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<彼女>が目覚める。


今回ご紹介する映画:『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』
原題:『THE MUMMY』
製作:2017年アメリカ
日本公開日:2017年7月28日
上映時間:1時間50分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)



予告編動画




『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のあらすじ

アメリカ軍に所属しているニックとクリスは、イラクにて反乱軍の偵察を任せられていたのだが、ニックが考古学者のジェニーから盗み出した宝の地図と手紙を元に、反乱軍の拠点に眠っている宝を横取りしようと企む。だが、反乱軍に見つかり、絶体絶命のピンチ。空爆の要請をして、なんとかピンチを脱する二人の前に現れたのは、歴史の闇に葬られたアマネット女王の墓を発見してしまう。

ニックとクリスは、上官に叱られた上、ジェニーにも地図を盗んだ事がわかってしまい、ニックはバツが悪い。上官はニックとクリスに、アマネットの墓を調査するジェニーの手伝いを命じる。

地底に隠されていた墓を調べるジェニーは、この墓は単なる墓ではなく、監獄であるという決断をくだす。しかし、ジェニーがそれに気付く前にニックが一足先に、墓を動かしてしまい、邪悪な女王が覚醒してしまうのだった。




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ユニバーサルが贈る往年の怪奇映画リブート企画「ダークユニバース」の第一弾として登場したのが、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』です。『ミイラ再生』という作品をリブートした本作。以前にスティーブン・ソマーズ監督が『ハムナプトラ』という作品でリメイクした事がありましたね。

『ハムナプトラ』はアクションあり、ホラー要素ありのB級映画でございましたが、今回はトム・クルーズ主演という事で、アクション全開のド派手な作品でございますな。

トム・クルーズが、こういうタイプの映画に参加するというのは、非常に珍しく、すごく楽しみ。

という事で、今回は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の感想を書いていくんだぜ?




今回利用した動画配信サービス

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『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のスタッフとキャスト

監督・プロデューサー:アレックス・カーツマン
プロデューサー:クリス・モーガン、ショーン・ダニエル
エグゼクティブプロデューサー:サラ・ブラッドショウ
脚本:デヴィッド・コープ、ジョン・スぺイツ、クリストファー・マッカリー

出演者:
ニック:トム・クルーズ
アマネット:ソフィア・ブテラ
ジェニー:アナベル・ウォーリス
ヴェイル:ジェイク・ジョンソン
グリーンウェイ大佐:コートニー・B・ヴァンス
ジキル博士:ラッセル・クロウ
マリク:マーワン・ケンザリ

日本語吹き替え版声優:
ニック:森川智之
ジェニー:沢城みゆき
アマネット:ベッキー
ジキル博士:山路和弘
ヴェイル:中村悠一
グリーンウェイ大佐:高岡瓶々
マリク: 鈴木達央




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『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の感想

普通に面白い映画でございました。難しい事を考える必要なく、トム・クルーズの映画らしい、超絶エンターテインメント作品となっております。

今回、トム演じる主人公が決してスーパーヒーローでないところがポイントで、主人公サイドが笑いを担当し、敵側がシリアス担当という、実にハリウッド映画らしいアクション映画に仕上がっていました。

アクション映画好きであれば、普通に楽しめる作品。中だるみする事なく、ひたすらに派手は映画でございましたな。




『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の良いところ

トム・クルーズが手も足もでない

普段のトム・クルーズであれば、非常に優秀でヒーローのような活躍を見せる事が多いのですが、最近の『ミッション・インポッシブル』では、1人だけの活躍ではなく、チームとして活躍してみたり、コミカルな演技をしてみたりといった、いわば新境地にトム自身がチャレンジしているという印象があります。

本作も今までのトムとは違う作風で、敵が古代の秘術を使う女王なんですね。で、トム・クルーズ、戦うんですが、まぁ、手も足もでない。一撃でやられたりするんですよ。そりゃ、他の作品では見る事ができない表情を堪能する事ができるし、笑いを誘うようなシーンが多かった。かなり新鮮味のある作品でございましたな。

アクション映画が好きなら楽しめるのですが、それ以上に映画好きなら、「こんなトム、みたことない!」という事で、ユニークな楽しみ方ができる事でしょう。



ストーリーがまとまっている

壮大なスケールのわりには、意外とこじんまりした物語になっていて、非常にわかりやすくなっています。「どういう意味?」など、引っかかるような点はなく、また説明もナッシング状態で、完全に開き直って制作されているところに好感が持てました。

本作で明かされなかったものについては、「ダークユニバース」の次回作以降に明かされるのかな?最初から最後まで、とことん派手で、鑑賞しやすい構成になっていて、いろんな人にオススメできます。




『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の悪いところ

目新しいアイデアはナッシング

一言で表すと、本作は『ハムナプトラ』のアップデート版。『ハムナプトラ』というB級アクションホラー映画を超A級エンタメ映画に昇華させた作品でございます。そのため、『ハムナプトラ』に登場するような、様々なアイデアは本作にはなく、全ての演出が、いわば予想の範囲内といった感じです。

「なにか、変わった要素が欲しい」という方には、消化不良の感は否めないかもしれません。




『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のまとめ

まさかの着地点にビックリしつつ、十分、満足感のいく作品でございました。楽しかったよ!トムの珍しい演技を見る事もできるし、ラッセル・クロウとの共演という贅沢な2ショットも見る事ができるので、映画好きはニヤリとしちゃう作品ですな。



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『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』ネタバレあり感想

ラッセル・クロウ演じるのが、まさかジキル&ハイドだとは思いませんでした。彼が「ダークユニバース」におけるキーマンとなるのですが、彼の物語も、そのうち、制作されるのかもしれませんね。

また、ラストでトム演じる主人公が、まさか神様になるとは、夢にも思いませんでした。という事は、「ダークユニバース」は、最終的に、とんでもない映画になるのではないか??一体、どういうところに持っていくんだろう?この後の展開が非常に楽しみになる作品でした。




『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のレビューや評価

テンポ悪いし、前置き長いし、ジキルとハイドとかいらんエピソードあるし、中途半端で退屈でした。

「インディージョンズ」的な内容を期待していて、そういう意味では映像的には楽しめました。いい意味でCGぽくなく、リアルな迫力を感じられた映画でした。ただストーリーが残念。

驚異の迫力映像と冒頭から息もつかせぬ怒涛のアクションの連続に圧倒されつつ、コミカルな場面も有り楽しめました。


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