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わたしのおとんが見に行きたいという事で、てくてく、ついて行きました映画『ジョジョの奇妙な冒険』。

わたし1人だったなら、確実に鑑賞しなかった。。。



わたしが週刊少年ジャンプを購入し始めた時、ちょうど、第4部が連載していて、レッドホットチリペッパーという敵スタンドが登場し、戦いを繰り広げておりました。

個人的には、ちょっと思い入れの強い作品なだけに、ほとんど期待しないでいきました。



公開して間もないのですが、8月は話題作がてんこ盛りのため、TOHOシネマズなんばでは、別館での上映となっておりました。

が。

人が多かった。

なんだかんだ言いながら、みんな、気になるんだね!まっ、おっさんも、その1人だけど!



という事で、今回は『ジョジョの奇妙な冒険  ダイヤモンドは砕けない  第一章』の感想を書いていくんだぜ?




今回ご紹介する映画:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』

製作:2017年日本

日本公開日:2017年8月4日

上映時間:1時間59分

オススメ度:★★★★☆(四つ星!)




予告編動画




『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のあらすじ

空条承太郎とその仲間たちが宿敵DIOを倒して数年後。

ジョセフ・ジョースターに隠し子がいる事が発覚。

ジョースター家は大騒ぎとなった。

承太郎はジョースターの息子で日本の杜王町にいる東方仗助に会いに、同時に杜王町に潜む凶悪な殺人犯を捕まえるべく、杜王町へやってくる。

杜王町では不審な事件が相次ぐ。

杜王町で連続殺人をおかしているアンジェロは邪魔をした仗助に狙いを定め、家族に襲いかかる。



今回利用した映画館

TOHOシネマズなんば 別館



『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のスタッフとキャスト

監督:三池崇史
原作:荒木飛呂彦
企画プロデュース:平野隆

出演者:
東方仗助:山崎賢人
広瀬康一:神木隆之介
山岸由花子:小松菜奈
虹村形兆:岡田将生
虹村億泰:新田真剣佑
東方朋子:観月ありさ
東方良平:國村隼
片桐安十郎:山田孝之
空条承太郎:伊勢谷友介






『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の感想

正直にいうと、一点を除いて、非常によくできた映画でございました。

映画用にストーリー構成や設定を変更しつつも、肝心のスタンド同士のバトルはオリジナルに忠実に製作されていましたね。

若干の違和感は拭えないものの、クオリティーとしては、決して低いものではありませんでした。



本作は映画好きであれば、それなりに楽しめる反面、原作が好きな人には、やはり不向きな作品となっています。

おっさんは、原作を読んでいて原作好きではありますが、かなり楽しめました。

ただラストのワンシーンだけが、どういう意図で、あのような形になったのか、わからないんですけどね。



『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の良いところ

キャラクター造形とスタンドデザインが秀逸

キャラクターの姿が、まんま原作通りとは、最初ビックリしましたけどね。

写真だけ見ると、完全に地雷映画なんですが、本編を見ると、意外としっくりくるのが不思議なところ。

それだけ、ちゃんと役者さんが演じていらっしゃるという事なのでしょう。



個人的には、広瀬康一と虹村億泰が良かったですね。

億泰は、原作から、そのまんまという感じで、すごく好印象。

この俳優さん、これから、もっと伸びるのではないでしょうか?



懸念事項であったスタンドのデザインと演出は格好良いものがありました。

スタンドそのものは、原作に比べると少ないのかもしれないですが、だからこそ、スタンドが登場するシーンは、鳥肌が立つほどにクールでございます。



無理なくシナリオを映画用に変更

無理矢理にストーリーや設定を変更するのではなく、どうすれば、映画として、まとまったものに仕上がるのか、ちゃんと考えられた上でシナリオが用意されていたのが良かった。

ここは賛否あるかもしれないですが、確かにアニメのように全てを映像化する事ができないですからね。

個人的に、この作戦は成功したのではないでしょうか。



『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の悪いところ

街並みの違和感が半端ない

日本では杜王町が演出できないとして、スペインロケを敢行している訳ですが、やはり違和感は拭えません。

これは仕方ないかもしれないですが、日本の文化とあまりにもかけ離れすぎていて、映画の世界に引き込まれても、すぐ現実に戻されてしまう、そんな残念な映像になってしまいました。

ただ、じゃぁ日本で全ロケしたら良かったのか?って事になりますが、そうなると、洋館とか、日本にはあまりありませんしね。

スペインロケは正解なのかしれないですが、この時点で実写映像化を断念するという選択肢もあったかもしれません。



『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のまとめ

評判・評価は散々なものですが、それほど悪くなかったですよ。

もう一回鑑賞してもいいくらいの面白さでございました。



おそらく酷評されている方は、ものすごく原作を愛している方で、そもそもアニメ化・実写映画化が気に入らない方なのではないでしょうか。

映画好きなら、そこそこ楽しめますよ。



奇抜なキャラクターに奇天烈なストーリー。

けれど、控えめの演出は、三池崇史監督だからこそ、成功したと言えます。

残念ながら、第2章の予告編がなかったのですが、早く続きを観たいものです。




DVD・Blu-ray





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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ネタバレあり感想

吉良吉影はどうなるのか

康一のエコーズが登場したのは予想の範囲内ですが、まさか、ラストにシアーハートアタックが登場するとは、夢にも思いませんでした。

いや、そこはレッドホットチリペッパーだろう?!

すごく楽しみにしていたのに!!

わたしの好きなスタンドのひとつであるレッドホットチリペッパーが、どのように実写版で映像化されるのか、とてもとても楽しみににしていただけに、すごくがっかりしました。


ガッカリだよ!!


それをナッシングにしても、このラストには首を傾げてしまいます。

というのも、吉良吉影は、そもそも目立ちたくない人物だったはず。

自身が連続殺人犯であるし、元来の控えめでよいとする性格があるので、ラストで虹村形兆を倒すという行動には謎が多すぎる。



もしかすると、吉良吉影のキャラクター像は、原作と大幅に変わるかもしれませんね。

それこそ、レッドホットチリペッパーの本体である音石明と足して二で割ったような人物になるのかも。



そうなると、ラブデラックスも登場するのか、怪しくなってきました。

山岸由花子は登場しましたけど、爪を綺麗にしてましたしね。どうなるのか。



また、おそらくシンデレラも登場しないため、吉良吉影の第三の爆弾である「バイツァ・ダスト」も登場しない可能性がでてきました。

本作は4部作か5部作構成にしているのかと思っていましたけど、どういう構想になっているんでしょうね。

なんであれ、続きを早く観たいところ。年内には観たいよぉ!!




『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のレビューや評価

嫌いな監督ですが、映画としてはそんなに悪くは無かった。

原作漫画、アニメDVDほぼコンプリートの自分は、友人の付き添いで渋々観に行ったが、大満足。賛否両論あるようだが、批判しているのは観に行っていない人が大半なのではないか。自分も始めはジョジョ実写化には消極的だったが、この作品は君が思っている程悪くない。いや、それ以上の出来だ。

漫画も読んで
アニメも見ました。
億泰がアニメと似ていて良かったです。
他の方もみんながジョジョの世界を壊さないように頑張っているような感じがしました。
思っていたよりずっと面白かったです。


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