2016年、日本を席巻した『シン・ゴジラ』。アメリカでは<モンスターバース>として『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』『ゴジラvsキングコング』が製作中です。そんな中、日本では、初のアニメーション作品としてのゴジラが公開されます。タイトルは『GODZILLA 怪獣惑星』。



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劇場公開は2017年11月17日に決定。ポスターから近未来ものかと推測していたのですが、本来のストーリーは、さらなる斜め上のものでございました。



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突如として、地球上に巨大な生物<怪獣>が出現。<怪獣>たちと対峙していた人類だったが、その怪獣すらも駆逐してしまう究極の存在<ゴジラ>が現れ、人類は半世紀にわたり戦争を繰り広げる事になってしまう。人類は熟考の末、地球脱出計画を実行。20年に及ぶ旅の末、たどり着いた惑星は、人類が住めるような場所ではなかった。人類は絶望しながらも、再び地球へ帰還。だが、地球は2万年の歳月が経過し、さらに<ゴジラ>は健在であった、という内容。

今回は、おそらく『ゴジラ』の中でも、かなりSF色の強い作品になっています。さらに本作に登場する<ゴジラ>は、今までのシリーズとは異なる異質なフォルムをしており、『パシフィック・リム』に登場しそうなシルエットです。アナウンスによると、歴代最大サイズという事で、どのような映画に仕上がっているのか、非常に気になります。

今まで、『ゴジラ』映画というのは、東宝側から「『ゴジラ』という作品のイメージを壊さないように」という通達があったらしいんですよね。2014年の『ゴジラ』もそうでしたし、『シン・ゴジラ』の時も、そういう事があったらしんですよね。けれど、今回のアニメ版では、東宝サイドから「自由に作っていい」という許可があった模様。そのため、本作は今までにないくらい、奇抜なゴジラ映画になる予感がします。

今までのゴジラは、わたしたちが住んでいる世界に突然出現した生命体でした。一方、この『GODZILLA 怪獣惑星』で登場するゴジラは、2万年という途方もない時間が経過した地球で、怪獣たちと戦いながら生き残ったゴジラ。ちょっと想像できないですね。今まで見た事のないものを目の当たりにできそうです。

出演声優たちは宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一。ストーリー原案・脚本は虚淵玄。若干、救いがなさそうな展開になりそうで怖いですが、公開が楽しみですな。




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