私は好きにした。君らも好きにしろ。

今回ご紹介する映画:『シン・ゴジラ』
オススメ度:★★★★★(五つ星!)


予告編動画




『シン・ゴジラ』のあらすじ

ある日、東京湾アクアトンネルが崩落するという事故が発生。首相官邸で緊急会議をおこなわれる。そこで、内閣官房副長官の谷口は、動画投稿サイトで確認した謎の巨大生物らしきものの存在を指摘。その生物が事故となんらかの関係性があるのではと提言する。しかし、誰もそのような巨大生物の存在を確認しておらず、不確かな情報では動く事ができないため、一蹴されてしまう。

だが、突如、海上に謎の巨大生物が姿を現し、さらに自重で潰れるであろうという専門家の意見もむなしく日本に上陸。鎌倉に進行しつつ、街を破壊しながら、ただ移動する。

想定外の事態に政府も混乱。緊急対策本部は自衛隊に対し、防衛出動命令をくだし、巨大生物の迎撃をはじめるのだった。

政府は巨大生物をGODZILLA、ゴジラと命名。日本は戦後初めて、自国の領土内で戦う事を余儀なくされる。果たして、日本はゴジラに勝てるのだろうか?




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以前は、通常版で鑑賞した『シン・ゴジラ』。早々にIMAX版が終了していて落胆していたのですが、先日から期間限定でIMAX版が再上映されていて、早速、岸和田の映画館まで足を運びました。本当はエキスポシティの109シネマズにある次世代IMAXレーザーで鑑賞したかったのですが、たとえ上映されていたとしても、人が多いだろうと思い、岸和田へゴー! 19時40分からの上映だったのですが、意外とお客さんが入っていて、びっくりしました。

前回の感想では「いまいちかなぁ」って書いたのですが、その時、2回目を観たら印象が変わるかも?とも書きました。

ええ、変わりましたよ、思い切り。

この映画は、2回、3回と鑑賞する毎に新しい発見があり、その都度、楽しめる映画になっていますねぇ。映画が好きであればあるほど、ハマってしまうかもしれません。わたしは時間を作って、もう一回か二回は観に行きたい。

さて、今回はですね、鑑賞2回目ですが、IMAX版で鑑賞した『シン・ゴジラ』の感想を書いていくんだぜ?

ちなみに、前回書いた『シン・ゴジラ』の感想はこんな感じ↓




『シン・ゴジラ』のスタッフとキャスト

スタッフ
脚本・編集・総監督:庵野秀明
監督・特技監督:樋口真嗣
准監督・特技統括:尾上克郎
音楽:鷺巣詩郎
製作:市川南
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
プロデューサー:佐藤善宏、澁澤匡哉、和田倉和利
プロダクション統括:佐藤毅
ラインプロデューサー:森徹、森賢正
撮影:山田康介
照明:川邉隆之
美術:林田裕至、佐久嶋依里
美術デザイン:稲付正人
装飾:坂本朗、高橋俊秋
録音:中村淳
整音:山田陽
音響効果:野口透
編集・VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
VFXプロデューサー:大屋哲男
扮飾統括:柘植伊佐夫
スタイリスト:前田勇弥
ゴジライメージデザイン:前田真宏
ゴジラキャラクターデザイン:竹谷隆之
ゴジラアニメーションスーパーバイザー:佐藤篤司
特殊造形プロデューサー:西村喜廣
カラーグレーダー:齋藤精二
音楽プロデューサー:北原京子
スクリプター:田口良子、河島順子
キャスティングプロデューサー:杉野剛、南明日香
総監督助手:轟木一騎
助監督:足立公良
自衛隊担当:岩谷浩
製作担当:片平大輔
宣伝プロデューサー:是枝宗男、稲垣優
B班撮影:鈴木啓造、桜井景一
B班照明:小笠原篤志
B班美術:三池敏夫
B班操演:関山和昭
B班スクリプター:増子さおり
B班助監督:中山権正
C班監督:石田雄介
C班助監督:市原直
D班撮影・録音・監督:摩砂雪、轟木一騎、庵野秀明


キャスト
矢口蘭堂内閣官房副長官:長谷川博己
赤坂秀樹内閣総理大臣補佐官:竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン米国大統領特使:石原さとみ
環境省官僚:市川実日子
内閣官房長官:柄本明
内閣総理大臣:大杉漣
官邸職員:片桐はいり
自衛隊関係者:國村隼
消防隊隊長:小出恵介
内閣官房副長官秘書官(防衛省出身):高良健吾
自衛隊関係者:斎藤工
外務省官僚:嶋田久作
厚生労働省官僚:津田寛治
自衛隊関係者:鶴見辰吾
文部科学大臣:手塚とおる
自衛隊関係者:ピエール瀧
東京都副知事:藤木孝
警察庁長官官房長:古田新太
ジャーナリスト:松尾スズキ
国土交通大臣:矢島健一
防衛大臣:余貴美子
???:野村萬斎




『シン・ゴジラ』をIMAXで観た感想

前回はネタバレ含めて感想を書きましたので、ネタバレ含む感想は割愛し、純粋に鑑賞2回目の感想だけを書きたいと思います。

まず最初に言いたいのは、1回目、微妙だった人は、もう一回鑑賞してみてほしい。1回目はストーリーを追うのに必死だったので、気がつかなかった点が本当にたくさんあります。とにかく2回目の方が圧倒的に面白く、「あ、自分の中の評価が変わったわ」ってなりました。今のところ、間違いなく、今年ナンバーワンの作品。『バットマンVSスーパーマン』や『シビル・ウォー』などがあったにも関わらず、邦画で、これほどの作品がでてくるとは、衝撃的です。

劇中、ゴジラを「神の化身」と表現する場面がありますが、この庵野版ゴジラは、「神」というより「悪魔」です。夜に紫に発光するゴジラの姿を正面から捉えるシーンがありますが、もはや「悪魔」。まごうことなき「悪魔」です。ゴジラをみて、ぞくりとしたのは、正直いって、初めてでした。デザインはもちろん素晴らしいですけど、演出でゴジラの恐怖を描くというのは、個人的には一作目の『ゴジラ』以来だと思います。

また最初に登場する第二形態ですが、きも可愛いんですけど、2回目観たら、かなりグロテスクでした。特に何を考えているのか全く読めない、あの瞳が気持ち悪い。それが反映された、後に登場するゴジラも、あの目があるおかげで、より一層不気味に映ります。

そして、1回目ではわたしは酷評しましたけど、あの火を吐くシーン。あれも2回目では印象が変わり、鳥肌がたちました。いや、一回観てるんですよ? それでも、ぞくりとしました。特に背中のあのシーンはすごかった。いや、1回目では、この凄さに気づかない自分。ばかっ。

『シン・ゴジラ』の一番良いところは、秘密兵器や組織が登場することなく、現存する兵器をはじめ、人々がゴジラを迎撃するために、手を取り合って頑張っているところでしょうね。ラストでは日本という国の枠に囚われることなく、人類が手を取り、ゴジラに立ち向かう。ゴジラ映画ではないですが、けれど、しっかりとした怪獣映画なんです。

あと、コメントを書いてくださった方からBGMもポイントですよって教えていただきました。懐かしい音楽はもちろん、エヴァの音楽、アレンジされた音楽など、日本人のDNAに組み込まれた怪獣映画の音楽たちが、映画を、より盛り上げてくれます。テンションあがりっぱなし! サントラ、欲しくなってしまいました。


いやぁ、ほんと、面白かった。2回目の方が、テンション上がっちゃいましたよ。うん、また見に行っちゃうね、これは。

ということで、改めて、『シン・ゴジラ』おすすめしますっ!!




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