映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2019年4月23日に公開した記事を再編集したものとなっております。
子供の頃に鑑賞して忘れられない映画というものは、色々ありますが、その中に『スターシップ・トゥルーパーズ』という映画があります。
エンタメ映画に風刺を忍ばせる事に定評のある、ポール・バーホーベン監督の代表作のひとつでして、バグと歩兵の圧倒的な戦闘描写が、目に焼きつく、そんな作品です。
何年かして、いきなり続編が登場。
劇場公開された気配がなかったため、DVDになって初めて気がついたのを、今でも覚えています。
完全に地雷ではないか!って感じで、この映画を以前、見た事がありまして、その時、正直なところ、「悪くないやん?」って気持ちになりました。
今回、改めて鑑賞したのですが、ぶっちゃけ、わたし、1作目よりこの作品の方が好きだったりします。
そんなわけで、今回は『スターシップ・トゥルーパーズ2』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
製作:2003年アメリカ
日本公開日:2004年6月12日
上映時間:1時間32分
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
昆虫型の宇宙生命体であるバグズと人類の戦闘が激化する近未来。
バグズのいる惑星で交戦していた地球連邦軍の中隊は、バグズの猛攻撃にさらされていた。
中隊は目的を果たせないまま退却を余儀なくされる。
レイク軍曹らは、近くに無人基地の存在を確認し、中隊はそこへ避難する事に。
なんとか生き延びた中隊。さらにしんがりを務めた将軍も、他の生存者を連れて、基地に合流。
あとは救援を待つだけだったのだが、不穏な動きをする者が、基地の中にいたのだった。

会員の方は見放題にて鑑賞可能です。
視聴期限がありますので、ご注意ください。
本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ『スターシップ・トゥルーパーズ2』(字幕版)
動画レンタルor動画購入にて鑑賞可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2023年5月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
脚本:エド・ニューマイヤー
原作:ロバート・A・ハインライン
製作総指揮:グレン・S・ゲイナー
製作:ジョン・デイヴィソン
レイ・サハラ二等兵:コリーン・ポーチ(葛城七穂)
パブロフ・デイル中尉:ローレンス・モノソン(咲野俊介)
ディディ・レイク軍曹:ブレンダ・ストロング(唐沢潤)
ジャック・シェパード将軍:エド・ローター(益富信孝)
ジル・サンディ二等兵:サンドリーヌ・ホルト(恒松あゆみ)
チャーリー・ソーダ二等兵:ケリー・カールソン(松谷彼哉)
アリ・ペック技術軍曹:J.P.マノックス(丸山純路)
ジョー・グリフ伍長:エド・クイン(奥田啓人)
ちゃんと前作の設定や世界観を踏襲しながら、続編としてちゃんと成立させている点は、非常に好印象ですね。
バグの怖さは前作でありったけ描写していたので、本作ではどのようにして新しい恐怖を見せてくれるのか?という期待にも、しっかり応えてくれているので、とてもクオリティーの高いB級映画となっています。
アイデアそのものはシンプルでありきたりながら、『スターシップ・トゥルーパーズ』で、このアイデアをやりきった事に拍手を送りたいです。
前作のような、圧倒的物量と力を鑑賞したい人にとっては、この映画はあまりにも物足りない事だと思います。
しかしながら、前作である程度、そのあたり満足しちゃった人であれば、本作をお勧めする事ができます。
一発芸的なアイデアではありますが、1作目とは違うバグの怖さ、生物の恐ろしさを感じる事ができました。
まぁ、宇宙戦争ですからね、仕方ないのですが。
そこにきて、本作は全体的にスケールダウンした事により、ある程度、状況がわかりやすくなりました。
登場人物が相変わらず多いのが難点ではありますけど、それぞれ、ある程度の特徴があるので、まっいっかって感じですね。
スケールを縮小した事がプラスに働くという、珍しい作品でした。
最初と最後だけの登場なので、1作目のようなテイストを期待すると、割りとガッカリします。
1作目の作風がお好みの方は、本作はスルーして、3作目の鑑賞をオススメいたします。
3作目は、1作目を意識して製作されているので、1作目が大好き!という方は、結構、楽しめると思います。
本作はSF映画や本シリーズが好きな人向けではなく、一般的なB級映画好きにむけて制作されているように思います。
ご自分の映画の趣味を考慮して、鑑賞するかしないかを判断頂いた方が良いですね。
1作目と、武器がほとんど変わっていないように思います。
力に圧倒的な差があるのだから、歩兵が使用する武器くらい、強力なものに変更したり、開発したりするだろうって思うわけです。
しかも、アメリカだけが戦っている訳ではなくて、人類が一丸となってバグと戦っているのだから、そのへん、もうちょい、考えて欲しかったかな?
Filmarks
映画.com
Yahoo!映画(2023年7月31日終了)
1作目よりは、個人的に見やすくなったと思うんですけどね。
あっ、虫が嫌いなら、この映画、絶対に見ない方が良いので、お気をつけくださいまし。
という事で、今回は『スターシップ・トゥルーパーズ2』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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今回の記事は、2019年4月23日に公開した記事を再編集したものとなっております。
子供の頃に鑑賞して忘れられない映画というものは、色々ありますが、その中に『スターシップ・トゥルーパーズ』という映画があります。
SF映画で、バグと呼ばれる昆虫型のエイリアンと人類の戦争を描く作品。
原作は有名な『宇宙の戦士』ですが、内容はアレンジされているようです。
エンタメ映画に風刺を忍ばせる事に定評のある、ポール・バーホーベン監督の代表作のひとつでして、バグと歩兵の圧倒的な戦闘描写が、目に焼きつく、そんな作品です。
何年かして、いきなり続編が登場。
劇場公開された気配がなかったため、DVDになって初めて気がついたのを、今でも覚えています。
完全に地雷ではないか!って感じで、この映画を以前、見た事がありまして、その時、正直なところ、「悪くないやん?」って気持ちになりました。
今回、改めて鑑賞したのですが、ぶっちゃけ、わたし、1作目よりこの作品の方が好きだったりします。
そんなわけで、今回は『スターシップ・トゥルーパーズ2』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
『スターシップ・トゥルーパーズ2』について
原題:『STARSHIP TROOPERS 2: HERO OF THE FEDERATION』製作:2003年アメリカ
日本公開日:2004年6月12日
上映時間:1時間32分
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
奴らは進化した。昆虫型の宇宙生命体であるバグズと人類の戦闘が激化する近未来。
バグズのいる惑星で交戦していた地球連邦軍の中隊は、バグズの猛攻撃にさらされていた。
中隊は目的を果たせないまま退却を余儀なくされる。
レイク軍曹らは、近くに無人基地の存在を確認し、中隊はそこへ避難する事に。
なんとか生き延びた中隊。さらにしんがりを務めた将軍も、他の生存者を連れて、基地に合流。
あとは救援を待つだけだったのだが、不穏な動きをする者が、基地の中にいたのだった。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『スターシップ・トゥルーパーズ2』会員の方は見放題にて鑑賞可能です。
視聴期限がありますので、ご注意ください。
本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ『スターシップ・トゥルーパーズ2』(字幕版)
動画レンタルor動画購入にて鑑賞可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2023年5月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ
監督:フィル・ティペット脚本:エド・ニューマイヤー
原作:ロバート・A・ハインライン
製作総指揮:グレン・S・ゲイナー
製作:ジョン・デイヴィソン
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
V.J.ダックス大尉:リチャード・バージ(手塚秀彰)レイ・サハラ二等兵:コリーン・ポーチ(葛城七穂)
パブロフ・デイル中尉:ローレンス・モノソン(咲野俊介)
ディディ・レイク軍曹:ブレンダ・ストロング(唐沢潤)
ジャック・シェパード将軍:エド・ローター(益富信孝)
ジル・サンディ二等兵:サンドリーヌ・ホルト(恒松あゆみ)
チャーリー・ソーダ二等兵:ケリー・カールソン(松谷彼哉)
アリ・ペック技術軍曹:J.P.マノックス(丸山純路)
ジョー・グリフ伍長:エド・クイン(奥田啓人)
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
1作目とは異なるアプローチで、バグの脅威を描いた本作。ちゃんと前作の設定や世界観を踏襲しながら、続編としてちゃんと成立させている点は、非常に好印象ですね。
バグの怖さは前作でありったけ描写していたので、本作ではどのようにして新しい恐怖を見せてくれるのか?という期待にも、しっかり応えてくれているので、とてもクオリティーの高いB級映画となっています。
アイデアそのものはシンプルでありきたりながら、『スターシップ・トゥルーパーズ』で、このアイデアをやりきった事に拍手を送りたいです。
新しいバグの恐怖
先程も書きましたが、この映画ではバグの新しい恐怖を描いております。前作のような、圧倒的物量と力を鑑賞したい人にとっては、この映画はあまりにも物足りない事だと思います。
しかしながら、前作である程度、そのあたり満足しちゃった人であれば、本作をお勧めする事ができます。
一発芸的なアイデアではありますが、1作目とは違うバグの怖さ、生物の恐ろしさを感じる事ができました。
わかりやすいSFホラー映画
1作目は、時間軸が飛んだり、主人公が3人いるため、状況が掴みにくかったり、ちょっとわかりにくい作品のように、わたしは感じました。まぁ、宇宙戦争ですからね、仕方ないのですが。
そこにきて、本作は全体的にスケールダウンした事により、ある程度、状況がわかりやすくなりました。
登場人物が相変わらず多いのが難点ではありますけど、それぞれ、ある程度の特徴があるので、まっいっかって感じですね。
スケールを縮小した事がプラスに働くという、珍しい作品でした。
昆虫型バグはそんなに登場しない
本作では人よりちょっと大きい、ハッスルしているレギオンみたいなバグは、それほど登場しません。最初と最後だけの登場なので、1作目のようなテイストを期待すると、割りとガッカリします。
1作目の作風がお好みの方は、本作はスルーして、3作目の鑑賞をオススメいたします。
3作目は、1作目を意識して製作されているので、1作目が大好き!という方は、結構、楽しめると思います。
本作はSF映画や本シリーズが好きな人向けではなく、一般的なB級映画好きにむけて制作されているように思います。
ご自分の映画の趣味を考慮して、鑑賞するかしないかを判断頂いた方が良いですね。
武器がちょっと残念
一番引っかかる点がこれ。1作目と、武器がほとんど変わっていないように思います。
力に圧倒的な差があるのだから、歩兵が使用する武器くらい、強力なものに変更したり、開発したりするだろうって思うわけです。
しかも、アメリカだけが戦っている訳ではなくて、人類が一丸となってバグと戦っているのだから、そのへん、もうちょい、考えて欲しかったかな?
口コミレビューや評価
下記サイトで『スターシップ・トゥルーパーズ2』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
Yahoo!映画(2023年7月31日終了)
今回のネタバレなし感想のまとめ
それなりに満足感のある映画です。1作目よりは、個人的に見やすくなったと思うんですけどね。
あっ、虫が嫌いなら、この映画、絶対に見ない方が良いので、お気をつけくださいまし。
という事で、今回は『スターシップ・トゥルーパーズ2』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
ネタバレあり感想
DVD・Blu-ray
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