遂に交わる2つの呪い――

『貞子vs伽椰子』

予告編動画




エイプリルフールネタが、まさかの実現。カドカワとユニバーサルが手を組んで、日本では、そう実現しないVS企画を世に出しました。

もう完全にネタキャラと化していて、公式がわかってて、twitterやらInstagramなどで、無茶苦茶やらかしています。もう大好きです!

というわけで、今回は『貞子vs伽椰子』の感想を<ネタバレあり>で書いていきます。まだ観ていないというそこのあなた!このブログを観る前に、映画館へ行くんだ。さぁ、早く!!



『貞子vs伽椰子』 ネタバレなし感想 MX4Dで鑑賞


『貞子vs伽椰子』のあらすじ

見たら2日後に必ず死ぬという「呪いのビデオ」を手にした女子大生・有里。
ビデオの不気味な映像を見てしまった夏美を救うべく、都市伝説の研究家でもある大学教授・森繁に助けを求める。
しかし悪霊払いの最中に、おぞましい惨劇が勃発してしまう。
そこにやってきたのは霊能界の異端児・常盤経蔵と、経蔵の相棒で産まれながら強い霊感をもつ盲目の少女・珠緒だった……。

足を踏み入れた者は生きて戻れないという「呪いの家」の向かいに転居してきた女子高生・鈴花。
ある夜、向かいの家をうかがった鈴花は、行方不明になった小学生の姿を目撃し、いても立ってもいられず呪いの家へ向かう。
やがておそるおそる内部に足を踏み入れた鈴花と、彼女の悲鳴を聞いて駆けつけた両親に、この家に棲みつく伽椰子と俊雄が襲いかかるのだった……。

2つの呪いを解くために、霊媒師・経蔵はある秘策を企てる。
それは貞子と伽椰子を激突させ、同時消滅させるという驚くべき計画だった!
「呪いの家」で「呪いのビデオ」を見るという恐るべき作戦を有里と鈴花に指示するが、その先には想像を絶する戦慄の事態が待ち受けていた……。


by 『貞子vs伽椰子』公式ホームページ


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『貞子vs伽椰子』の映画情報

日本ホラー史上最恐の怨霊として世界中を恐怖のどん底に突き落とした『リング』シリーズ貞子、『呪怨』シリーズ伽椰子が、同じ世界観のもとで接近遭遇し、まさかの対決へとなだれ込む日本ホラー史上最大の歴史的スーパープロジェクトが、ついに実現!

人気ホラーシリーズ『戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!』などで熱狂的なファンを獲得してきた鬼才・白石晃士がメガホンを執り、想像を絶する異次元恐怖の想像に挑戦。
そして卓越した演技力と存在感で今や若手のトップ女優となった山本美月と、同世代女子の絶大な支持を集める玉城ティナが、貞子と伽椰子の挟み撃ちに絶叫する美しきヒロインたちを熱演する。
ついに相見えたその時、ホラーの歴史が変わり、世界が変わり果てる「最恐のラスト」が待ち受ける!


by 『貞子vs伽椰子』公式ホームページ

上映時間1時間39分



『貞子vs伽椰子』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督・脚本:白石晃士
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎、高木ジム
製作:堀内大示、桜井秀行
製作幹事代表:菊池剛
プロデューサー:今安玲子、山口敏功、平田樹彦
協力プロデューサー:小林剛
共同プロデューサー:福島聡司
音楽:遠藤浩二
ラインプロデューサー:田口雄介
撮影:四宮秀俊
照明:薪苗友一郎
美術:安宅紀文
録音:湯脇房雄
編集:和田剛
キャスティング:おおずさわこ
助監督:大峯靖弘
製作担当:村松大輔
スタイリスト:小里幸子
ヘアメイク:村木アケミ
装飾:山田智也
特殊メイク・造形デザイン:百武朋
VFXスーパーバイザー:村上優悦
音響効果:大河原将
スタントコーディネーター:吉田浩之
スクリプター:大西暁子
スチール:コイケタカ
主題歌:聖飢魔II

キャスト
倉橋有里:山本美月
高木鈴花:玉城ティナ
上野夏美:佐津川愛美
高木史子:田中美里
森繁新一:甲本雅裕
常盤経蔵:安藤政信
珠緒:菊地麻衣



それぞれの特徴が描写されている『貞子vs伽椰子』

貞子と伽椰子。両者ともに強力な呪いを持っていて、通常の霊能力者では歯が立たない。特に貞子の呪いは、劇中でも、そのチートさが示されていて、都市伝説などの民俗学を教えている森重教授がコンタクトできる一番凄い霊能力者でさえも、あっさり呪いで亡き者にできるほど。そんな両者の呪いがガチンコで戦うとどうなるか?

個人的には、貞子の呪いが少し上なような気がします。というのも、劇中で、貞子が伽椰子を撃退してしまっているんですよね。伽椰子は呪い殺した魂を取り込んでいる一種の蠱毒のような悪霊なので、一人消しても、また一人現れるという流れで、呪い単体で見るなら、貞子の方が強い。しかし伽椰子は倒しても倒しても出てくるので、決して伽椰子も貞子に劣っているわけではないんですね。

このあたり、二人の呪いの特徴を上手に描写していて良かったです。「あぁ、素直な戦いなら貞子が若干有利なのかな??」って、そんな風に思わせてくれる作りになっていて、すごく嬉しかったです。



凄腕霊能力者が良い味だしてる『貞子vs伽椰子』

「化け物には化け物をぶつけるんだよ!」という、凄まじいセリフを発するキャラクター・経蔵。彼は業界でも一目置かれている存在で、相棒は盲目の少女・珠緒。彼女もとてつもない力を有していて、細切れ状態の貞子の呪いなどを、いとも簡単に解くことができる、強い人物。映画後半で現れるキャラクターで、彼の登場により、後半の映画の雰囲気が、一気に変わる。ホラー映画から、VS映画へと変貌するんですよ。この変化のトリガーを、このクセのあるキャラクターが担うことにより、観客は違和感なく、その流れに気持ちを持っていくことができます。

経蔵を演じているのは安藤政信さん。すごく良い味を出していて、時々、珠緒とのやりとりで笑わせてくれます。珠緒役の女の子も、とても不思議な雰囲気を出していて、この二人は、いわば、この映画の後半の主人公といっても過言ではありません。この二人でスピンオフ映画とか、作って欲しいです。



『貞子vs伽椰子』のレビューや評価

前半は二人の改めて説明的な内容&対決までのお膳立て&山本美月さんの友達役のビビり顔芸
後半から盛り上がります
特に厨二病除霊師2人のキャラが良いです。笑わせるし、第三の勢力登場みたいなアツい展開。この2人が活躍する映画見たいくらいです
映画館で緩い気持ちで他のお客さんと見ると楽しいと思います


貞子、伽倻子、としおくんのキャラクターイメージをきちんと踏襲して、それなりに怖いホラーに仕上がってて好感が持てました。

95%のホラー心霊映画と5%のギャグ映画。
最後のエンドロールが終わるまでは、黙って見ましょう。
山本美月さんのファンだし、俺得の映画でした。
リングや呪怨を知らなくても設定がわかりやすいし、予習しなくても楽しめると思います。
惜しいといえば、尺が短く感じて物語を詰め込みすぎた感じがあった。呪怨サイドの描写が少し少ないし、有里の設定が薄かった。


by YAHOO!JAPAN映画 『貞子vs伽椰子』


『貞子vs伽椰子』のまとめ

ちゃんとホラー映画として成立している上に、VS映画としてもきちんと製作され、さらにはエンターテインメント作品に仕上がっている、近年、稀にみるクオリティーの高さ。

白状します。

わたしは、今年観た映画で、今のところ、ダントツのナンバーワンです。まさか、これほどの映画になっているとは。映画館に観に行った甲斐がありました。

面白い映画はたくさんありますが、期待を超える映画っていうのは、なかなかない訳で。『貞子VS伽椰子』は予想通りの展開と結末でありながら、期待していた以上の作品でした。

今年、『貞子vs伽椰子』を超える映画は登場するかなぁ??



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