あの日から20年。
決戦に備えていたのは、
人類だけではない。


今回ご紹介する映画:『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(INDEPENDENCE DAY:RESURGENCE)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)


予告編動画




『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のあらすじ

エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。

シネマトゥデイ『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』


『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』公式ホームページ


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ついに観に行ってきましたよ!『インデペンデンス・デイ』の続編、「インデペンデンス・デイ2」改め『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』!

ネットでは酷評の嵐ですが、果たして、そんなに出来が悪かったのか?ということで、今回は映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の感想を書いていきます。

前作で素手でエイリアンを殴ったりして大活躍だったウィル・スミスは、この続編では出演していません。写真でちゃんと登場しているんですが、どうもウィル・スミスが有名になりすぎて、ギャラなどの問題があったので、ローランド・エメリッヒ監督とウィル・スミスは話し合って、ウィル・スミスの出演は見送ったみたいですね。残念。ちなみに、ウィル・スミスは、本作撮影時期には『スーサイド・スクワッド』の撮影をしていたらしいです。『スーサイド・スクワッド』の日本公開は9月10日。



『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』映画情報

地球に攻めてきた侵略者と人類の激突を描いたSF大作『インデペンデンス・デイ』の続編。前作での闘いから20年後を舞台に、地球防衛システムを完備した人類が再び侵略者と対峙(たいじ)する。『ホワイトハウス・ダウン』などのローランド・エメリッヒ監督、『ロスト・ハイウェイ』などのビル・プルマン、『ディープ・カバー』などのジェフ・ゴールドブラムと第1作のメンバーが再結集。新たに『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースらが加わる。壮大な物語と圧倒的な映像技術に息をのむ。

シネマトゥデイ『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』


『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督・脚本・ストーリー・キャラクタークリエイト・製作:ローランド・エメリッヒ
脚本・ストーリー:ニコラス・ライト、ジェームズ・A・ウッズ
脚本・ストーリー・キャラクタークリエイト・製作:ディーン・デヴリン
製作:ジェームズ・ヴァンダービルト、ハラルド・クローサー
製作総指揮:ラリー・フランコ、ウテ・エメリッヒ、カーステン・ロレンツ
撮影監督:マルクス・フェルデナー
プロダクションデザイナー:バリー・チューシッド
編集:アダム・ウルフ
共同製作:フォルカー・エンゲル
音楽:トーマス・ワンダー、ハラルド・クローサー
衣装デザイナー:リジー・クリストル

キャスト
ジェイク・モリソン:リアム・ヘムズワース
デイビッド・レヴィンソン:ジェフ・ゴールドブラム
トーマス・ホイットモア:ビル・プルマン
ディラン・ヒラー:ジェシー・アッシャー
パトリシア・ホイットモア:マイカ・モンロー
チャーリー・ミラー:トラヴィス・トープ
アダムズ将軍:ウィリアム・フィクナー
キャサリン・マルソー博士:シャルロット・ゲンズブール
ブラキッシュ・オーキン博士:ブレント・スピナー
ジュリアス・レヴィンソン:ジャド・ハーシュ
ランフォード大統領:セーラ・ウォード
ジャスミン・ヒラー:ヴィヴィカ・A・フォックス
レイン・ラオ:アンジェラベイビー






『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の感想

どうして、あれだけ酷評なのか、ちょっと理解できないくらい、普通に面白い映画でした。

何も考えないで楽しめるエンターテインメント映画で、誰にでもオススメできる、安心・安定のエメリッヒムービーでしたよ。あっという間の2時間。MX4Dで鑑賞したので、とても楽しい、アトラクションのような映画。前作もそうでしたが、この映画は、やっぱり大きな画面で観るべき映画ですな。

前作を鑑賞していなくても充分に楽しめる作品。けれど、やっぱり前作をおさらいしてからの鑑賞をオススメします。途中、「あれ、誰だっけ?」みたいな部分がちょっとありました。途中で思い出しましたけどね。

ツッコミどころ満載のSF設定なんですが、ローランド・エメリッヒ映画にツッコミなんて、ゾンビ映画に「どうして死人がよみがえるの?」ってツッコミを入れるぐらい野暮ってもんです。だから、設定や世界観を大切に、重視する人には絶対に不向きな映画です。

ただ、エイリアンの技術により進歩した世界を、もう少し、一般人の日常レベルで冒頭に見せて欲しかったかなぁ~と、不満の残る部分もありましたけどね。

トータルで考えて、2時間、良い時間つぶしが出来たと思えるくらいの面白さとクオリティー。個人的には、オススメの映画だよ!



『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の良いところ

ローランド・エメリッヒ監督なので、一定以上のクオリティーは保たれていると確信している訳で、結末もわかりきっているし、もう安心して鑑賞でき、ハラハラドキドキできる良い映画です。

シナリオ的には、前作とほぼ同じですが、前作とは異なるアプローチでストーリーを構築しているのがグッド。また、派手なシーンに定評のあるローランド・エメリッヒ作品ならではの名シーンの数々を、本作でも堪能することができます。良くも悪くも、前作とは異なる面白さがあり、良かったですね。

出演者の中では、ウィル・スミスが離脱してしまったものの、前作で生き残ったり、活躍した人物が再び登場し、また新しいキャラクターが現れたりしていますが、それぞれがちゃんと活躍していて、その点も、好印象ですな。



『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の悪いところ

面白いのですが、もう少し、熱い展開があっても良かったかなぁ~って思います。前作に比べると、規模も大きくなり、派手なシーンが増えているものの、全体的に落ち着いた感じがしました。もう少し馬鹿っぽい展開でも良かったかな?

2時間に収めようとして、ちょっと駆け足のストーリーも、マイナスポイントです。盛り上がる前に次の物語になっちゃうので、イマイチ、ノリきれない感じでした。また、新兵器の活躍をもっと観たかったなぁ。

今回、一番残念だったのは、宇宙船が大きすぎて、アメリカだけが宇宙人と戦っている印象なんですよね。前作では、各主要都市にそれぞれ宇宙船が現れて、一斉攻撃を仕掛けられました。その後、各国で反撃に出る訳で、画面に映っていなくても、ちゃんと雰囲気は画面から伝わってきたんですよね。それが、今回はなくて、「地球はアメリカが守らないと!アメリカだけが地球を守れるんだよ!」って感じがして、残念でした。各方面から攻撃を仕掛けても良かったんじゃね??

あと、観ていて、すごく気になったのが、謎の中国押し。これは、中国資本の製作会社が入っているのかな? アメリカ以外の国だと中国しか登場していないため、なんとなく違和感がありました。せめて、イギリスかフランスが登場すれば、妙な違和感を感じることもなかったのに。



『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のまとめ

細かいことが気になる人には向いていない映画で、エンタメ映画を大画面で楽しみたい!っていう人には、大いにオススメできる作品。お子さんと一緒に観れば、とても盛り上がるのではないでしょうか?

前作は名作であり、その続編というプレッシャーに負けず、よくぞここまでの作品を作り出してくれた!と、個人的には拍手を送りたい気持ちです。



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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』ネタバレあり感想

ビル・プルマン演じる、元アメリカ大統領が、どうにも無駄死のような印象で、なんか嫌でした。命がけで攻撃を仕掛けたのに、クイーンはシールドを持っていて、無傷って、なにそれ? せめて、ちょっと傷がついて、激おこで宇宙船から登場するって感じの方が、まだ一矢報いた感じで良かったのに。

前作に比べると、むしろ、スケールが小さくなっているような気がします。それは宇宙船が大きすぎたからでしょうね。前作と同じように、宇宙空間に母船を置いて、小さなUFOを地球に配置した方が、わかりやすかった。

さて、ラストは続編を匂わせています。確かに、1匹の女王を倒したにすぎず、まだ宇宙空間には、他の女王が存在する訳で。三作目では、侵略されているエイリアンと人間が手を組み、凶悪なエイリアンと戦う、なんて物語になるんでしょうか。楽しみです。



『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のレビューや評価

…アメリカでの興行成績からしても、評論家からの批評を見ても、期待は出来なかったのですが…それでも胸を踊らせて、映画館で3D観賞。
エメリッヒ監督作品としては、3本の指に入る大変満足出来た作品になってました。
巨大UFOの出現シーン、絶望感が半端ない(笑)
他の映画では観れないスケール感を出せたのは、やっぱり監督の手腕ですね。
映画というのは、皆それぞれ感じかたや面白がりかたが違うと思います。が、この監督にしては、精一杯頑張りましたよ!マジで。
このようなジャンル映画に、細かい事やツッコミを入れて不快になるなら、初めから観るな!と言いたいです。
そんな映画じゃないですしね。
本作は、ポップコーン映画です。
まぁ、ひとつケチをつけるならば、もっと多国籍の俳優を使うべき。地球防衛軍なんだから。「スタートレック」みたいにね。
まぁ、まぁ、良しとしましょう!


どっかでみたよな怪物が砂漠を疾走する映像はすばらしい。でも物語はとっても陳腐。登場人物が薄っぺらいから? がっかりです。

久しぶりに「荒廃した未来」ではない地球を舞台にしたSFを見れたのはうれしかったな。それと中国人のパイロットかわいい! 名前をチェックしたら「ANGELABABY」! ダサ! でもかわいいから許す!

YAHOO!JAPAN映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』