ブログネタ
映画鑑賞日記4 に参加中!
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

本記事は、2019年4月5日に投稿したものを再編集したものになります。



公開からちょっと間が空いてしまったのですが、シネマート心斎橋へ『コンジアム』を観に行ってきました。

この映画、韓国では『レディ・プレイヤー1』を抑えて、その週の興行成績1位を獲得した作品なのだそうです。

久しぶりにPOV作品で期待できそうなホラー映画。

かなり楽しみにしていたのですが……という訳で、今回は『コンジアム』のネタバレなし感想を書いていきます。




『コンジアム』について

製作:2018年韓国

日本公開日:2019年3月23日

上映時間:1時間34分

オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)




予告編動画





簡単なあらすじ

YouTubeで恐怖動画を配信している人気チャンネル「ホラータイムズ」。

今回彼らが撮影場所に選んだのは、2012年にCNNが「世界七大禁断の地」のひとつに選んだ廃病院「コンジアム精神病院」だった。

この場所は高校生が行方不明になったり、幽霊を見たという噂があったり、相当に曰くのある場所だった。

主催者ハジュンを隊長とする7人の男女は様々なカメラを用意し、電磁検出器などの機材を駆使し、コンジアム精神病院の謎を解明しようと奮闘する。

目標100万ページビューを掲げる「ホラータイムズ」。

順調にサイトへのアクセス数は伸びていくのだが、やがて「コンジアム精神病院」が「ホラータイムズ」の面々に牙を剥くのだった。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『コンジアム』

会員の方であれば、見放題にて視聴可能。

配信期限は、2021年11月30日まで。

本ページの情報は2021年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。






動画購入、または動画レンタルにて視聴可能。

配信期限がありますので、ご注意ください。

2021年9月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。




スタッフ

監督・脚本:チョン・ボムシク

脚本:パク・サンミン




キャラクター:キャスト/出演者(日本語吹き替え版声優)

スンウク:イ・スンウク(雨澤祐貴)

ハジュン:ウィ・ハジュン(平川大輔)

ジヒョン:パク・チヒョン(下田屋有依)

ソンフン:パク・ソンフン(加藤ルイ)

ジェユン:ユ・ジェユン(塩見宗真)

アヨン:オ・アヨン(阿部彬名)

シャーロット:ムン・イェウォン(水瀬郁)







おっさんのネタバレなし感想

普通のPOVホラー映画

うーむ、期待していたより怖くなくて、ちょっとがっかりしましたね。

二番煎じどころか、三番煎じというアイデアで、色んなホラー映画を鑑賞している身としては新鮮味もないし、イマイチでした。




POV作品だったし、作品の舞台が実在する場所なので、てっきりフェイク・ドキュメンタリーかと思い込んで鑑賞したんですよね。

ところが、実際は、モキュメンタリーではありませんでした。残念。




それなりに楽しめる映画ではありますが、大騒ぎするほどの作品ではないなぁ……という感じ。

もう少し映画の構成を練っていれば、韓国だけでなく、世界的にもヒットしたはずなのに、とても惜しい映画です。




良いところ

残念な印象の本作。

でも、後半における、怒涛の心霊現象は凄まじかったです。

本作唯一、登場人物が幽霊に乗り移られて何かを呟くという不気味で怖いシーンがあるんですね。

この場面は、フリーのホラーゲームっぽい演出ではありますが、その部分だけは、とても素晴らしいと感じた次第です。




また、登場人物たちの悪ノリ感も良く、今の若者を上手に描写していたなぁと感心しました。

前半の青春映画っぽいノリは、ちょっとしんどい。

だけど、だからこそ、病院へ入ったあとの反応との落差を楽しめるという構成になっていて、ここも好印象です。




悪いところ

とにかくモキュメンタリーではないため、POVで撮影していても、リアル感がなく、せっかくの恐怖が半減してしまったのが、本当に残念でした。

アンフレンデッド』といった映画がある中、本作も敢えて配信されている動画をそのまま観客に見せるという構成でも良かったのでは?って感じました。

そうする事で、ホームページや書籍で内容を補完したりと、韓国版『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に昇華させる事もできたはずで、本当に惜しい作品でした。

また、物語が本格的に動き出すまでに時間がかかるため、ここまで我慢できるかどうかで、本作の評価が分かれるかな?




レビューや評価

設定がなかなか面白かったし、じわじわ怖いシーンもあって結構満足!

手を抜いてない凝った編集と、役者さん達の鼻の穴まで見える常にドアップカメラアングルでの熱演は素晴らしく、題材脚本を替えて、次作を観てみたいところです。

あまり、恐くない。


Yahoo!映画『コンジアム』



今回のネタバレなし感想のまとめ

設定は良かったけれど、それを上手に活かす事ができず、残念無念。

結果、ふつーのホラー映画となってしまいました。

韓国並みのヒットは日本では残念ながら見込めなさそうですけど、ホラー映画がお好きなら、一度、チャレンジしてみてください。




という事で、今回は『コンジアム』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!




ネタバレあり感想





DVD・Blu-ray





この記事をお読みのあなたにオススメの記事