映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2019年1月3日に公開した記事を再編集したものとなっております。
2018年末に『来る』という邦画ホラーを、映画館で鑑賞しました。
最初は観るつもりはなかったのですが、予告編を観て、そして原作の『ぼぎわんが、来る』という小説が第22回日本ホラー小説大賞を受賞していると知って、時間を作って観に行った次第です。
予告編を観る限りでは、どうやら『バイバイマン』っぽいのですが、どうなんでしょうかね。
ちなみに、今回は原作小説を読まずに、映画を鑑賞しました。
ということで、今回は『来る』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
日本公開日:2018年12月7日
上映時間:2時間14分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
東京の商社に勤務する田原は、妻の香奈と一人娘の知紗の3人で暮らしていた。
しかし、知紗が生まれた日を境にして、田原の周辺に奇怪な出来事が発生する。
憔悴した田原は親友の民俗学者である津田に相談。
津田は金になればなんでも書くフリーライターの野崎を田原に紹介する。
話を聞いた野崎は直感で、田原の周辺を脅かしている者が化け物であると察知し、自分が知る中で、最強の霊媒師を田原に紹介することに。
そして、田原の前に現れた霊媒師は、比嘉真琴というキャバ嬢だった。

会員の方は、見放題にて視聴可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ『来る』
動画レンタルにて視聴可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2023年5月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
監督・脚本:中島哲也
脚本:岩井秀人、門間宣裕
製作:市川南
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
企画・プロデュース:川村元気
プロデューサー:西野智也、兼平真樹
制作プロデューサー:佐藤満
ラインプロデューサー:内山亮
撮影:岡村良憲
照明:高倉進、上野敦年
録音:矢野正人
美術:桑島十和子
装飾:西尾共未
スタイリスト:申谷弘美
チーフヘアメイク:山崎聡
音楽プロデューサー:冨永恵介、成川沙世子
キャスティングディレクター:元川益暢
VFXスーパーバイザー:柳川瀬雅英、桑原雅志
編集:小池義幸
記録:長坂由起子
助監督:高土浩二
制作担当:大塚健二
田原香奈:黒木華
田原知紗:志田愛珠
津田大吾:青木崇高
野崎和浩:岡田准一
比嘉真琴:小松菜奈
比嘉琴子:松たか子
逢坂セツ子:柴田理恵
高梨重明:太賀
スーパーの店長:伊集院光
映像化したいところだけをピックアップして、全力でビジュアルにしたという印象が強く、整合性や謎の解明には主眼が置かれていない点が、評価の分かれるところかもしれません。
おっさんとしては、好きな映画ではあるけれど、人にはおすすめしにくいかな?という感じです。
また、ホラー映画のセオリーを守りつつも、観客を楽しませようという工夫がところどころに見え隠れしており、ホラー映画好きな私としては嬉しい印象。
CGでの演出も一部ありますが、それも気にならない程度で、全体的に邦画のホラー映画としてはクオリティーの高い作品であったと思いました。
細かい設定が気にならないといえば嘘になるのですが、それでもそれらをスルーできるのは、役者さんのお芝居に依るところが大きいですね。
映画でありながら、役者さんのパワーをスクリーン越しに感じる事ができる映画で、演劇が好きな人の方が、もしかしてハマるかな?
さらには観客に提示されている謎も華麗にスルーするので、一度細かいところに躓いてしまうと、映画を楽しめないというトラップが仕掛けられています。
わたしは、このブログを書くことで、ある程度のスルースキルを養ってきたつもりで、本作では謎よりも「どのように終わらせるのか」という方が気になったので、謎の解明には、それほどこだわりはありませんでした。
わからないところはスルーする、もしくは自分で考察する。
そういうふうに割り切って鑑賞しないと、失敗してしまう可能性が高い作品となっています。
本作は最初にも書きましたが、面白いかどうかよりも、好きか嫌いかで判断する作品。
ということは、クセが強い映画という事なんですよね。
クセのある映画というのは、おおよその評価は低いものなので、「自分は良かったのになぁ」と思っても大丈夫です。
むしろ誇りましょう。
「おれはクセのある映画好き」なのだと!!!
……まぁ、あまり誇りすぎると、アレなんですけれども……。
という事で、今回は『来る』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray・原作小説
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今回の記事は、2019年1月3日に公開した記事を再編集したものとなっております。
2018年末に『来る』という邦画ホラーを、映画館で鑑賞しました。
最初は観るつもりはなかったのですが、予告編を観て、そして原作の『ぼぎわんが、来る』という小説が第22回日本ホラー小説大賞を受賞していると知って、時間を作って観に行った次第です。
予告編を観る限りでは、どうやら『バイバイマン』っぽいのですが、どうなんでしょうかね。
ちなみに、今回は原作小説を読まずに、映画を鑑賞しました。
ということで、今回は『来る』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
『来る』について
製作:2018年日本日本公開日:2018年12月7日
上映時間:2時間14分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
それに呼ばれたら、終わり。東京の商社に勤務する田原は、妻の香奈と一人娘の知紗の3人で暮らしていた。
しかし、知紗が生まれた日を境にして、田原の周辺に奇怪な出来事が発生する。
憔悴した田原は親友の民俗学者である津田に相談。
津田は金になればなんでも書くフリーライターの野崎を田原に紹介する。
話を聞いた野崎は直感で、田原の周辺を脅かしている者が化け物であると察知し、自分が知る中で、最強の霊媒師を田原に紹介することに。
そして、田原の前に現れた霊媒師は、比嘉真琴というキャバ嬢だった。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『来る』会員の方は、見放題にて視聴可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ『来る』
動画レンタルにて視聴可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2023年5月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ
原作:澤村伊智監督・脚本:中島哲也
脚本:岩井秀人、門間宣裕
製作:市川南
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
企画・プロデュース:川村元気
プロデューサー:西野智也、兼平真樹
制作プロデューサー:佐藤満
ラインプロデューサー:内山亮
撮影:岡村良憲
照明:高倉進、上野敦年
録音:矢野正人
美術:桑島十和子
装飾:西尾共未
スタイリスト:申谷弘美
チーフヘアメイク:山崎聡
音楽プロデューサー:冨永恵介、成川沙世子
キャスティングディレクター:元川益暢
VFXスーパーバイザー:柳川瀬雅英、桑原雅志
編集:小池義幸
記録:長坂由起子
助監督:高土浩二
制作担当:大塚健二
キャラクター:キャスト
田原秀樹:妻夫木聡田原香奈:黒木華
田原知紗:志田愛珠
津田大吾:青木崇高
野崎和浩:岡田准一
比嘉真琴:小松菜奈
比嘉琴子:松たか子
逢坂セツ子:柴田理恵
高梨重明:太賀
スーパーの店長:伊集院光
原作小説『ぼぎわんが、来る』のネタバレなし感想
現在、メインで更新している「四十郎おっさんによる映画感想まがい」にて、ネタバレなし感想を投稿しております。
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
思った以上にB級テイストの映画に仕上がっていて、そこはちょっとしたビックリでございました。そこそこのグロ描写もありつつ、不気味な雰囲気も漂い、なかなかに怖い映画です。
映像化したいところだけをピックアップして、全力でビジュアルにしたという印象が強く、整合性や謎の解明には主眼が置かれていない点が、評価の分かれるところかもしれません。
面白いかどうか、で評価するのではなく、好きか嫌いかで評価する作品だと、おっさんは感じました。
おっさんとしては、好きな映画ではあるけれど、人にはおすすめしにくいかな?という感じです。
心地よい不気味さ
本作は3部構成になっておりまして、1部と2部については、ひたすら不気味な作品でございます。この不気味さ、雰囲気映画が好きな人にとっては、すこぶる美しい気持ち悪さになっており、そういう系統の映画が好きな人であれば、どストライクではないかと思います。
また、ホラー映画のセオリーを守りつつも、観客を楽しませようという工夫がところどころに見え隠れしており、ホラー映画好きな私としては嬉しい印象。
CGでの演出も一部ありますが、それも気にならない程度で、全体的に邦画のホラー映画としてはクオリティーの高い作品であったと思いました。
俳優陣の演技がすごい
厳しい演技指導で有名な中島哲也監督なので、当然、役者さんのお芝居も半端ではありません。細かい設定が気にならないといえば嘘になるのですが、それでもそれらをスルーできるのは、役者さんのお芝居に依るところが大きいですね。
映画でありながら、役者さんのパワーをスクリーン越しに感じる事ができる映画で、演劇が好きな人の方が、もしかしてハマるかな?
観客を置いてけぼりにする映画
とにかく、いろんな物事が置いてけぼりでストーリーが突っ走るので、整合性なんてナッシング。さらには観客に提示されている謎も華麗にスルーするので、一度細かいところに躓いてしまうと、映画を楽しめないというトラップが仕掛けられています。
わたしは、このブログを書くことで、ある程度のスルースキルを養ってきたつもりで、本作では謎よりも「どのように終わらせるのか」という方が気になったので、謎の解明には、それほどこだわりはありませんでした。
わからないところはスルーする、もしくは自分で考察する。
そういうふうに割り切って鑑賞しないと、失敗してしまう可能性が高い作品となっています。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
ヤフー映画『来る』でレビューや評価をチェック!今回のネタバレなし感想のまとめ
本作の評価、もしかして、かなり低いんじゃないかな??って思っていたら、案の定ですね。本作は最初にも書きましたが、面白いかどうかよりも、好きか嫌いかで判断する作品。
ということは、クセが強い映画という事なんですよね。
クセのある映画というのは、おおよその評価は低いものなので、「自分は良かったのになぁ」と思っても大丈夫です。
むしろ誇りましょう。
「おれはクセのある映画好き」なのだと!!!
……まぁ、あまり誇りすぎると、アレなんですけれども……。
という事で、今回は『来る』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
ネタバレあり感想
DVD・Blu-ray・原作小説
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