あなたもSNSで呪われる――

今回ご紹介する映画:『アンフレンデッド』(UNFRIENDED)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)


予告編動画




『アンフレンデッド』のあらすじ

ある動画がネット上に公開されたことが原因で、ローラ・バーンズは自ら命を絶ってしまう。1年後、彼女の幼なじみと友人たちがSkypeで雑談していると、見知らぬアカウントが死んだローラとして話しかけてくる。やがてローラの死に隠されたうそがオンラインで暴露され、一つ明かされるたび、彼らのうちの1人が亡くなり……。(シネマトゥデイ『アンフレンデッド』


『アンフレンデッド』公式ホームページ


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SNSって、皆さんは使ってますか?
私は、SNSをほとんど使用したことがありません。Facebookやmixiとか、登録して、そのまま放置って状態です。けど、活用すると、いろいろ便利そうですけどね。

今回は、SNS上だけで物語が展開する新感覚ホラー映画『アンフレンデッド』の感想を書いていきます。なんばパークスシネマという劇場で、公開日翌日に鑑賞しました。

実話を基にした映画ではありませんが、実際にありそうで、かなり気味の悪い作品です。タイトルは『アンフレンデッド』で、「アンブレンデッド」「アンフレンディッド」「アンフレンデット」とか、言い間違えやすいので、ご注意を。



『アンフレンデッド』映画情報

『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが製作を手掛け、全編PCに表示されたSNSの画面だけで展開する新感覚ホラー。仲良しグループが、ネットいじめで自殺した少女の怨念に襲われる恐怖を描く。メガホンを取るのは、『エターナル −奇蹟の出会い−』などのレヴァン・ガブリアーゼ。さまざまなSNSサービスが普及して便利な反面、時に人を傷つける凶器にもなり得てしまう現代のネット社会を背景にしたストーリーにゾッとする。(シネマトゥデイ『アンフレンデッド』


『アンフレンデッド』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:レヴァン・ガブリアーゼ
脚本・製作:ネルソン・グリーヴス
製作:ティムール・ベクマンベトフ
製作総指揮:ジェイソン・ブラム
撮影・共同製作:アダム・シドマン
美術:ハイディ・コレート
衣装:ヴェロニカ・ベレニキナ
編集:パーカー・ララミー / アンドリュー・ウェズマン
アートディレクション:崎田孝大
デザイン:大野加央里
編集:奥村裕

キャスト
ブレア:シェリー・ヘニッグ
ミッチ:モーゼス・ストーム
ジェス:レニー・オルステッド
アダム:ウィル・ベイツ
ケン:ジェイコブ・ワイソッキ
ヴァル:コートニー・ハルヴァーソン
ローラ・バーンズ:ヘザー・ソッサマン



『アンフレンデッド』の感想

ネットでの評価は、「怖くない」とかで、かなり低めなんですが、私は、かなり怖かったです。

ホラー映画としては、とても面白く、イマジネーション豊かな人だと、この映画は怖く感じるんじゃないかな。

SNSの画面上だけでストーリーが進行するってどういうことなんだろうと思っていたのですが、上手に物語を進めていて、アイデアと演出、役者さんの演技、全てが光っている挑戦的な作品でした。

ホラー映画好きなら、チェックすべし!



『アンフレンデッド』の良いところ

とにかく、アイデアがユニーク。一発勝負系の映画ではありますが、脚本がしっかりしているし、俳優さんも難しい演技を要求されているにも関わらず、きちんと演技されていて、ハラハラドキドキしました。

90分程度の映画なんですが、観客を飽きさせないよう、随所に工夫も盛り込まれていて、あっという間の90分でした。

呪いといっても、必然がちゃんとあり、オチもホラー映画らしく、また本作ならではのものでした。

製作に携わっている人たちが、この作品に対し、ちゃんと面白いものをつくろうとしている熱意が作品から伝わってきました。

SNSの特性を上手に活かした良作です。



『アンフレンデッド』の悪いところ

関係者にしか呪いが及ばないという点で、恐怖を感じない人がいるのかもしれません。またSNSを利用していない人も、他人事のように見てしまい、いまいち怖い、恐ろしいって思えないかも。ただ、その点、映画に入り込むスタイルの人は想像力をもって、いろいろと補うので、かなりの恐怖を感じることができるはず。

唯一の不満点は、登場人物の自殺方法について、もっとホラー映画っぽいものでも良かったかな。大きく目を見開いて、口を開けて画面に映るとかね。

クリーチャーなどは登場しない、雰囲気ホラーなので、注意が必要です。



『アンフレンデッド』のまとめ

個人的には、『ブレアウィッチ・プロジェクト』の進化系ともいえる作品。『ブレアウィッチ・プロジェクト』は映画だけでは完結しない作品で、クロスメディアともいうべき、様々な媒体でストーリーが展開されました。この『アンフレンデッド』も、この映画にとどまらず、ドラマ、特番、本など、様々な媒体で展開し、新しい都市伝説に進化できる可能性を秘めています。

ネット上で自分の命がスーパーナチュラル的なものに脅かされるというのは、ネットを日常的に使用している者としては、とても怖い。

個人的に、すごくオススメの映画。Blu-rayが発売したら、購入したいです。



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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『アンフレンデッド』ネタバレあり感想

呪いの動画を開けて、SNSで繋がっている人たちが次々と呪いに感染する。。。みたいなストーリーを想像していたのですが、もっとシンプルで、ネットでいじめられた少女の復讐劇のようなものでした。この作品の怖いところは、この作品では直接いじめた同級生たちが餌食になっていますが、そういった人たちがいなくなった後、ローラは、もしかしたら、ネットでローラをバカにした人々のところにも現れるかもしれないというところ。ローラはインターネット上のスペシャルなクリーチャーに進化したのかもしれないですね。

人間の表と裏の部分がほどよく出ていて、なんとも嫌ぁな気持ちになるけど、生きるってことは、そういうことだよねぇ、なんて。でも、なんでも、やり過ぎたらダメなわけで、自分の行動の結果がどうなるのか、ちゃんと考えないといけないということを、改めて感じました。



『アンフレンデッド』のレビューや評価

アイデアはいい反面、ずっとPC画面上で展開するため、登場人物や複数ウインドウにより情報量が多く、見るのにやや疲れてしまいました。
また、ホラー映画には溜めの部分も必要だと思いますが、何せ新感覚SNSホラーなので展開が速く、あまり怖くありません。この怖くないというのはホラー映画では致命的だと思いました。

アイデアは面白いと思いますが、ホラー映画なのにぜんぜん怖くないのはいかがなものかな?

83分と見やすく、夏にぴったりのホラーなので楽しむ目的で行けば一見の価値はあります。


YAHOO!JAPAN映画『アンフレンデッド』