映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年6月12日に公開した記事を再編集したものとなっております。




ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた町』を髣髴とさせる、懐かしい雰囲気を纏うSFホラー映画『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』。







「未体験ゾーンの映画たち2016」にて上映されていた作品となっていて、B級映画好きやZ級映画好きならチェックせざるを得ない洋画です。

2016年6月当時、新作としてDVDのレンタルがスタートした時に、ネットレンタルして、ワクワクしながら鑑賞したんですよね。




という訳で、今回は『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。

まだ本作を鑑賞していないという方は、今回のネタバレあり感想について、スルーして頂けると幸いです。







ネタバレなし感想





ネタバレあり感想

『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』のみどころ

とにかく町を徐々に征服していく「なにか」の描写が、とても不気味で気持ち悪く、良い感じに仕上がっています。

この映画の持つ不気味さ、気持ち悪さは、肌に粘着するかのような、なんだか粘り気のある、そんな感じのものです。




背中を見せて、顔を見せないようにしている。

突然、猛スピードで人間に突進してくる。

口と目が異様なほど大きく開く。

表情が乏しい。




とにかく小さな違和感の連続で、それが次第に大きくなり、いよいよ破裂するか!というところで、銀行の中で、おばあちゃんが口の中から内蔵を吐き出すというショッキングシーンが登場し、一気にパニックになるという展開は、なかなか良かったです。

不気味な映画を鑑賞したいなら、一度、この映画を観てみてください。

個人的にはおすすめ。




撮影方法が雑な『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』

物語そのものはアイデア勝ちで素晴らしい作品です。

その反面、どうしてPOV風の映像にしてしまったのか、全くの謎となってしまいました。


もし、POV形式で、臨場感をどうしても発揮したかったのなら、せめて『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』のような設定にした方が良かった。








パソコンを持っていて、ちゃんと映像を編集した上で、Youtubeで動画をアップするという流れであれば、映像に違和感を感じることなく、ラストまで楽しむことができたのに、本当に残念でした。



この映像演出、カメラワークなら、普通の映画として製作した方が、絶対に良かったはずです。

主人公の一人の女性がトイレに入った後、個室の映像が流れた時は、さすがにビックリしました。

「え、もしかして、監督さんったら、そういうのが趣味なの??」って、おっさんとしては、妙にドキドキしましたよ。

まぁ、期待したような映像はありませんでしたけど。

あ、私は、そういう趣味ないですよ?ホントだよ??




口コミレビューや評価

下記サイトで『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



今回のネタバレあり感想のまとめ

アイデアはとても良かったのに、撮影手法で完全に自爆してしまった残念な映画。

主観的な映像とカメラワークは、緊張感を煽っている一方で、「この映像は誰が撮影しているの??」って、冷静になってしまう部分が多々あり、とてももったいない映画でした。




それでも、以前このブログで感想を書いた『人間まがい』よりは、ラストまで鑑賞することができる映画にはなっています。

映像ブレは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の如く、とても激しいので、その点だけは注意が必要です。




という事で、今回は『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




DVD・Blu-ray




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