シャークトパスVSプテラクーダ [DVD]
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今回ご紹介する映画:『シャークトパスVSプテラクーダ』(SHARKTOPUS VS. PTERACUDA)
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)


予告編動画




『シャークトパスVSプテラクーダ』のあらすじ

数年前に出現した人食いザメと特大サイズのタコの合体生物“シャークトパス”が姿を消し、平和が戻ったサンタモニカビーチに、空中から新たなモンスターが出現する。このモンスターの正体は、アメリカ軍がプテラノドンとバラクーダを掛け合わせて開発した軍事用合体生物兵器“プテラクーダ”だった。プテラクーダの暴走に対し、アメリカの国防総省はシャークトパスを送り込むことにする。by シネマトゥデイ『シャークトパスVSプテラクーダ』


『シャークトパスVSプテラクーダ』公式ホームページ


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今回もニコニコ生放送で配信されていた『シャークトパスVSプテラクーダ』の感想を書いていきます。『シャークトパス』の続編なのですが、単純に「シャークトパス2」としないところが良い感じですね。この映画は、未体験ゾーンの映画たち2015で上映された作品のようです。今年は新作『シャークトパスVS狼鯨』が公開されたので、来年あたり、また新作が日本に上陸するかもしれないですね。


『シャークトパスVSプテラクーダ』映画情報

B級映画の帝王と称されるロジャー・コーマンが製作を務め、人食いザメと巨大なタコを交配させた“シャークトパス”の恐怖を描くパニックアクションの第2弾。生物兵器シャークトパスを作り出したアメリカ海軍が古代翼竜プテラノドンとバラクーダの合体生物“プテラクーダ”を開発。2体のモンスターが人間を巻き込み死闘を繰り広げるさまを映し出す。監督は『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』などのケヴィン・オニール。奇想天外なストーリーと残酷描写に注目。(上映時間1時間28分)by シネマトゥデイ『シャークトパスVSプテラクーダ』


『シャークトパスVSプテラクーダ』のスタッフとキャスト

スタッフ
製作:ロジャー・コーマン、ジュリー・コーマン
監督:ケヴィン・オニール
脚本:マット・ヤマシタ
撮影:エルナン・エレーラ
音楽:シンシア・ブラウン
編集:ヴィクラム・ケイル
特殊効果:フラット・アース
視覚効果:ジェレミー・インマン

キャスト
ロバート・キャラダイン
ケイティ・サヴォイ
リブ・ヒリス
コナン・オブライエン



『シャークトパスVSプテラクーダ』の感想

最初から、何かいろいろとおかしいのですが、トータルでみると、前作『シャークトパス』よりも面白かったです。

予算が増えたのか、シャークトパスやプテラクーダのCGもクオリティーがあがり、二大怪獣がバトルするため、ややこしい人間ドラマはほとんどなくなり、ストーリーが、わかりやすくなりました。

B級映画やZ級映画を漁っている人には、時間つぶしにはピッタリかと。ツッコミを入れながら、お楽しみください。



『シャークトパスVSプテラクーダ』の良いところ

ニコニコ動画で配信されたバージョンは、日本語吹き替え版でした。前作では声優さんが、あまり上手ではなかったのですが、今回は普通に上手な人たちがアテレコしております。ですので、声や演技で鑑賞を邪魔されることがなくて良かったです。字幕版だと、もちろん、俳優さんたちがしっかりお芝居しているので、普通に抵抗なく鑑賞できるはずです。

前作のような中途半端な人間ドラマがなくなって、シンプルに怪獣たちが戦うバトル映画です。いろいろツッコミどころはありますが、白熱のバトルが展開されるので、頭をからっぽにして楽しめる映画になっていますよ。

また、シャークトパスはなんか可愛い感じに描写されていたり、プテラクーダは意外と格好良いので、怪獣映画好きな人は、割りとストライクな作品じゃないでしょうか。



『シャークトパスVSプテラクーダ』の悪いところ

ツッコミどころの設定はいろいろとあるんですが、ちょっと許容できない部分は、前作と引き続き、人間として外道なキャラクターが多すぎるというところ。

マトモな人間は、私兵の中尉とヒロインの彼氏くらいで、あとはヒロイン含め、食べられてしまえ!!ってくらい、酷い人間たちでした。プテラクーダを創造した科学者はプテラクーダのコントロールができなくなった事を私兵たちの責任にして、ヒロインは自分の名誉欲のためにシャークトパスを可愛がる。ヒロインの叔父は金儲けしか考えていないけれど、きちんとビジネスの事を考えている訳ではない男。

中尉とヒロインの恋人には同情しますが、他のメンバーはたとえ食べられても同情できないどころか、怪獣に拍手を送る感じになっています。外道なキャラクターが一人いるとかならわかるんですが、出てくる人間がほとんど外道だと感情移入できなくて、疲れますね。

その分、シャークトパスとプテラクーダが、ちゃんとバトルしているので、バランスは取れているような気もしますけど、もう少し、どうにかならなかったんでしょうかね。



『シャークトパスVSプテラクーダ』のまとめ

まぁ、良い時間つぶしにはなるんじゃないかなという映画。ただし、B級映画やZ級映画をあまり観ていない人には、辛い作業になるので、あまりオススメしません。思い切り地雷映画の感じがしたんですが、思ったほど、酷いものではなくて、結構楽しめる作品でした。


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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『シャークトパスVSプテラクーダ』ネタバレあり感想

というかですね、シャークトパスをヒロインが育てていたのであれば、最初からヒロインに相談して、みんなでプテラクーダを食い止めるみたいな話で良かったんじゃね??

どうして、わざわざヒロインを敵に回すような展開にしたのか、ヒロインもなぜ自分からインファイトするかのごとく敵対するのか、このあたりがイマイチよくわかりませんでした。

結局、最初から最後までブレなかったのは、プテラクーダをハッキングして金儲けを目論んでいたテロリストだけでした。もちろん、中尉もヒロインの彼氏も、芯の通った行動をしていましたけどね。

それにしても、シャークトパスのたまごって、どうやって生まれたんだろう??その疑問だけは、なんともスルーできない、おっさんでした。プテラクーダが不利だったので、プテラクーダ軍団が登場しても良かったかな?なんて思います。



『シャークトパスVSプテラクーダ』のレビューや評価

開始5秒くらいでいきなり出てきて人間を食う!早いw!
低予算映画で有名なロジャー・コーマンのスタジオが手がける痛快馬鹿映画
全体的な出来はお世辞にも良いとは言えないがw
この馬鹿さ加減を楽しめるかどうかだと思いますw


へたくそな漫画を観ているような不思議なパニック映画。もっと真剣に作ったら超大作になるかも?と思えなくない内容だがわざとおそまつな特撮怪獣映画にしている。かえってそれが妙に安物の味があって楽しめる。適当に作ったようなB級さに親しみを感じる変な映画。

映画としてのクオリティを求める人にはおすすめできません。
けど、こういうモンスターパニック系のB級映画ってブラックな笑いを楽しむもんだと私は思ってます。
て言うか、人の顔でバレーとか、製作側もどう考えてもおふざけ。笑


by YAHOO!JAPAN映画『シャークトパスVSプテラクーダ』