映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年6月14日に公開した記事を再編集したものとなっております。



ラストのドウシテコウナッタ感が半端ないホラー映画『ジェサベル』。

少し期待していたばっかりに、そしてその期待通りに物語が進んでいただけに、ラストのどうしようもない感に怒りすら覚えます。

今回は、『ジェサベル』のネタバレあり感想を書いていきたい思います。

本作未見の人は、今回の感想はスルーでお願いします。







ネタバレなし感想

「ネタバレなし感想」では、『ジェサベル』の簡単なあらすじ、スタッフ・キャスト、映画情報、YouTubeの予告編なども、あわせてご紹介しております。




ネタバレあり感想

主要人物が外道しかいない『ジェサベル』

母親は亡くなっていて、父親しかおらず、その父親は粗暴なので、疎遠になっていたジェサベルは、恋人と同棲するために引っ越しをしようとした矢先に交通事故に遭います。

恋人は即死。

ジェサベルは生死をさまよった結果、一命を取り留め、父親の元へ戻るのですが、この父親が、およそ父親とは思えない雰囲気です。




娘に対しヨソヨソしいのは、距離感が掴めないからかと思っていたのですが、ジェサベルが母親の部屋で見つけたビデオテープを見ていると知った時の激昂具合は、常軌を逸しています。

高嶋ちさ子さんのように、ビデオテープをバキバキに砕いて、ジェサベルの車椅子を湖に投げ入れ、挙句、実の娘に対し、「嗅ぎ回るな!」と吐き捨てる始末。

この時点で、ほぼラストは予想できた訳で、案の定、ジェサベルは本当の娘ではなく、養子ということでした。

けれど、養子であっても大学に上がるまで、ちゃんと育ててたんでしょう?

どうして、このような行動に出れるのか、不思議で仕方がない。

この父親は、結局、ジェサベルが隠し持っていたビデオテープを燃やそうとし、火が自分に引火して焼死してしまいました。




さて、お次は母親です。

ビデオテープでは繰り返し「あなたは死んでいる」と訴えかけていて、ジェサベルは、家の近くで、赤ん坊の墓を発見。

その赤ん坊は、どうも殺されたらしい。

しかも、名前が自分と一緒のジェサベル。




ということで、家の中で主人公ジェサベルにつきまとっていた女性は、ゴースト・ジェサベルでした。

さらに、ゴースト・ジェサベルは、母親と母親にタロットカードを教えた神父のモーセの間にできた子ども。

いま、巷を賑わせている不倫ってやつですよ、奥さん!!




モーセさんは黒人で、生まれてきた子どもは母親と父親の遺伝子をしっかり受け継いでおりました。

一目みて自分の子どもではないとわかった父親は、赤ん坊を殺害し、モーセを撃ち抜き、放火しました。

劇中で主人公ジェサベルの悪夢に度々現れていた、恨めしそうに主人公ジェサベルを見つめていた黒人男性は、実はモーセだったのです。

自分が悪いのに、どうして主人公ジェサベルに恨みを抱くの??




ということで、父親、母親、モーセの3人は外道の道を歩んでいて、主人公ジェサベルとその同級生、冒頭で亡くなってしまった恋人との対比が凄まじく、この重要人物3人の外道っぷりのせいで、全く映画の中に入り込めませんでした。



自分のことを棚に上げて始末をつける『ジェサベル』のラスト

母親やモーセには、まだ同情の余地があるかもと思って鑑賞をしていましたが、結局、母親とモーセは、自分の子ども、つまりゴースト・ジェサベルのために、主人公ジェサベルを亡き者にしようとしているだけ。

主人公ジェサベルの魂を亡くして、代わりにゴースト・ジェサベルを、主人公ジェサベルの肉体に宿そうと企んでいた訳です。




こうなってくると、ゴースト・ジェサベルの良心にかかってきます。

しかし、ゴースト・ジェサベルは、ゴースト・ジェサベルや母親、モーセの幽霊と共存しようと試みた主人公ジェサベルをがっつり無視して、池に突き落とします。

そして、ラストはゴースト・ジェサベルが肉体の乗っ取りに成功。

最後にドヤ顔で「私はジェサベルよ」というところで幕切れでした。




いや、酷すぎるやろ!!



主人公ジェサベルも叫んでいたけれど、主人公ジェサベル、何も悪いことしてないやん!
なに、このあまりにも救われてない感。

父親も母親もモーセも自分のことしか考えておらず、ゴースト・ジェサベルに同情した主人公ジェサベルだけが命を落とすって、全く納得がいきませんね。

このラストは、あまりにも酷すぎるぜよ。




口コミレビューや評価

下記サイトで『ジェサベル』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



今回のネタバレあり感想のまとめ

ラストで主人公ジェサベルが命を落とすなど、そういったストーリーは別に良いのですが、散々好き勝手やっていた人物だけが救われるというのは、最高に後味が悪い。

そういった意味では、この映画、なかなか人におすすめできるような作品ではないですね。

後味が悪くてもOK!っていう人は、一度、チャレンジしてみても良いかな。

なんか『グリーン・インフェルノ』に通じる、やるせなさがありますな。




という事で、今回は『ジェサベル』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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