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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2018年4月16日に公開した記事を再編集したものとなっております。




2017年、上映している映画館へ足を運ぶことができず、鑑賞を諦めていた『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』。

2018年にTSUTAYA DISCASでDVDレンタルがスタートして、無事に鑑賞することができました。

当時、レンタルはないかもしれないって思っていたので、嬉しかったですね。

私はスプラッターの趣味はないため、スプラッター系映画のDVDやBlu-rayの購入は、どうしても二の足を踏んでしまう……。




さて、本作は『ミートボールマシン オリジン』、高橋一生さん主演のリメイク版『ミートボールマシン』に続く、シリーズ3作目となります。

シリーズではありますが、世界観が共有されている訳ではなく、それぞれ独立した映画になっております。

このあたり、『鉄男』シリーズと同じ感じです。




『ミートボールマシン オリジン』『ミートボールマシン』、ともに鑑賞済み。

シリーズについて、飛び抜けてお気に入り……という訳ではありません。

ただ、荒削りでありながら、自分のしたいことをやろうと頑張っていて、尚且つ、エンタメ作品を目指しているというシリーズなので、気になっている作品群といったところでしょうか。




そんなわけで、今回は『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。



『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』について

製作:2016年日本

日本公開日:2017年8月19日

上映時間:1時間40分(100分)

オススメ度:★★★☆☆(三つ星)

年齢制限:R15+




予告編動画





簡単なあらすじ

TOKYO IS ON FIRE.



借金の取り立て代行屋を仕事にしている50歳の野田勇次。

ノルマを達成できず、金遣いの激しい母親から金を催促されたり、挙げ句の果てには、自身が末期がんに侵されている事が発覚する。

自暴自棄になる野田。

そんな野田のいる東京に突然、フラスコ型の何かが街を覆う。

外からの侵入はできず、また目的の不明な透明の壁に戸惑う人々。

外からは静観する事しかできない状況の中、一方、壁の内側では謎の生命体ユニットに寄生されネクロボーグに成り果てた人々による、阿鼻叫喚の地獄絵図が生み出されていた。

野田もまた、生命体ユニットに寄生され、ネクロボーグに?化するも、彼だけが自分の意識を保ったままでいることに成功。

野田は、密かに想いを寄せる女性・カヲルを守るべく、行動に出るのだった。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』

会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

本ページの情報は2024年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。




Hulu

会員の方は、本作を見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

紹介している作品は、2024年6月時点の情報です。

現在は配信終了している場合や、動画レンタル・動画購入対象作品に変更している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。




Amazonプライムビデオ『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』

動画レンタルor動画購入にて、鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

2024年6月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。




music.jp

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配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

2024年6月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。




スタッフ

監督・脚本・編集:西村喜廣

脚本:佐藤佐吉

製作:坂本敏明

プロデューサー:山口幸彦、楠智晴

撮影:鈴木啓三

照明:太田博

美術:佐々木記貴

録音:西條博介

衣装:中村絢

ヘアメイク:征矢杏子

VFXスーパーバイザー:鹿角剛

特殊造型:下畑和秀、奥山友太

アクション監督:坂口茉琴

音楽:中川孝

キャスティング:安生泰子

助監督:片島章三

制作担当:真山俊作




キャラクター:キャスト(出演者)

野田勇次:田中要次

三田カヲル:百合沙

マミ:鳥居みゆき

田ノ上:川瀬陽太

長谷:村杉蝉之介

酒井:三元雅芸

カップル男:仁科貴

カップル女:安部智凛

高橋:矢部太郎

老爺:ジジ・ぷぅ

貧乏な男:こまつよしお

ボロボロの女:冨手麻妙

神父:沼澤邪鬼

警官隊 隊長:島津健太郎

警官隊A:山中アラタ

警官隊B:屋敷紘子

警官隊C:栄島智

次郎:富田海人

萌:小林実由

黒岩:加藤桃子

ユイ:水井真希

サオリ:松田リマ

アイラ:倖田李梨

白線女:しいなえいひ

宇宙人:斎藤工







おっさんのネタバレなし感想

全体的な感想

おぉ……おぉぉ!!!

ついに3作品目にして、<ミートボールマシン>という作品が完成したという感じがしました。

これだよ!

おっさんが観たかった<ミートボールマシン>は、これなんだよっ!!!

そんな訳で、ようやくネクロボーグ同士の戦闘を楽しむことができ、本当の『ミートボールマシン』を観ることができたという感じですね。

いやぁ、本当に良かった。




けれど、本作は誰かにオススメすることはできない映画ですね。

スプラッター描写、グロテスク描写、セクスィー描写、さらに、リアリティーのない随所の設定。

ことごとく、観る人を選ぶ映画である事に変わりありません。

そのため、上記の要素があっても大丈夫な人だけ、チャレンジしてみてください。




良い意味でやりすぎ!

前二作に比べ、圧倒的なる「やりすぎ感」が凄い。

「そんなに血液は飛ばないんじゃない?」とか「それだけ人体が変形したりしたら、意識云々とか、ソレ以前に生命活動できないんじゃない??」とか、全シーンつっこみどころ満載であります。

けれど、それらが、とにかく「やりすぎて」いるので、結果、価値観がひっくり返って、良い点として評価できる作品になっています。

前二作には、これだけの熱量もやりすぎ感もなかったので、イマイチ、テンションにのれなかった。

けれど、本作では、熱量もマシマシ、やり過ぎ感は今まで一番なため、シリーズで最もクオリティーの高い作品になっています。




シリーズで一番映画してる

本作は、シリーズで一番、映画として完成しております。

そのため、他の二作に比べて、非常に見やすく仕上がっているのが好印象。

『ミートボールマシン オリジン』は自主制作映画なので、映画であることよりも、やりたいことを、できるだけ詰め込んだ作品ですから、それが正解なんですけどね。




本作は、荒削りではありますが、シンプルで、伏線も回収しつつ、オチもある。

よく、このコンテンツをここまで昇華させる事ができたなぁって、感心してしまいます。

ちゃんと『ミートボールマシン』の精神を残しつつ、映画として仕上げる。

いやはや、いいものを見せて頂きました。




悪趣味の極み

本作はスプラッターシーン、グロテスク描写がふんだんに盛り込まれており、それらの描写や思いついたシーンを作り出すために、わざわざ意味のないシーンを配置しています。

この点においては、わたしは感心しないのですが、一方で、このシリーズを楽しむ層の方々は、こういったシーンなどは大好物なので、ファンサービスというところでしょうか。

このあたりは、まだ許容範囲ですが、一部、本当に「うへぇ」と思うような部分もありました。

わたしは「うへぇ」と思っただけですけど、人によっては許容できないかもしれませんね。

ちなみに、本作は、個人的に、一番スプラッターしていますし、一番グロテスクだと感じました。




口コミレビューや評価

下記サイトで『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



『ミートボールマシン』感想一覧







今回のネタバレなし感想のまとめ

とんでもなくシリアス……という訳ではなく、ちょいちょい間の抜けたシーンを入れつつ、ラストはちゃんとした終わりへ導くという、限りなく完成度の高い自主製作映画という感じですかね。

映画好きから観ると、本作がシリーズの中で一番おもしろかった。

逆に気になるのは、こういう系統が大好きな方や、『ミートボールマシン オリジン』『ミートボールマシン』が大好きな方は、本作をどのように感じたのでしょうか。

ちょっと気になります。




という事で、今回は『KODOKU 蠱毒 ミートボールマシン』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!




ネタバレあり感想





DVD・Blu-ray





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