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今回ご紹介する作品:『ほんとにあった!呪いのビデオ55 劇場公開作品』
製作:2013年日本
日本公開日:2013年11月23日
上映時間:1時間46分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)



予告編動画

※こちらの予告編は、本編の映像が使われておりません。今までのシリーズで扱われた映像を使用して作られた予告編となります。雰囲気だけでも味わってくださいまし。



『ほんとにあった!呪いのビデオ55 劇場公開作品』の概要

一般投稿による心霊映像を集めた人気作品『ほんとにあった!呪いのビデオ』のシリーズ55作品目。

本作は劇場公開作品となっており、シリーズでも屈指の恐ろしい映像の数々を紹介する。




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最近、テレビではすっかり心霊関係の番組を制作しなくなりました。業界では、一種のタブーになっているのでしょうか。

時々、地上波で心霊番組を放送しておりますが、心霊映像を見て「あれ、どっかで見たぞ??」って感じると、大抵、ニコニコ動画やYoutubeでアップされている動画を使用していたりしています。

ちなみに、動画サイトにアップされた心霊映像は、『封印映像』シリーズや本作のようなフェイクドキュメンタリー系の心霊作品からピックアップされておりますね。

もはや、地上波では心霊番組は予算が通らないのでしょう。そういう意味で、DVDでセル&レンタルされる心霊系フェイクドキュメンタリーは、おっさんのようなホラー好きには、ありがたい存在であります。




さて、『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズは、1999年から始まる人気作品シリーズで、70作品以上も発表されているシリーズです。心霊系モキュメンタリーの先駆け的存在だったのではないでしょうか。

わたしは、初期作こそ鑑賞していたような気もしますが、もうすっかり忘れてしまっております。

今回はニコニコ動画恒例のホラー百物語でオンエアされていた作品『ほんとにあった!呪いのビデオ55』を視聴しました。本作品、なんと劇場公開作品なんですね。知らなかった。




という訳で、これから『ほんとにあった!呪いのビデオ55 劇場公開作品』の感想を書いていくんだぜ?

ちなみに、今回は感想の中に、多少のネタバレを含むので、鑑賞予定の人は、今回はスルーしてください。






『ほんとにあった!呪いのビデオ55 劇場公開作品』のスタッフ

演出:岩澤宏樹
構成・編集:岩澤宏樹、菊池宣秀
製作:張江肇、鈴木ワタル
プロデューサー:宮田生哉、沢田慶
演出補:菊池宣秀、川居尚美、阿草 祐己、井ノ上謙介、中山美奈、押木大輔
音楽・音響効果:ボン、飯田源太郎
ナレーション:中村義洋






「銅像」の感想

凄まじくCG感がする心霊動画でした。特に怖い訳でもなく、雰囲気もそれほど不気味でもないし、イマイチなエピソードでした。

まぁ、つかみとしては良いかな??




「ロールシャッハ」の感想

映画研究会で毎年新入部員たちに見せるという映像。これが、意味不明な映像なんですが、雰囲気は良かったですね。怖い、というよりは不気味なタイプのエピソードでしたね。個人的に好きな映像でございました。



「監視カメラ 窓の外」の感想

「ロールシャッハ」のエピソードと同時進行でスタッフの周辺に起きた怪異。並行するエピソードというアイデアは、なかなかユニークですね。

このエピソードは、なかなか上手に演出されていると感じました。派手さはないのですが、不気味な映像に仕上がっていて、なかなか恐い。CGっぽくない点は好印象ですな。




「悪戯電話」の感想

メインの悪戯電話よりも、怒り頂点な投稿者の彼氏の方が恐いっていうね。

さて、映像の方ですが、女性の姿よりも意味不明な呟きを続ける電話の方が不気味ですね。女性の霊は明らかにCG感が出ていて、イマイチでした。

一方で、悪戯電話の方は、不気味な映画が好きな人であれば、ちょっと恐怖を感じる事ができるかもしれません。




「タイムラプス」の感想

これは、あれですね。ゲームのような幽霊でした。演出含め、ホラーゲームをイメージしたのかもしれません。エピソードは、全く恐くなく、どちらかというと、笑ってしまうタイプの映像でした。



「誰がいなくなった?」の感想

「悪戯電話」の追加エピソード。投稿者の彼氏がおかしくなった原因を作った、彼氏のバイト先の元友人が登場するという新展開。投稿者の彼氏が異世界に迷ったかのような状況に陥ったらしい。

一方「ロールシャッハ」のエピソードにも進展があるという超展開。これは、なかなか面白いアイデアですねぇ。シリーズが長いだけあって、ユニークな手法がとられています。

廃墟を訪れたり、そこで廃墟の持ち主だった娘さんの焼身自殺がわかったりと、色々と盛りだくさんなエピソードでした。

映像そのものは恐くありませんが、不気味な映像です。ただフェイクドキュメンタリーというよりは、映画的な映像演出でございました。




「飛ぶカメラ」の感想

これは、なかなか恐い。まぁ、ツクリモノ感が半端ないのですけどね。

ただ、タイトルから想像していた内容とは、ちょっと違っていて、拍子抜けだったかな??




「悪人」の感想

「悪戯電話」完結編。というか、グランドフィナーレともなるエピソードです。意外と長編になっていて、びっくりしました。

突然、怒りくるう「悪戯電話」の投稿者の彼氏さんが失踪するという、半ば想像通りの展開。ホラー映画っぽい構成は、さすがに白けてしまいました。

最後には霊障が起きるかもしれない映像をお届けされてしまいます。こちらは心霊映像ではないのですが、まぁ、ショッキングな映像ではありますので、苦手な人は気をつけてくださいまし。




『ほんとにあった!呪いのビデオ55 劇場公開作品』のまとめ

フェイクドキュメンタリーとしては、とても珍しい構成になっていて、さすが劇場公開作品ですな。しかしながら、それは、言い換えると、必然的にホラー映画っぽくなっちゃうという事。なんという矛盾。なんか迷走してますな。

けれど、最後に無関係であったはずの心霊映像たちが、全てひとつに繋がるというのは、稲川淳二さんの『生き人形』っぽくて、なかなか好きな感じがします。

がっつりフェイクドキュメンタリーを楽しみたい人は、あまりのご都合主義にがっかりするかもしれません。しかし、「フェイクドキュメンタリーはこんなもの」っていう風にモキュメンタリーを鑑賞している人であれば、それなりに楽しめる作品となっております。

なかなか、楽しめました




という訳で、今回は『ほんとにあった!呪いのビデオ55 劇場公開作品』の感想でございました。

それでは、しーゆー!




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