映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年9月10日に公開した記事を再編集したものとなっております。




2016年に、珍走団からもじった可哀想なタイトルがついたVシネマシリーズ『賃走談』の第二弾をAmazonプライムビデオにて鑑賞しました。

今回は50分という、前作からさらに短くなった本作ですが、短いながら、なかなか楽しめました。

ということで、今回は、『賃走談 2号車』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。




『賃走談 2号車』について

製作:2014年日本

日本公開日:劇場未公開

上映時間:0時間50分(50分)

オススメ度:★★★☆☆(三つ星)




予告編動画





簡単なあらすじ

乗ったら死ぬの?死んだら乗るの?



業界初になるかもしれない、ホラーオムニバス第二弾!

幅広いキャストで製作された、今まで、ありそうで実はなかったタクシーにまつわる怪談にスポットを当てたホラー。

今回は、「かえってきた女」「チイちゃん」「くりかえす最後の記憶」「怪談タクシー」の全4話を収録。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『賃走談 2号車』

会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

本ページの情報は2025年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。




hulu

会員の方は、本作を見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

紹介している作品は、2025年6月時点の情報です。

現在は配信終了している場合や、動画レンタル・動画購入対象作品に変更している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。




Amazonプライムビデオ『賃走談 2号車』(プライム会員用)

Amazonプライムビデオ『賃走談 2号車』(レンタル・販売用)

プライム会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。

会員でない方は、動画レンタルor動画購入にて、鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

2025年6月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。




music.jp

会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

2025年6月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。




スタッフ・キャスト

監督・脚本:古賀奏一郎、吉川久岳

出演者:早織、三瓶みなみ、向里憂香、志村勇樹、岡村優、島田惇平、早坂夏海、福田美姫







『賃走談 1号車』のネタバレなし&ネタバレあり感想





おっさんのネタバレなし感想

『賃走談 2号車』の全体的な感想

本作も前作同様、4つのエピソードから成る作品となっています。

ただ前回のような凝った構成にはなっておらず、かなりシンプルなつくりになっており、また幽霊の怖さというよりは、切なさをメインに押し出した風変わりなオムニバスでした。




このシリーズは、懐かしい雰囲気の怪談ドラマなので、個人的には、割と好きだったりします。

こういう類の作品って、本当に少なくなってしまいましたから。




怖い、というよりは悲しいし、後味の悪いものもあるので、前作に比べると、若干おすすめしにくい部分があります。

ただ、映画が好きな人なら、それなりに楽しめる作品に仕上がっています。




1作目とは異なる雰囲気とアプローチで、タクシーにまつわる怪異を描写していて、個人的には、前作より好きかもしれません。



「帰ってきた女」の感想

タクシーをテーマにしていながら、通常とは異なる視点で、怪談を描く異色のエピソード。

個人的には、すごく好きなストーリーです。




「チイちゃん」の感想

こちらもタクシーの怪談でありながら、異質な視点から怪異を描く物語。

多くを語らないという雰囲気は良いのですが、怪談としての理屈が合わず、そこが残念です。




「くりかえす最後の記憶」の感想

本シリーズ一番の失点であるエピソード。

タクシーが関係なくなり、ストーリーがつかみにくく、さらに後味が悪いというエピソードです。

主人公の女の子と、掃除をしているおじいさんの役者さんが良かった。




「怪談タクシー」の感想

今までの怪談とは趣の違う、良い雰囲気のエピソード。

個人的には「帰ってきた女」同様、切なく悲しいのですが、大好きなエピソード。

オチもあって良かったです。




口コミレビューや評価

下記サイトで『賃走談 2号車』レビューや評価をチェック!

Filmarks



今回のネタバレなし感想のまとめ

なかなかユニークなシリーズでした。

若干、タクシーと関係ないんじゃない?って思う人もいるかもしれないですね。

けれど「くりかえす最後の記憶」以外は、タクシーが重要な役割を担っているので、ありかなしかでいうと、ありなんじゃないかな?




洋画ホラーに慣れ親しんでいる人にはオススメしないですが、邦画ホラーが好きな人にはオススメ。

けれど、過度な期待は禁物です。




という事で、ここまでは『賃走談 2号車』のネタバレなし感想でした。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!




この下にネタバレあり感想を書いております。

本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。

まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。




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ネタバレあり感想

前作の舌抜き女に関するエピソードがなくて残念。

全く別物ということなんですね。




さて、「チイちゃん」というエピソードなんですが、どうも釈然としないんですよね。

なぜ、少女を連れ去る必要があるのか。

リボンを渡せば、それで良いのでは?

タクシーの運転手は事故で亡くなっている訳ですから、子供に危害を加える必要がないんですよね……うーん。




また「くりかえす最後の記憶」は、ラストに主人公が犯人の前に現れても良かったんじゃないだろうか。

あれで終わりではあまりにも後味が悪すぎる。

男に狙われた理由もわからなくはありませんが、いまいちですし。




あと一歩という感じがするんですが、それでも、今回はタクシーを小道具として使用したエピソードのアイデアの勝利という感じでした。



という事で、『賃走談 2号車』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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