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わたしは全く知らなかったのですが、アメリカには「Movie Pass」というサービスがあるそうです。

これは、1ヶ月の会費を払えば、毎日1本、映画館で映画を鑑賞できるという、とんでもないサービスなんだそうです。

みなさん、ご存知でした?




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この「Movie Pass」という会員制サービス、実は6年前から存在しているのですが、これまでの金額が月50ドル。

日本円にして、約5500円くらいですかね、1ドル110円で計算した場合。

それでも日本にいる私としては、かなり魅力的ではあるんですけど、この金額が高額であると感じ、会員数は2万人程度だったみたい。

このサービスは、このままでいくのかと思いきや、先月7月、状況が一変しました。



moviepass


新しい価格帯がすごい

Movie Passは、2017年7月、同社の株の51%をデータ会社に売却。

資金調達に成功し、見放題サービスの値段を大幅に値下げ。なんと1カ月9ドル95セント、約1100円という、とんでもない価格帯でサービスを提供し始めたそうです。

一体、どのようなビジネスモデルなのか、もはやさっぱりわからないのですが、今、アメリカでは話題なのだそうです。




どんなシステム?

このMovie Pass、どのような仕組みかというと、映画館の100メートル範囲内に近づくと、専用アプリで「観る」ボタンを押せるように。

その「観る」ボタンを押すと、会員専用のデビットカードにチケットを購入するのに必要な金額がチャージされます。

実際に映画館まで行かないと、チケットを獲得できないので、少し利便性損なわれますが、それでも料金が魅力的。




IMAXや3Dは対象外

最近、上映作品がたくさん登場するようになったIMAXや3D上映作品は対象になっていないため、従来の方法でチケットを購入する事になります。

まぁ、これはしゃーない。アメリカにも4DXがあるはずなので、4DX系も対象外のはず。

そうすると、このサービスを利用するのは映画好きな方に限られます。




業界は渋い顔

アメリカでも、Movie Passのビジネスモデルに懐疑的な人が多いらしく、業界ではMovie Passに否定的な考え方が多いみたいですね。

もし、Movie Passのサービスが崩壊してしまい、以前のチケット代金体系になった場合、映画館を利用する人が少なくなるのでは?って考えているみたいです。

うん、それは確かに、そう思うのも無理はないかな。




生粋の映画好きのためのサービス

このMovie Passで大儲けは、おそらく難しいのではないかと思います。

そもそも、Movie Passは、どこで利益を出すのか。

おそらく、アプリから抽出したデータを売却して利益を得ると考えられるのですが、会員数が想定以上に増えた場合、確実に赤字になりますよね。

うーん、どうなるのだろう。


ただ、一方で、映画好きには、夢のようなサービス。以前の料金体系でも、月々約6000円を支払うだけ。

それだけで、毎日1本映画を観る事ができるなんて、なんて素晴らしいのだろう!

話題作しか見ない人には、はっきり言って、価値のないサービスですが、単館系映画も観る人にとっては、ありがたいサービスです。

日本でも、どこか、やってくれないかなあ。




まとめ

ビジネスとして、そもそも最初から破綻している感じですが、月5500円の時から6年は運営できていたため、これからどうなるのか、楽しみではありますね。

日本の場合、アメリカとは映画の配給システムが違いますから、このサービスを適用するのは難しいかも。

けれど、もし、こんなサービスが出てくれば、おっさんは、間違いなく登録しちゃうんだろうなぁ。




【参考記事】

シネマトゥデイ様:月1,100円で映画館行き放題!夢のサービスは成功するのか?




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