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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2018年4月17日に公開した記事を再編集したものとなっております。




30分経過して、ようやく本編がスタートする『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』。

スプラッターあり、グロテスク描写あり、ブラックな笑いあり、悪趣味シーン満載のとんでもない映画でした。

であるにも関わらず、シリーズで一番映画しており、一番面白い仕上がりになっているという、なんとも摩訶不思議な作品。

なんともユニークでございます。




そんなわけで、今回は『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。

まだ本作を鑑賞していない方は、鑑賞後にお読み頂けると幸いです。







ネタバレなし感想





ネタバレあり感想

オチが酷い、いい意味で

一番最初の『オリジン』のオチは、ある意味、オチがないというものでした。

けれど、作品にマッチした終わり方をしており、綺麗に終わったと、私は感じました。




一方のセルフリメイク版である『ミートボールマシン』は、『オリジン』を無理に説明しようとして自爆してしまったという印象が強い。

取って付けたような説明に、最後のオチはあまりしっくりこなかったというのが正直な感想でございました。




では、本作のオチはどうか?

というと、本作はシリーズで、一番意味がありませんでした。

今まで命を賭けて戦っていた人が全く報われないエンディングは、かなり人を選びまくるとは思いますが、おっさん的には作品にマッチしたものだと感じましたね。

変な格好した斎藤工さんが宇宙人に向けてテレビショッピングするという謎エンディング。

今までで、一番意味がないのに、強烈な印象だけが残る終わり方。

これはこれで正解なような気がします。




タイトルが秀逸

本作は、今までの作品とは異なり、『ミートボールマシン』というタイトルは副題となっております。

メインのタイトルは『蠱毒』です。




蠱毒とは、呪術の一種で、様々な虫をひとつの容器に入れて、共食いをさせて、最後に生き残った生物を祀り、その毒をもって、相手を死に追いやるというもの。

本作ではネクロボーグ同士が戦い、最後に生き残ったネクロボーグが強い生命力を持つという事で、そのネクロボーグをもとに作られた滋養強壮剤が生み出されるというオチでした。




『ミートボールマシン』のストーリーを、蠱毒として捉えるという発想は面白く、「なるほど!」って膝を叩いてしまいました。

本作のオチとタイトルが綺麗にリンクしており、なかなかに良いタイトルだと思います。




口コミレビューや評価

下記サイトで『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



『ミートボールマシン』感想一覧









今回のネタバレあり感想のまとめ

結局のところ、人は愚かって事が言いたかったのか?

まぁよくわかりませんけどね、本作の主題については。




とにかくやりたい事をやりきるというエネルギーは、今の日本映画業界には、あまりないパッションなので、これからも独自路線で活躍して欲しいですね。

……そう思うのですが、わたしは、西村喜廣監督の作品とは基本的に相性が悪いので、他作品を観る機会は、ほとんどないと思いますが……。




という事で、今回は『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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