度の高いものにできたのではないかと、わたしは考えます。

で。

素人のおっさんが素人なりに考えて行き着いた答えが<没入感の深度>です。



『トラウマ』では、受付の方は衣装は着用しているものの、普通のキャストさんです。

しかし、一度、室内に入ると、そこにいるキャストさんは、『トラウマ』の演出の一部となっています。

つまり、その世界の住人、登場人物として、そこに存在するんです。

ゲストは、客観的な姿勢を貫こうとするのですが、その姿勢をとにかく崩してこようとするのが『トラウマ』のキャストさんでした。



翻って、『怨霊の金縛り屋敷』『怨霊病棟』はどうだったかというと、受付の方はもちろん、お化け屋敷内のスタッフさんも、あくまでテーマパークのスタッフさんとして、ゲストに接します。

これでは、ゲストの客観的姿勢を、そのままVRお化け屋敷に持ち込んでしまう事になります。

そうすると、VR映像で主観的な演出を施していても、分析しながらお化け屋敷を体験する訳になります。

結果、ゲストは、怖がる事よりも分析する事の方に重点を置く事に。

これでは、没入感を武器にするVRの良さが、大きく損なわれてしまう訳ですね。



極度の怖がりの方には、これは良い事です。体験するハードルが下がりますから。

でも、VRのお化け屋敷を体験したいって人は、わたしのように「怖いもの大好き!」という、ほんの少しだけ頭のネジが飛んでいる人だと思うんです。

そういうタイプの人間が期待するのは、やはり「どれだけ怖がらせてくれるか」だと思うんですよね。

なので、もう少し、VRの映像や演出、セットだけでなく、スタッフさんも含めたストーリーをそこに与えて欲しかった。




VRゴーグルを付ける理由

VRのお化け屋敷を成立させるのって、やっぱり難しいんだなと、今回2つのお化け屋敷を体験してわかりました。

というのも、VRゴーグルというものを付ける事自体が、没入感を奪うんですよね。これはジレンマです。

確か『トラウマ』は、実験としてゴーグルを被験者に付け、何が起こるかを観測するという設定だったと思います。

『怨霊の金縛り屋敷』『怨霊病棟』のどちらも、その点においては、何も作り込まれていませんでした。


「VRのお化け屋敷を製作する以上、VRゴーグルを付けるのは当たり前」って事で、VRゴーグル装着の理由をスルーしがちなんですけど、実はスルーしてはいけない事なんですね。

VRゴーグルを付ける時点で、ゲストは「これはあくまでお化け屋敷で、作り物」と頭の中で理解します。

そんなゲストに没入感を感じてもらうには、VRゴーグルを付ける理由をストーリーの中に組み込んでいくしかない。

すごく手間と時間がかかる。

でも、それらをおこなった時、ゲストの満足度は、いい感じに高いものになるのではないかと、おっさんは思った訳です。




今回のまとめ

そこそこの料金で体験できるという点を考えると、作り込みの甘さは仕方がないと感じる方もいると思います。

わたしもそう思ったのですが、できれば、追加料金が発生しても良いので、もうちょっと作り込んでも大丈夫なんじゃないかな??って、ふと、思いました。

ウォークスルー型のお化け屋敷とVRのお化け屋敷って、おそらく、作り方がかなり変わってくるような気がします。

2020年以降も、いろんなお化け屋敷が登場すると思うので、ぜひとも、VRのお化け屋敷たち、リベンジして欲しいです。



そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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フリー写真素材ぱくたそ さんからお借りしました。



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