映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2015年10月18日に公開した記事を再編集したものとなっております。ご了承ください。
今回は、B級映画の帝王ジョン・カーペンター監督の『ザ・フォッグ』をリメイクした作品『ザ・フォッグ(2005年リメイク版)』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
オリジナル版の感想は、すでに書いております。
製作:2005年アメリカ、カナダ
日本公開日:2006年7月29日公開
上映時間:1時間39分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
これは、街の設立に携わった4人をたたえる創立記念日の祭りだった。
その夜、街全体は、突然発生した深い霧に飲み込まれてしまう。
何者かに導かれるように帰省していたエリザベスは、元恋人であるニックとともに、謎の霧と、それに伴う怪現象に立ち向かう。

会員の方は見放題にて視聴可能。
視聴期限がありますので、ご注意ください。
本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
製作総指揮:デレク・トーチ、トッド・ガーナー、ダン・コルスラッド
製作:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、デヴィッド・フォスター
脚本:クーパー・レイン
撮影:ネイサン・ホープ
音楽:グレーム・レヴェル
エリザベス・ウィリアムズ:マギー・グレイス(斎藤恵理)
スティーヴィー・ウェイン:セルマ・ブレア(日野由利加)
スプーナー:デレイ・デイヴィス(駒谷昌男)
トム・マローン:ケネス・ウェルシュ(稲葉実)
マローン神父(ロバート):エイドリアン・ハフ(青山穣)
キャシー・ウィリアムズ:サラ・ボッツフォード(泉裕子)
アンディ・ウェイン:コール・ヘッペル(松元恵)
ダン:ジョナサン・ヤング(咲野俊介)
本作は、そのリメイクということで、アウトラインはオリジナル版と一緒になっております。
人によっては、ストーリーもオリジナル版と同じと感じるかもしれません。
個人的には、ストーリーは変更されていると思います。
キャラクターの設定についても、一部、変更されており、この点が本作にマイナスに作用してしまった感がありました。
濃霧が町を包み込み、その霧の中で、得体のしれない何かが蠢いている……その霧から、どうやって逃げるのか?という基本的な部分は、オリジナル版と同じです。
オリジナル版は、それ以上でも、それ以下でもなく、シンプルに製作されておりました。
多くを語らず、不気味なシーンの連続で、観客をハラハラドキドキにさせる。
個人的に、オリジナル版は、パーフェクトなクオリティーなんですよね。
しかし、リメイク版は、なぜ怪現象が起きているのかという理由に重点が置かれておりまして、「いや、今はそれどころではないのでは??」と突っ込みというか、首をかしげてしまう感じでございました。
不気味なシーンはもちろんあるし、CGが立派になって迫力も上がっております。
俳優さんのメイクも、オリジナル版より、おぞましいものに進化しているんですよね。
良いところはあるのだけど、ストーリーがダメな方向で構成されてしまっているため、演出に集中できないところが、とても残念でした。
せっかくの各場面の印象が希薄になってしまっていましたね。
なんとも、もったいない感じ。
個人的に、本作で一番納得がいかなかった点がラストシーンですね。
オリジナル版は、「これぞB級ホラー映画!」って感じの、お約束的な終わり方。
しかし、リメイク版はヒロインのエリザベスの設定が変更になっているため、エンディングがオリジナル版とは異なっておりました。
で、個人的に、「この終わり方は良かったのか??」と感じてしまうラストだったんですよね。
唐突な設定を使用した終わり方だなと、おっさんは感じました。
オリジナル版を鑑賞していなければ、もしかしたら、普通に面白いホラー映画かも??
オリジナル版をすでに鑑賞してしまっている場合は、あまり期待しないで鑑賞した方が良いかもしれません。
という事で、今回は『ザ・フォッグ(2005年リメイク版)』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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今回の記事は、2015年10月18日に公開した記事を再編集したものとなっております。ご了承ください。
今回は、B級映画の帝王ジョン・カーペンター監督の『ザ・フォッグ』をリメイクした作品『ザ・フォッグ(2005年リメイク版)』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
オリジナル版の感想は、すでに書いております。
『ザ・フォッグ(2005年リメイク版)』について
原題:『THE FOG』製作:2005年アメリカ、カナダ
日本公開日:2006年7月29日公開
上映時間:1時間39分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
オレゴン州アントニオ島の港町アントニオ・ベイで開かれた記念祭。これは、街の設立に携わった4人をたたえる創立記念日の祭りだった。
その夜、街全体は、突然発生した深い霧に飲み込まれてしまう。
何者かに導かれるように帰省していたエリザベスは、元恋人であるニックとともに、謎の霧と、それに伴う怪現象に立ち向かう。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『ザ・フォッグ(2005年リメイク版)』会員の方は見放題にて視聴可能。
視聴期限がありますので、ご注意ください。
本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
スタッフ
監督:ルパート・ウェインライト製作総指揮:デレク・トーチ、トッド・ガーナー、ダン・コルスラッド
製作:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、デヴィッド・フォスター
脚本:クーパー・レイン
撮影:ネイサン・ホープ
音楽:グレーム・レヴェル
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
ニック・キャッスル:トム・ウェリング(竹若拓磨)エリザベス・ウィリアムズ:マギー・グレイス(斎藤恵理)
スティーヴィー・ウェイン:セルマ・ブレア(日野由利加)
スプーナー:デレイ・デイヴィス(駒谷昌男)
トム・マローン:ケネス・ウェルシュ(稲葉実)
マローン神父(ロバート):エイドリアン・ハフ(青山穣)
キャシー・ウィリアムズ:サラ・ボッツフォード(泉裕子)
アンディ・ウェイン:コール・ヘッペル(松元恵)
ダン:ジョナサン・ヤング(咲野俊介)
おっさんのネタバレなし感想
オリジナル版は、B級ホラー映画としては、クオリティーの高い作品でございました。本作は、そのリメイクということで、アウトラインはオリジナル版と一緒になっております。
人によっては、ストーリーもオリジナル版と同じと感じるかもしれません。
個人的には、ストーリーは変更されていると思います。
キャラクターの設定についても、一部、変更されており、この点が本作にマイナスに作用してしまった感がありました。
濃霧が町を包み込み、その霧の中で、得体のしれない何かが蠢いている……その霧から、どうやって逃げるのか?という基本的な部分は、オリジナル版と同じです。
オリジナル版は、それ以上でも、それ以下でもなく、シンプルに製作されておりました。
多くを語らず、不気味なシーンの連続で、観客をハラハラドキドキにさせる。
個人的に、オリジナル版は、パーフェクトなクオリティーなんですよね。
しかし、リメイク版は、なぜ怪現象が起きているのかという理由に重点が置かれておりまして、「いや、今はそれどころではないのでは??」と突っ込みというか、首をかしげてしまう感じでございました。
不気味なシーンはもちろんあるし、CGが立派になって迫力も上がっております。
俳優さんのメイクも、オリジナル版より、おぞましいものに進化しているんですよね。
CGで描かれている、生きているかのような奇妙な霧が、海の向こうからやってくるシーンや、それをバックに、子供が逃げる場面は、とても迫力があって、さらに不気味でした。
良いところはあるのだけど、ストーリーがダメな方向で構成されてしまっているため、演出に集中できないところが、とても残念でした。
せっかくの各場面の印象が希薄になってしまっていましたね。
なんとも、もったいない感じ。
個人的に、本作で一番納得がいかなかった点がラストシーンですね。
オリジナル版は、「これぞB級ホラー映画!」って感じの、お約束的な終わり方。
しかし、リメイク版はヒロインのエリザベスの設定が変更になっているため、エンディングがオリジナル版とは異なっておりました。
で、個人的に、「この終わり方は良かったのか??」と感じてしまうラストだったんですよね。
唐突な設定を使用した終わり方だなと、おっさんは感じました。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
ヤフー映画『ザ・フォッグ(2005年リメイク版)』でレビューや評価をチェック!今回のネタバレなし感想のまとめ
物語部分にひっかかるのは、オリジナル版を鑑賞しているからかもしれません。オリジナル版を鑑賞していなければ、もしかしたら、普通に面白いホラー映画かも??
オリジナル版をすでに鑑賞してしまっている場合は、あまり期待しないで鑑賞した方が良いかもしれません。
という事で、今回は『ザ・フォッグ(2005年リメイク版)』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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