映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年8月18日に公開した記事を再編集したものとなっております。




今回は、映画『ディスコード -DISCORD-』の続編となる映画『ディスコード/ジ・アフター』という映画のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。



原題が『THE PACT II』なんで、『ディスコード2』って邦題でも良いと思いますが、わざわざ『ジ・アフター』という邦題に付けたことに、なにか意味があるのかな?



本作のストーリーは、前作より3年が経過したところから始まります。

主人公は交代していて、本作では、新しいヒロインが登場します。

基本的にはニューフェイスの人物ばかりが現れて、前作とは違う「心霊ホラー×サイコホラー」を描写しております。




果たして、前作の謎はいろいろと解説されるのか。

そこに期待したいんですが、監督と脚本がバトンタッチ。

前作の監督は、製作にすら回っておらず、参加していない様子。

……これは、嫌な予感しかしない……。




ちなみに、本作は、TSUTAYAディスカスでDVDをレンタルした訳ではなくて、2016年8月当時に放送されていた、ニコニコ動画のホラー映画生放送で視聴しました。



『ディスコード/ジ・アフター』について

原題:『THE PACT II』

製作:2014年アメリカ

日本公開日:劇場未公開

上映時間:1時間36分(96分)

オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)




予告編動画





簡単なあらすじ

全ての謎が明らかになるとき、本当の恐怖が襲いかかる。



殺人現場の清掃員として働くイラストレーターのジューン。

母親の面倒を見ながら、イラストを書き、清掃員として仕事をこなすという、ヘビーな毎日を過ごしていた。

そんな彼女の恋人は保安官で、ある事件でFBI捜査官が現れたとジューンに告げる。

そのFBI捜査官は長年、殺人鬼・ジューダスを追い続けていたプロファイラーだった。

事件は、ジューダスの模倣犯による犯行だという。




ある日、ジューンの元に捜査官が現れる。

捜査官は、ジューンには本当の母親が存在していて、その母親は2年前に亡くなった殺人鬼・ジューダスの被害者であると伝える。

そのことを知らなかったジューンは、ひどく狼狽する。

さらに捜査官は、ジューンが今回の模倣犯のターゲットになっていることを教える。

何も考えられなくなったジューンは勢いで、捜査官を追い返すのだった。




それからというもの、謎の現象がジューンの周囲で起き始める。

と同時に、猟奇殺人も頻発。警察はジューンを疑い始めるのだった。

対抗策がわからないジューンは、ある人物とコンタクトをとろうとするのだった。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『ディスコード/ジ・アフター』

会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

本ページの情報は2024年2月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。




hulu

会員の方は、【2024年2月16日】より、本作を見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

紹介している作品は、2024年2月時点の情報です。

現在は配信終了している場合や、動画レンタル・動画購入対象作品に変更している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。




music.jp

会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

2024年2月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。




スタッフ・キャスト

監督・脚本:ダラス・リチャード・ハラム、パトリック・ホーバス

製作総指揮:ジェイミー・カーマイケル

製作:ロス・M・ディナースタイン

音楽:カール・サンドロール

出演者:カミーラ・ラディントン、スコット・マイケル・フォスター、マーク・スティガー、エイミー・ピエッツ、ニッキー・ミショー、パトリック・フィッシュラー、ケイティ・ロッツ







1作目のネタバレなし&ネタバレあり感想




おっさんのネタバレなし感想

全体的な感想

前作はそれなりな映画でしたけど、本作はすごく良い訳でもないし、悪い訳でもありません。

ただ、なんか、何かが足りないという感じの映画です。




全体的に唐突な展開が目立つ、雑な作り方の作品でした。

前作は、まだ色々なアイデアがあって、それなりに光るものがありましたけど、本作は普通のホラー映画です。

心霊ホラーとスリラーが、絶妙なバランスでストーリーを成立させていた前作に比べると、そのハイブリッド感も本作は中途半端。

わざわざ製作しなくても良いんじゃない?って感じの印象です。




蛇足感満載の作品。

前作で満足している人は、あえて本作を観る必要はありません。

個人的には、オススメできない作品です。




『ディスコード/ジ・アフター』の良いところ

前作に引き続き、不気味な雰囲気で、そこは良かった。

またストーリーについて、前作よりもわかりやすくなっています。

前作とは異なり、スリラー要素に重きを置いていて、前作との差別化を図ろうとしている努力が見えて好印象ですね。




『ディスコード/ジ・アフター』の悪いところ

前作を知らないとちんぷんかんぷんの映画なので、とにかく前作の鑑賞は必須です。



主人公の性格に違和感を覚えてしまって、わたしは、なかなか感情移入することができませんでした。

わたしは主人公に対し、すごく嫌な印象を抱いてしまって、鑑賞がちょっと辛い感じに。

とにかく嫌な人間で、霊能力を持つ、前作にも登場した少女が協力を拒むと罵倒したり、自分が困っているから他人はわたしに協力しなさいって態度が、すごく気に入らない。

自分は正しいと思っていて、他人は基本的に役立たずと考えているのが、腹がたちます。

物語が後半になるにつれ、主人公のいやな人間性が目立ち、イライラしてしまいました。




また、前作にはあったパワー、というか勢いがなくなり、ただ地味な映画になってしまっているのが残念。

前作は、ノリと勢いで脚本の粗さをごまかしていたのに、本作はパワーがなくなったため、冷静に「???」ってなっちゃう場面が、時々あります。

そのため、イマイチ、映画の世界に入り込むことができないという作品でした。




口コミレビューや評価

下記サイトで『ディスコード/ジ・アフター』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



今回のネタバレなし感想のまとめ

もっと、しっかり脚本を書けば、面白くなったはずの残念な映画でしたね。

前作は、気になる人はチェックして~と言うことができたのですが、本作はちょっとオススメできないかな?

なんとも退屈な映画で、謎も結局は謎のまま……ということで、どうして、こうなった、って感じの映画です。




という事で、ここまでは『ディスコード/ジ・アフター』のネタバレなし感想でした。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!




この下にネタバレあり感想を書いております。

本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。

まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。




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ネタバレあり感想

前作の主人公を、どうして死なせちゃうのかなぁ。

私は続編で前作の主人公を登場させるのは良いと思うんですが、死なせちゃうのは反対なんですね。

というのも、前作の頑張りが無駄になっちゃう訳で、だったら、前作のラストで死なせたらいいじゃんって考えてしまいます。

死んでしまう展開が必然であれば良いのですが、大抵の場合、必然ではなく、「なんとなく死なせました。てへっ☆」って作品が多い。

もっと前作に対して、リスペクトを持って欲しいです。




猟奇殺人の犯人が自分の恋人だったというのは、アイデアは良かったと思うのですよね。

だから、主人公がいろいろと調べていくうちに、「あれ、自分の恋人って、なんか、おかしくね??」っていう風にストーリーを持って行って、気に入らないFBI捜査官と力を合わせて事件を解決しようとするという展開の方が、まだ良かったんじゃないかな?




また、ホラー要素の部分を広げていけば、もっと色んなアイデアを組み込むことができたように感じます。



という事で、『ディスコード/ジ・アフター』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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