ザ・ウォーク(原題:THE WALK)

予告編動画

公式ホームページ:http://www.thewalk-movie.jp/

<あらすじ>
1974年。フランス人の大道芸人フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、誰も考えついたことのない挑戦をすることに。それはニューヨークのマンハッタンにそびえ立つ2棟構造の高層ビル、ワールド・トレード・センターの屋上と屋上の間にワイヤーロープを張って命綱なしで渡っていくというものだった。そして、ついに決行の日を迎えるフィリップ。地上110階の高さに浮いているワイヤーを、一歩、また一歩と進んでいく彼だったが……。by シネマトゥデイ

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実在の人物フィリップ・プティが成し遂げたワールドトレードセンター間の綱渡りの実話を、ロバート・ゼメキス監督が映像化。息を呑むような風景をCGで描きだす、その手腕はさすが。ネットでの評価もそこそこ評判良いみたいです。

今回は「ザ・ウォーク」の感想を<ネタバレあり>で書きます。未見の方は読まないでね~。

<ネタバレなし感想> ザ・ウォーク IMAX3Dで観るべき映画 高所恐怖症の人は要注意
http://ossan.ossan999.com/archives/thewalk.html


◆感想

映画館で観るべき映画。家の中でDVDで鑑賞しても、正直意味のない映画です。映画館で鑑賞すると、かなり面白い。けれど家で観ると普通の映画と感じてしまうかもしれません。

ぜひ映画館でIMAX 3Dで「ザ・ウォーク」を鑑賞してください。その映像に吸いこまれてしまいますよ。

脚本がとても上手で、テンポが速く、飽きのこないストーリー展開です。

劇中でワールドトレードセンターはニューヨーク市民から「まるで巨大な箱だ」と不評だったというエピソードがあります。しかし、ラストでは、この綱渡りを仕掛けた仲間の一人がワールドトレードセンターを眺めながら、「今は違う風に見える」とつぶやきます。そしてアニーは「あなたがビルに命を吹き込んだ」とフィリップに話ます。犯罪をしてまで綱渡りを行ったフィリップがワールドトレードセンターに、その存在理由を与えたというのは、なんとも不思議です。このセリフが心の中に響きました。


◆良いところ

2008年製作のドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」では描けなかったワールドトレードセンターの綱渡りを目撃できるというだけで、この映画を観る価値はあります。CGといえど、素晴らしく美しい。ロバート・ゼメキスは、CGを上手に扱える数少ない監督の一人。ワールドトレードセンターの屋上から覗ける、CGで描かれるニューヨークの街並みは、とても美しく素晴らしい。CGで製作されたとは思えない出来栄えです。ワールドトレードセンターがすでに存在しないなんて思えないほどのリアリティが、そこにあります。

ちなみにアメリカでの試写の時、嘔吐してしまう人がいたほど。それくらいの臨場感を楽しむ事ができます。

映画途中で、フィリップがサーカスの綱を勝手に渡ろうとするシーン。このシーンで最後にバランスを保つための棒を落としてしまうのですが、このシーンなんて、反射的にその棒を避けてしまいますよ。映画館で観ていた人たちのほとんどが、体を動かしていました。ワールドトレードセンターにワイヤーをかけようとするシーンも息を呑むほどの臨場感と緊張感を味わえます。

色々と映像的に仕掛けがあるので、やっぱり3Dで「ザ・ウォーク」を楽しんでください。


◆悪いところ

フィリップは芸術家で、かなり我が儘です。犯罪に手を染めてまで自分の夢を実現させようとする、しかも、その夢の実現に他人を巻き込むという性格の人物。ですので、フィリップに共感できないとアウト。この映画を楽しむ事ができません。

この1点が評価の分かれ目ではないかと思います。

私は、こういう人に憧れがありますし、共感する事ができたので、うまくハマり、かなり楽しめました。


◆まとめ

フィリップの魅力に憑りつかれた男性陣を見ると、なんだか男の子たちが悪だくみしていて、一緒につるんでいる女の子が「やれやれ」と皆を見守っている、そんな風に見えます。

なんとも不思議な懐かしさを感じました。

高所恐怖症の方には、あまりオススメできませんが、高所恐怖症でなければ、ぜひ映画館で鑑賞してみてください。

「一生に一度の狂った世界を楽しめ」


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