映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2017年1月15日に公開した記事を再編集したものとなっております。
当記事作成当時、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズを動画配信サイトで追いかけておりました。
『パラノーマル・アクティビティ』『パラノーマル・アクティビティ2』『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』は、観たことがあったものの、『パラノーマル・アクティビティ3』以降のシリーズ作品は、当時、未鑑賞でございました。
ということで、当時は『パラノーマル・アクティビティ3』初見という状態で鑑賞。
1作目とふたつの続編は、監督がそれぞれ異なっていて、各々の特徴が出ていて、ユニークでした。
そんなわけで、今回は『パラノーマル・アクティビティ3』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
製作:2011年アメリカ
日本公開日:2011年11月1日
上映時間:1時間24分(84分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
1988年9月3日。
ごく一般の家庭で、元気に育っていたケイティとクリスティ姉妹。
9月24日、2人の少女は、鏡の前でカメラを設置し、部屋の照明を落として「ブラッディ・マリー」と唱え始める。
その時、怖い遊びに夢中の彼女たちは気付かなったが、奇妙な現象をカメラは捉えていた。

会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
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Amazonプライムビデオ『パラノーマル・アクティビティ3』(字幕版)
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脚本:クリストファー・B・ランドン
原作・キャラクター創造:オーレン・ペリ
製作:ジェイソン・ブラム、スティーヴン・シュナイダー、オーレン・ペリ
製作総指揮:アキヴァ・ゴールズマン
編集:マグダレーナ・ゴルカ・ボナコルゾ
製作会社:ブラムハウス・プロダクションズ
ジュリー:ローレン・ビットナー(宮島依里)
ケイティ(幼少期):クロエ・チェンゲリ(合田絵利)
クリスティ(幼少期):ジェシカ・タイラー・ブラウン(楠見藍子)
ランディ:ダスティン・イングラム(中川慶一)
ロイス:ハリー・フット(定岡小百合)
ダニエル:ブライアン・ボーランド(志村知幸)
クリスティ:スプレイグ・グレイデン(高橋理恵子)
ケイティ:ケイティー・フェザーストン(若原美紀)
今回は霊的な怖さがメインではない感じで、ホラー映画の特徴としても、前3作とは違った見せ方をしておりました。
ホラー映画好きなら、結構、食いつきやすいタイプの作品となっている反面、『パラノーマル・アクティビティ』はスーパーナチュラルな恐怖が絶対だよ!って人には受け入れる事ができないかもしれないです。
ちなみに、本作は、時系列的には「プロローグ」といえる内容になっています。
なぜケイティやクリスティの周囲に悪魔が現れたのか。
その原因が明らかになります。
生きている人の恐怖を描いているのが本作。
しかも、シリアルキラーとか、スプラッターとか、そういったタイプの恐怖ではないというのが、ポイントでございます。
視覚的なホラーではなく、心理的な恐怖という、シリーズのお約束を守りながら、人の怖さを描写している点は良かったです。
本作は、今までよりも、ちょっとホラー描写が少なく、より観客のイマジネーションに依存する作風になっていると思います。
雰囲気ホラーが好きなら、この空気感は楽しめますね。
視覚的な恐怖を求めている人は、楽しめない可能性が高いです。
確かに終盤手前までは違和感がないのですが、終盤では、カメラで撮影する理由がなくなり、なぜ撮影しているのか、すごく気になって、映画どころではなくなってしまいます。
この点は、個人的には、マイナス点かな?
POV作品の難しさを改めて認識しました。
もうひとつ、気になるのが、いきなりモキュメンタリーではなくなってしまった事です。
今まではモキュメンタリーという設定を守っていたのですが、本作は、ビデオテープが誰に公開されているのか?
どういう経緯で公開者が、このテープを入手したのか、それが描かれていません。
4作目以降で明らかになるのであればいいのですが、うーん、そんな感じではないっぽいので、どうしてフェイク・ドキュメンタリー風ではなくなったのか、残念ですね。
Filmarks
Movie Walker
シリーズを追いかけている人は、観ることをオススメしたいストーリーになっていますし、雰囲気ホラー映画が好きであれば、結構、楽しめると思います。
個人的には、なかなかに良いホラー映画でした。
という事で、ここまでは『パラノーマル・アクティビティ3』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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2作目で、その点は示唆されていますが、本作を見てビックリしたのが、祖母様の異様さ。
およそ人とは思えない人格者が最後に登場するという点で、前3作とは一線を画す映画になっていました。
グランドマザーは魔女であり、自分の利益だけを追求するために悪魔と契約、自分の娘に執拗に男の子を産ませようとする姿には、唖然としましたね。
もはや人ではなく、悪魔の手先となった者の成れの果てを見ているようでした。
ラストの魔女たちの描写は、本作で一番不気味であり、怖い。
このようなシーンを、まさか『パラノーマル・アクティビティ』で見る事ができるとは。
さほど期待していなかっただけに、なかなか面白い映画でございました。
という事で、『パラノーマル・アクティビティ3』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
今回の記事は、2017年1月15日に公開した記事を再編集したものとなっております。
当記事作成当時、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズを動画配信サイトで追いかけておりました。
『パラノーマル・アクティビティ』『パラノーマル・アクティビティ2』『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』は、観たことがあったものの、『パラノーマル・アクティビティ3』以降のシリーズ作品は、当時、未鑑賞でございました。
ということで、当時は『パラノーマル・アクティビティ3』初見という状態で鑑賞。
当時は、これからのシリーズ作品は、一体どのような作品に仕上がっているのか、興味津々で鑑賞しました。
1作目とふたつの続編は、監督がそれぞれ異なっていて、各々の特徴が出ていて、ユニークでした。
そんなわけで、今回は『パラノーマル・アクティビティ3』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
『パラノーマル・アクティビティ3』について
原題:『PARANORMAL ACTIVITY 3』製作:2011年アメリカ
日本公開日:2011年11月1日
上映時間:1時間24分(84分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
少女たちは何を呼び出したのか。1988年9月3日。
ごく一般の家庭で、元気に育っていたケイティとクリスティ姉妹。
9月24日、2人の少女は、鏡の前でカメラを設置し、部屋の照明を落として「ブラッディ・マリー」と唱え始める。
その時、怖い遊びに夢中の彼女たちは気付かなったが、奇妙な現象をカメラは捉えていた。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『パラノーマル・アクティビティ3』会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ『パラノーマル・アクティビティ3』(字幕版)
Amazonプライムビデオ『パラノーマル・アクティビティ3』(吹替版)
動画レンタルor動画購入にて、鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2024年4月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
music.jp
会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2024年4月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。
スタッフ
監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン脚本:クリストファー・B・ランドン
原作・キャラクター創造:オーレン・ペリ
製作:ジェイソン・ブラム、スティーヴン・シュナイダー、オーレン・ペリ
製作総指揮:アキヴァ・ゴールズマン
編集:マグダレーナ・ゴルカ・ボナコルゾ
製作会社:ブラムハウス・プロダクションズ
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
デニス:クリストファー・ニコラス・スミス(小松史法)ジュリー:ローレン・ビットナー(宮島依里)
ケイティ(幼少期):クロエ・チェンゲリ(合田絵利)
クリスティ(幼少期):ジェシカ・タイラー・ブラウン(楠見藍子)
ランディ:ダスティン・イングラム(中川慶一)
ロイス:ハリー・フット(定岡小百合)
ダニエル:ブライアン・ボーランド(志村知幸)
クリスティ:スプレイグ・グレイデン(高橋理恵子)
ケイティ:ケイティー・フェザーストン(若原美紀)
『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの感想
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
今回は、『パラノーマル・アクティビティ2』『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』とは異なる恐怖を描いていて、なかなか面白かったです。今回は霊的な怖さがメインではない感じで、ホラー映画の特徴としても、前3作とは違った見せ方をしておりました。
ホラー映画好きなら、結構、食いつきやすいタイプの作品となっている反面、『パラノーマル・アクティビティ』はスーパーナチュラルな恐怖が絶対だよ!って人には受け入れる事ができないかもしれないです。
ちなみに、本作は、時系列的には「プロローグ」といえる内容になっています。
なぜケイティやクリスティの周囲に悪魔が現れたのか。
その原因が明らかになります。
『パラノーマル・アクティビティ3』の良いところ
先にも書いたとおり、スーパーナチュラル的な恐怖ではありません。生きている人の恐怖を描いているのが本作。
しかも、シリアルキラーとか、スプラッターとか、そういったタイプの恐怖ではないというのが、ポイントでございます。
視覚的なホラーではなく、心理的な恐怖という、シリーズのお約束を守りながら、人の怖さを描写している点は良かったです。
本作は、今までよりも、ちょっとホラー描写が少なく、より観客のイマジネーションに依存する作風になっていると思います。
雰囲気ホラーが好きなら、この空気感は楽しめますね。
視覚的な恐怖を求めている人は、楽しめない可能性が高いです。
『パラノーマル・アクティビティ3』の悪いところ
本作最大の失敗は、カメラで撮影する理由が希薄であるという点です。確かに終盤手前までは違和感がないのですが、終盤では、カメラで撮影する理由がなくなり、なぜ撮影しているのか、すごく気になって、映画どころではなくなってしまいます。
この点は、個人的には、マイナス点かな?
POV作品の難しさを改めて認識しました。
もうひとつ、気になるのが、いきなりモキュメンタリーではなくなってしまった事です。
今まではモキュメンタリーという設定を守っていたのですが、本作は、ビデオテープが誰に公開されているのか?
どういう経緯で公開者が、このテープを入手したのか、それが描かれていません。
4作目以降で明らかになるのであればいいのですが、うーん、そんな感じではないっぽいので、どうしてフェイク・ドキュメンタリー風ではなくなったのか、残念ですね。
口コミレビューや評価
下記サイトで『パラノーマル・アクティビティ3』レビューや評価をチェック!Filmarks
Movie Walker
今回のネタバレなし感想のまとめ
POV作品として致命的な失敗はあるものの、前3作とは違うアプローチを見せ、本作でしか味わえない不気味さがあって面白かったです。シリーズを追いかけている人は、観ることをオススメしたいストーリーになっていますし、雰囲気ホラー映画が好きであれば、結構、楽しめると思います。
個人的には、なかなかに良いホラー映画でした。
という事で、ここまでは『パラノーマル・アクティビティ3』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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メインブログ(四十郎おっさんによる映画感想まがい)
ネタバレあり感想
全ての元凶は、なんと、グランドマザーでした。2作目で、その点は示唆されていますが、本作を見てビックリしたのが、祖母様の異様さ。
およそ人とは思えない人格者が最後に登場するという点で、前3作とは一線を画す映画になっていました。
グランドマザーは魔女であり、自分の利益だけを追求するために悪魔と契約、自分の娘に執拗に男の子を産ませようとする姿には、唖然としましたね。
もはや人ではなく、悪魔の手先となった者の成れの果てを見ているようでした。
ラストの魔女たちの描写は、本作で一番不気味であり、怖い。
このようなシーンを、まさか『パラノーマル・アクティビティ』で見る事ができるとは。
さほど期待していなかっただけに、なかなか面白い映画でございました。
という事で、『パラノーマル・アクティビティ3』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
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