今回ご紹介する映画:『劇場霊』
オススメ度:☆☆☆☆☆(ほしなし!)


予告編動画(特報)




『劇場霊』のあらすじ

トップの女優になることを夢見る沙羅(島崎遥香)は、新作舞台のオーディションを通過し、脇役で出演できることに。一方、香織(足立梨花)や葵(高田里穂)らが主演女優をめぐってし烈な争いを繰り広げる中、劇場では不可解な事件が発生。事件の真相究明にあたっていた沙羅とスタッフの和泉(町田啓太)は、あることに気が付くが……。




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映画館公開時、評判・評価がいまいちだったので、結局、劇場での鑑賞を見送った『劇場霊』。DVD・ブルーレイのレンタルが開始したので、早速借りて鑑賞しました。今回レンタルしたのはブルーレイでしたが、メイキングなどは収録されておらず、本編のみが収録されていました。

今回は、AKB48の島崎遥香さん主演のホラー映画『劇場霊』の感想を<ネタバレなし>で書いていきます。ちなみに、スピンオフドラマ『劇場霊からの招待状』は鑑賞していません。ドラマは鑑賞予定ありませんが、もし鑑賞したら、感想かきますね。



『劇場霊』の概要

『リング』シリーズや『クロユリ団地』などの中田秀夫がメガホンを取り、劇場に潜む恐怖を描くホラー。トップの女優を目標に日々頑張るもののなかなか芽が出ないヒロインにAKB48グループ内のオーディションを勝ち抜いたぱるること島崎遥香がふんするほか、足立梨花と高田里穂が島崎と同じ女優を、劇団EXILEの町田啓太がスタッフを演じる。中田監督の作品の特徴であるじわじわと忍び寄る恐怖ではなく、本作ではハイスピードで訪れる恐怖が観る者を震撼させる。




『劇場霊』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:中田秀夫
脚本:加藤淳也、三宅隆太
主題歌:Thinking Dogs

キャスト
島崎遥香、足立梨花、高田里穂、町田啓太、中村育二、小市慢太郎



『劇場霊』の感想

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『女優霊』から20年ということで、いろいろと煽りまくっていた割には、評価が散々な映画だった『劇場霊』。鑑賞してみて、その理由がわかりました。これは、はっきりいって、面白くもないしなんともない。怖くもない。島崎遥香さんのプロモーション映画にすらなっていないという体たらく。メジャー映画でやってはいけないことですよ。

この映画は全くもってオススメできません。AKB48ファンであっても、ちょっと厳しいんじゃないかな?おそらく島崎遥香さんのファンなら、かろうじて鑑賞、楽しめる程度ではないでしょうか。あぁ、映画館に行かなくて良かった。



『劇場霊』の良いところ

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ファンから「ぱるる」の愛称で親しまれているAKB48の島崎遥香(しまざきはるか)さんが主演を務める映画『劇場霊』。握手会での塩対応が話題になって「嫌い!」という人も多いであろう彼女が主人公ということで、かなり不安いっぱいで鑑賞。

結果、今までAKB48のアイドルが主演した、どの人よりも演技は上手でした。びっくり。これはホラー映画だから、偶然、島崎遥香さんがお芝居をできたのか、ちょっとわかりませんが、少なくとも『のぞきめ』の板野友美さんよりは、ずば抜けて女優としての素質はあります。

ただ『クロユリ団地』の前田敦子さんの時のような、今後の可能性を感じる事ができないのが残念。『クロユリ団地』での前田敦子さんは、何か吹っ切れたような印象があり、可能性の伸びしろを感じさせる雰囲気がありました。事実、前田敦子さんは少しずつではありますが、女優として成長していっています。

しかし、島崎遥香さんは『劇場霊』での演技がマックスのような感じがします。今後の活動次第では、女優としての才能がもっと開花するかもしれないので、ぜひとも、いろいろな役柄に挑戦してほしいところです。



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あと、バラエティー番組でしか知らなかった足立梨花さんが、すごく可愛い。独特の顔立ちと歯がすごく印象的でキュートなタレントさんですね。『あまちゃん』での演技が、すごく高評価だったんですね。『あまちゃん』は見ていないんですけど、足立梨花さんは、今後、映画やドラマに、どんどん登場するんじゃないでしょうか。要チェックの女優さんです。

あと、いやぁな舞台演出家・錦野豪太を演じている小市慢太郎さんも、独特のお芝居で良かったです。あまり見ない演技だったので、新鮮でしたね。

『劇場霊』は、島崎遥香さん含め、とにかくキャスト陣が頑張って、ラストまで鑑賞できるようになっている映画でした。



『劇場霊』の悪いところ

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映画タイトルは『人形霊』にした方が良いですよ。『劇場霊』ではありません。劇場に現れる幽霊だから『劇場霊』なんでしょう?どうして、人形の化け物が出てくるの?理解に苦しむ内容でした。

そう。この映画の悪いところは、とにかくただ一点。脚本が悪すぎる。クレジットされているのは二人のシナリオライターさんなんですね。二人がかりでこの出来って、なんなんでしょうね。調べてみると、この二人、『クロユリ団地』の脚本家だったようです。そりゃ、ダメだわ。

設定に無駄も多く、最初から曰くつきの劇場で、中規模程度の劇団が公演をするのだが、その最中に事件が起きるとか、そういうわかりやすい内容にすれば良いのに。

『クロユリ団地』同様、キャストの人たちに救われた形ですが、この脚本家の人たちは、もう少し、脚本の勉強をした方が良いのではないでしょうか。

それとも、プロデューサーか、秋元康さんが横から口を出して、このような低レベルな映画になったんでしょうかね。真相が知りたいものです。



『劇場霊』のまとめ

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この映画には、もうひとつ怖い話がありまして、なんと4DXバージョンがあるんですね。関係者の人は、なにをどう思って、4DXにゴーサインを出したんでしょうかね。4DX演出できる箇所なんて、約100分の映画の中で、ほとんどないですよ。怖いわぁ〜。

怖いシーンもないし、島崎遥香さんがすごく可愛く描写されているわけでもないので、正直、鑑賞しなくても良いんじゃない?的な映画でした。これは、誰にオススメできるか、わからねぇ。中田秀夫監督は、ちょっとホラー映画は置いておいて、他のジャンルに移行した方が良いですね。ミステリーなんかでも、上手に演出されますから。もしくはご自身で脚本を書かれた方が良い。こんな下手な脚本を渡されるくらいならね。

ホラー映画は、メジャーな作品になればなるほど、面白くないっていう邦画のデススパイラルに陥っているような気がします。そう考えると『アイアムアヒーロー』は、やはり素晴らしかったですね。



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