映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2015年12月25日に公開した記事を再編集したものとなっております。
2015年12月に、ニコニコ動画で「冬休みホラー特集 死画像がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」という事で、邦画のホラー作品を生放送していました。
当日は鑑賞する事ができなかったため、タイムシフト視聴で鑑賞。
1日目に『ひ・き・こ 降臨』と『クネクネ』の2本をオンエアしていて、2015年12月25日の21時30分からは『NotFound外伝』と『心霊玉手匣』が2本立てでオンエアされました。
今回は、ネットロアとして流布している<クネクネ>を題材にした邦画ホラー映画『クネクネ』のネタバレなし感想を書きたいと思います。
日本公開日:劇場未公開
上映時間:50分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
車でキャンプ場に行く途中で、道に迷ってしまった浩平は、通りがかりの男性に道を尋ねる。
すると、男性は何も答えずに「帰った方がいい」と浩平たちに忠告する。
不審に感じながらも、村はずれの場所でキャンプすることにするのだが……。
アマゾンプライム会員の方は、追加料金なしで鑑賞可能です。
会員ではない方は視聴することができないみたいです。
配信期限がありますので、ご注意ください。
原案・プロデューサー:小田泰之
ラインプロデューサー:古賀奏一郎
撮影:柿崎知也
製作:アムモ98
出演者:しほの涼、所里沙子、中野剛、熊谷美香、三島ゆたか、前田明日香、松川愛実、竹之内啓喜
そこに実在する生命体なのか、それとも幽霊や妖怪の類なのか……その部分は色々と議論されているようです。
一般的に「くねくね」は、白色(稀に黒い個体が出現するらしい?)で、人の動きとは思えない動き方をします。
真夏の水田や河原など、水辺での目撃情報が多く、「くねくね」を遠くから眺めるくらいであれば、特に問題はないとされております。
しかし、「くねくね」を認識できる距離で視認してしまうと、精神に異常を来たしてしまう……。
「くねくね」の都市伝説では、すでに「くねくね」の存在を知る者が登場し、「くねくね」について警告・忠告を語り手にするというのがテンプレートになっていますね。
都市伝説の中でも、個人的に「くねくね」は、ネットロア(インターネット上の都市伝説/フォークロア)と思っているんですよね。
インターネットがない時代から私は怪談を好んでいて、情報を集めていたのですが、その時は「くねくね」というものを聞いたことがありませんでした。
インターネットで怪談や都市伝説の情報収集を始めてから、初めて知った話です。
調べてみると、どうも創作怪談のひとつが起源では?と考察されているようです。
夏場に水辺で目撃されるという部分から、「熱中症に関連があるのでは?」とも考えられているみたいですね。
『ひ・き・こ 降臨』に比べると、ホラー要素が、ちゃんとある点は良かった。
しかし、本作での「くねくね」と、一般的なイメージの「くねくね」とは異なるものであるため、都市伝説の「くねくね」の映像化を期待してしまうと、かなりガッカリしてしまいます。
本作を鑑賞する時は、「くねくね」は登場しない!と割り切って観た方が良いかもしれません。
個人的には、映画の内容よりも、千里役の女の子がすごく気になりました。
モデルさんかグラビアアイドルさんなんでしょうか、腕などがかなり細いです。
そっちがすごく気になる映画でして、鑑賞しながら「大丈夫かな、折れないかな?」みたいな変な心配をしてしまいました。
そんな感じで心配しながら視聴したのですが、意外にも、この映画、なかなか雰囲気があり面白い映画でした。
作品の時間が50分なので、前置きは早めに切り上げて、核心に突入します。
なんか想像していた、期待していた「くねくね」ではないけれど、それでも中々ホラー風味なシーンが続いて、ホラー映画好きとしては、そこそこ楽しめた映画です。
不気味なオープニングから始まり、「くねくね」を見た人間の絶命の仕方も、なかなか迫力があります。
個人的には、なかなかの掘り出し物だなと思いました。
しかし……。
この映画の真骨頂はラストでした。
近年、稀に見る酷い結末で、ある意味、ド肝を抜かれてしまいました。
なんだ、これ?
ダメダメなラストを採用してしまったため、本作は『ひ・き・こ 降臨』より面白くないという結論になってしまいました。
必要のない、どんでん返しはいらないです。
途中までは、B級映画好きなら、ぎりぎりオススメできたのに、オチのせいで、オススメできない映画になってしまいました。
本当に途中までは、雰囲気系ホラー映画が好きな方にはオススメできたのに……残念です。
Filmarks
時間がとても余っていて、どんなZ級映画でも問題なし!という方のみ、チャレンジしてみてください。
という事で、今回は『クネクネ』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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今回の記事は、2015年12月25日に公開した記事を再編集したものとなっております。
2015年12月に、ニコニコ動画で「冬休みホラー特集 死画像がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」という事で、邦画のホラー作品を生放送していました。
当日は鑑賞する事ができなかったため、タイムシフト視聴で鑑賞。
1日目に『ひ・き・こ 降臨』と『クネクネ』の2本をオンエアしていて、2015年12月25日の21時30分からは『NotFound外伝』と『心霊玉手匣』が2本立てでオンエアされました。
今回は、ネットロアとして流布している<クネクネ>を題材にした邦画ホラー映画『クネクネ』のネタバレなし感想を書きたいと思います。
『クネクネ』について
製作:2010年日本日本公開日:劇場未公開
上映時間:50分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
予告編動画
YouTubeで『クネクネ』の予告編動画を見つけることができませんでした……。簡単なあらすじ
夏休みになり、千里は母親である良子と再婚相手である浩平、浩平の娘である遥とともに、キャンプへ向かう。車でキャンプ場に行く途中で、道に迷ってしまった浩平は、通りがかりの男性に道を尋ねる。
すると、男性は何も答えずに「帰った方がいい」と浩平たちに忠告する。
不審に感じながらも、村はずれの場所でキャンプすることにするのだが……。
本作を視聴できる動画配信サービス
Amazonプライムビデオ『クネクネ』アマゾンプライム会員の方は、追加料金なしで鑑賞可能です。
会員ではない方は視聴することができないみたいです。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2024年12月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
music.jp
会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2024年12月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。
会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2024年12月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。
スタッフ・キャスト
監督・脚本:吉川久岳原案・プロデューサー:小田泰之
ラインプロデューサー:古賀奏一郎
撮影:柿崎知也
製作:アムモ98
出演者:しほの涼、所里沙子、中野剛、熊谷美香、三島ゆたか、前田明日香、松川愛実、竹之内啓喜
都市伝説としての「くねくね」
「くねくね」とは、体と思われる部分をくねらせるように動く、正体不明の物体or生物。そこに実在する生命体なのか、それとも幽霊や妖怪の類なのか……その部分は色々と議論されているようです。
一般的に「くねくね」は、白色(稀に黒い個体が出現するらしい?)で、人の動きとは思えない動き方をします。
真夏の水田や河原など、水辺での目撃情報が多く、「くねくね」を遠くから眺めるくらいであれば、特に問題はないとされております。
しかし、「くねくね」を認識できる距離で視認してしまうと、精神に異常を来たしてしまう……。
「くねくね」の都市伝説では、すでに「くねくね」の存在を知る者が登場し、「くねくね」について警告・忠告を語り手にするというのがテンプレートになっていますね。
都市伝説の中でも、個人的に「くねくね」は、ネットロア(インターネット上の都市伝説/フォークロア)と思っているんですよね。
インターネットがない時代から私は怪談を好んでいて、情報を集めていたのですが、その時は「くねくね」というものを聞いたことがありませんでした。
インターネットで怪談や都市伝説の情報収集を始めてから、初めて知った話です。
調べてみると、どうも創作怪談のひとつが起源では?と考察されているようです。
夏場に水辺で目撃されるという部分から、「熱中症に関連があるのでは?」とも考えられているみたいですね。
おっさんのネタバレなし感想
割とツッコミどころの多い映画でした。『ひ・き・こ 降臨』に比べると、ホラー要素が、ちゃんとある点は良かった。
しかし、本作での「くねくね」と、一般的なイメージの「くねくね」とは異なるものであるため、都市伝説の「くねくね」の映像化を期待してしまうと、かなりガッカリしてしまいます。
本作を鑑賞する時は、「くねくね」は登場しない!と割り切って観た方が良いかもしれません。
個人的には、映画の内容よりも、千里役の女の子がすごく気になりました。
モデルさんかグラビアアイドルさんなんでしょうか、腕などがかなり細いです。
そっちがすごく気になる映画でして、鑑賞しながら「大丈夫かな、折れないかな?」みたいな変な心配をしてしまいました。
そんな感じで心配しながら視聴したのですが、意外にも、この映画、なかなか雰囲気があり面白い映画でした。
作品の時間が50分なので、前置きは早めに切り上げて、核心に突入します。
なんか想像していた、期待していた「くねくね」ではないけれど、それでも中々ホラー風味なシーンが続いて、ホラー映画好きとしては、そこそこ楽しめた映画です。
不気味なオープニングから始まり、「くねくね」を見た人間の絶命の仕方も、なかなか迫力があります。
個人的には、なかなかの掘り出し物だなと思いました。
しかし……。
この映画の真骨頂はラストでした。
近年、稀に見る酷い結末で、ある意味、ド肝を抜かれてしまいました。
なんだ、これ?
ダメダメなラストを採用してしまったため、本作は『ひ・き・こ 降臨』より面白くないという結論になってしまいました。
必要のない、どんでん返しはいらないです。
途中までは、B級映画好きなら、ぎりぎりオススメできたのに、オチのせいで、オススメできない映画になってしまいました。
本当に途中までは、雰囲気系ホラー映画が好きな方にはオススメできたのに……残念です。
口コミレビューや評価
下記サイトで『クネクネ』レビューや評価をチェック!Filmarks
今回のネタバレなし感想のまとめ
ラストで大失敗をかましてしまった、悲しきホラー映画『クネクネ』。時間がとても余っていて、どんなZ級映画でも問題なし!という方のみ、チャレンジしてみてください。
という事で、今回は『クネクネ』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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