新次元サメ伝説開幕!

今回ご紹介する映画:『シャークトパスVS狼鯨』(原題「SHARKTOPUS VS WHALEWOLF」)
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)


予告編動画




『シャークトパスVS狼鯨』のあらすじ

アメリカ軍が生み出した禁断の生物兵器・シャークトパス。タコとサメを合体して誕生したハイブリッドモンスターは、依然として海中に潜んでいた。そして、ドミニカ共和国に姿を現し、人々に牙をむいていた。一方、数々の優秀な科学者たちの元で、様々な研究を重ねてきたマッドサイエンティストは、遺伝子工学を究めようと目論んでいた。そして、ついに実験標本として引退した野球選手に動物遺伝子を組み込み、恐ろしい合体生物を誕生させるのだった。



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もはやネタ祭りと化しているサメ映画から、今年1月に飛び出てきた新作。それが、この『シャークトパスVS狼鯨』です。おおかみくじらって読みます。そのまんまやんけ。

本作は『シャークトパス』『シャークトパスVSプテラクーダ』に続くシリーズ第3弾。一作目はイマイチでしたけど、二作目は割と面白いという限りなくZ級に近いB級映画でした。

今回は「未体験ゾーンの映画たち2016」で上映された『シャークトパスVS狼鯨』の感想を書いていくんだぜ?



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『シャークトパスVS狼鯨』のスタッフとキャスト

監督:ケヴィン・オニール
キャスト:キャスパー・ヴァン・ディーン、キャサリン・オクセンバーグ、イギー・ポップ、ジェニファー・ウィンガー、他



シャークトパス VS 狼鯨
using あまらく



『シャークトパスVS狼鯨』の感想

うーん、今回はイマイチでしたね。本作は前二作と異なり、初めからコメディータッチでストーリーが作られています。もともと、本気で無茶苦茶な物語と設定を繰り出して、それを笑うというスタイルのシリーズだったんですが、本作は「面白いだろ??」みたいに、結構あざとい感じになっていました。

そのため、個人的には2作目であるプテラクーダの方が良かったですね。ただ、おバカな加減がシリーズ随一であり、とにかく、飛び抜けて無茶苦茶やっているので、笑いたい人は楽しめるかもしれません。

またCGのクオリティーは安定してZ級ですので、ご安心を。この点を改善する気は製作陣にはないようで、なによりです。



『シャークトパスVS狼鯨』の良いところ

狼鯨の割に、劇中でくじら要素の描写が皆無であったり、ブードゥー教の呪いが割と本筋に関わってきたり、突然乱闘が始まったり、後半に至ってはカット構成も含め理解不能であったり、とにかく凄まじい映画。ここまでカオスだと、清々しいですね。ちなみに後半ではストーリーの情報量が圧倒的に少ないので、何をしているのか、さっぱりわからないという状況をお楽しみいただけます。


『シャークトパスVS狼鯨』の悪いところ

サメ映画では割と珍しいコミカル寄りである点に評価が分かれるところ。私はダメでした。けれどサメ映画を愛する人々には、好意的に受け止められたようです。

さて、本作でイマイチと感じた理由は、狼鯨の行動目的がわからないからです。そもそも彼は生物兵器でもないので、シャークトパスと戦う理由がナッシング。そのため、ストーリー展開が、いつもにも増して唐突である印象を受けてしまいます。ここを上手に処理できれば、もっと面白かったのに。



『シャークトパスVS狼鯨』のまとめ

おバカな映画には違いないので、真面目に鑑賞しちゃダメですよ。まぁ、真面目に観ようと考えている人は、そもそも、この映画とは出会わないと思いますけど。

それなりに楽しめる作品ですし、ちょっとした風刺のようなものも、ない事はないので、気軽に楽しむ分にはいいんじゃないかな。テレビとかでやってたら、流し見でOK。




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『シャークトパスVS狼鯨』ネタバレあり感想

電気でビリビリしてシャークトパスは絶命。狼鯨はお約束の爆撃で命を落とすのですが、ラストでシャークトパスがブードゥー教の力により蘇ります。

つまりアレですかね。ゾンビというか幽霊という事なんでしょうか。まぁ、次回作が製作される時は、このあたりの設定はガン無視で作りそうですけどね。

個人的に好きなのは、狼鯨を動物保護団体に保護してもらおうとするシーン。優しいのか何なのか、よくわかりませんね。この件は、ちょっと新鮮でした。こんな扱いのモンスターって、あまりいないんじゃないかな?



『シャークトパスVS狼鯨』のレビューや評価

めちゃくちゃつまらないです!クソ映画です!(笑) 前作は、観るつもりありませんし、ラスト、続編があるような終わり方でしたが、観ません。まだ「シャークネード」のほうが面白い。←一応B級映画ですが。。(^^;

もう何もかもが前作品どおりの「どーしよーもない」「筋もへったくれもない」「馬鹿馬鹿しい」作品。

今回は狼鯨こと「ホエールウルフ」とはね。
このビジュアルは、全然想像つかなかった。
シャークトパスは、だんだん可愛く見えてきた。
何でもありの展開でもう楽しむしかない。
B級の映像も可愛げがあっていいね。


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