映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、TSUTAYA DISCASでBlu-rayレンタルして鑑賞した映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。




『THE BATMAN -ザ・バットマン-』について

原題:『THE BATMAN』

製作:2022年アメリカ

日本公開日:2022年3月11日公開

上映時間:2時間55分

オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)




予告編動画





簡単なあらすじ

両親を殺害され、復讐を誓ったブルース・ウェイン。

彼は、ある時から、コウモリのコスチュームに身を包み、<バットマン>として、ゴッサム・シティでの自警活動を開始していた。

<バットマン>は、やがてゴッサムの住人から、畏怖の対象として恐れられるようになっていった。

ある日、選挙戦を控えるゴッサム・シティの市長ドン・ミッチェルが、リドラーを名乗る犯人に襲撃され、殺害される。

リドラーの残した「なぞなぞ」を解読していき、リドラーへ近づくバットマン。

しかし、それをあざ笑うかのように、リドラーの犯行は続く。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『THE BATMAN -ザ・バットマン-』

会員の方でも、追加料金が必要となります。

配信期限は、2022年12月31日まで。視聴の際は注意してください。

本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。




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プライム会員の方でも、追加料金が必要です。

動画レンタル、または動画購入で、視聴が可能でございます。

配信期限がありますので、ご注意ください。

2022年10月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。




スタッフ

監督・脚本:マット・リーヴス

脚本:マットソン・トムリン

製作総指揮:マイケル・E・ウスラン、ウォルター・ハマダ、シャンタル・ノン・ヴォ
サイモン・エマニュエル

音楽:マイケル・ジアッキノ




キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)

ブルース・ウェイン/バットマン:ロバート・パティンソン(櫻井孝宏)

オズワルド・コブルポット/ペンギン:コリン・ファレル(金田明夫)

リドラー:ポール・ダノ(石田彰)

キャットウーマン:ゾーイ・クラヴィッツ(ファイルーズあい)

ファルコーネ:ジョン・タートゥーロ(千葉繁)

アルフレッド・ペニーワース:アンディ・サーキス(相沢まさき)

ジェームズ・ゴードン:ジェフリー・ライト(辻親八)

トーマス・ウェイン:ルーク・ロバーツ(森久保祥太郎)







基本的に見る前に予習する必要はない映画

本作は、単独で製作されたバットマン映画となります。

そのため、前作にあたる作品は存在しません。

クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト・トリロジー』と関連はなし。



また、現在、様々な作品が製作されている<DCエクステンデッドユニバース>(『ジャスティス・リーグ』関連)との繋がりもありません。

もちろん、ティム・バートン版の『バットマン』とも関係なしです。

ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』とも世界観を共有しない。

『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は、全く異なる世界線の話となりますので、本作からスタートして大丈夫です。




……なのですが、バットマンについての最低限の予備知識はあった方が良い感じですね。

ブルース・ウェイン自身の話が劇中でほとんどないため、ウェインがバットマンになる理由や、アルフレッドの存在、ウェインがどうしてお金をたくさん持っているか等、今までバットマンに触れたことのない人は、首を傾げてしまう可能性があります。

そういう意味では、ティム・バートン版やクリストファー・ノーラン版を先に鑑賞して、最低限の知識を持った上で鑑賞すると、より楽しめるかもしれません。









おっさんのネタバレなし感想

1作目なのにとにかく長い!

本作は、三部作の第一作になっておりますが、とにかく長い!

約3時間もの超大作に仕上がっております。

個人的には、本作1本で終わるなら、このボリュームでも良いと思うのですが、これがシリーズの始まりであるなら、2時間以内にはおさめた方が良かったように思います。

3時間作品になると、途中で集中力が途切れてしまい、内容がよほど面白くないと、長いなぁという感想が先に来てしまうように思います。

そうなると、次回作以降は見ないという選択をする方も出てくるので、シリーズ物では、しょっぱなから3時間の作品は製作しない方が良いと思うんですよね。

Blu-rayをレンタルして、まさか3時間の作品とは思わず、見る前から「長い……」ってつぶやいてしまった。




暗いアクション映画好きなら面白い

本作は、基本的にダークな雰囲気で統一されております。

人によっては、「暗くて派手さがない映画」ってなってしまうかも。

派手ではないけれど、抑えめのアクションとダークな世界観がお好きな方であれば、普通に楽しめる作品となっております。




盛り上がりに欠けるラスト

本作は、基本的に、ストーリーそのものに盛り上がりを設けているわけではないんですね。

一応の盛り上がりはあるのですが、派手さや格好良さ、爽快感は存在しないため、ちょっとストレスを感じます。

そんな中、本作のラストあたりの展開についても、盛り上がりに欠けるものになっておりました。

個人的に期待していた展開は用意されておらず、不完全燃焼感が否めない。

3時間引っ張っておいて、それかぁ……という展開でございました。

あまり期待すると、肩透かしを食う作品かな?




つまらない印象を残しやすい映画

『ダークナイト・トリロジー』とは違い、ヒーロー映画の文法を、排除できるだけ排除した感じのある本作。

盛り上がりに欠けるストーリー、多すぎる登場人物、不完全燃焼なラストバトル、約3時間の超大作……この全てを楽しめる人であれば、本作は神作になると思います。

どれかひとつでも引っかかってしまうと、普通に面白い映画という感想に落ち着くかな?

2つ以上引っかかると、おそらく「つまらない映画」となってしまう恐れがありますね。

DCコミックやバットマンがとても好きな方であれば、オススメできるけど、上記の部分で引っかかる可能性があるという方には、ちょっとオススメしにくい映画でございます。




続編やスピンオフについて

『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は、全三部作構想なのですが、続編についての情報は、記事作成時点では発表されておりません。

代わりに、本作に登場したペンギンを主役に据えたドラマ『The Penguin』の製作が予定されております。

その他にも、スピンオフ映画の企画、スピンオフドラマの企画が進行中とのこと。

また、スピンオフコミックにてリドラーのストーリーが補完されるようです。

かなりの数の作品が製作予定となっているため、気になる方は、今後の情報を、チェックしてみては、いかがでしょうか。




Yahoo!映画での口コミレビューや評価

ヤフー映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』でレビューや評価をチェック!



今回のネタバレなし感想のまとめ

『ダークナイト・トリロジー』は、リアルとエンタメ、ヒーロー物のバランスを重視した作品になっておりました。

本作は、ヒーロー物とエンタメを極力排除して、ダークな雰囲気を詰め込めるだけ詰め込み、リアルを追求したバットマンということで、好みの分かれるところですね。

個人的には、もうちょっとエンタメ要素を入れても良かったのでは?って思ってしまいました。




という事で、今回は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!




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