映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年5月21日に公開した記事を再編集したものとなっております。



3回目でラストとなる『劇場霊からの招待状』のちょっとネタバレあり感想。

AKB48の島崎遥香さん主演のホラー映画『劇場霊』のスピンオフドラマの第8話から第10話までの感想をちょっとネタバレありで書いていきます。

『劇場霊からの招待状』を未見の方は、今回の感想はスルーしてください。




本記事作成当時、『劇場霊からの招待状』は、レンタルDVDではなく、近所のネットカフェで鑑賞しました。



『劇場霊』本編と、スピンオフドラマには、直接の繋がりはありません。

興味のある、どちらか一方だけの鑑賞でも大丈夫です。

鑑賞して気に入ったら、もう一方をチェックすると良いかもしれませんね。




本作を視聴できる動画配信サービス

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本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。




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第8話『回帰』

予告編動画





スタッフ

監督:三宅隆太

エグゼクティブプロデューサー:田中正、阿比留一彦

プロデューサー:西尾沙織、山本章、在原遥子

音楽:川井憲次




キャスト

和泉繭:向井地美音

杖をついた少女:森田想

和泉さくら:大庭愛未

柏木純一郎:水澤紳吾

錦野豪太:小市慢太郎




あらすじ

何もない部屋で目を覚ました女子高生・繭。

どこかの建物らしいが、自分には見覚えがない。

建物の中を歩いていると、突然、爆発音とサイレンが聞こえ始める。

パニックになる繭。

そして、彼女の脳裏にある存在がよぎる。

自分の妹のさくら。

そう、さくらがいたはずだ。

偶然、さくらを見つけ、一緒に外へ脱出しようとする繭。

だが、そんな二人の背後に、無数の黒い人影が迫っていた。

繭はその存在に気づき……。



そこで目を覚ました繭。

何もない部屋。

今のは夢?

混乱しながら、再び、建物の中を彷徨う繭は、先ほどと同じ場所で、妹のさくらを見つけるのだった。



感想

このエピソードですが、演出が洋画っぽいもので、序盤から不気味なストーリー展開。

まるでなんらかのゲームであるかのような設定は、個人的にはツボでした。

ちょっと、ふふってなるシーンもありますし。

よく出来たソリッドシチュエーション作品です。




ただ霊能者を登場させたのは失敗。

橋渡し役だけなら良かったんですが、幽霊とちょっとした対決をするところは……うーむ。

それはなくても良かったのでは?

『廃墟』もそうでしたけど、この作品は単体で映画化できるほどの底力があるエピソードです。

ちょっと残念な気もしますね。




ちなみに、このエンディングで錦野さんがメタ発言しています。

このあたり、もう少しストーリーを練っていたら、ちゃんとしたスピンオフドラマになったのに。




第9話『憧憬』

予告編動画





スタッフ

監督:木ノ本豪

エグゼクティブプロデューサー:田中正、阿比留一彦

プロデューサー:西尾沙織、山本章、在原遥子

音楽:川井憲次




キャスト

悠木奈央:高橋朱里

林亜紀子:渡辺真起子

富樫亘:芦川誠

錦野豪太:小市慢太郎




あらすじ

初主演の舞台を控える若手女優の奈央は、ある日の夜、上演予定の劇場を訪れる。

奈央を主演女優まで育てあげた林と、劇場の警備員は友人であり、林が頼んで実現したのだった。

奈央は、舞台にあがり、そこで劇場を見渡す。

自分が想像していた以上に拾い劇場に足がすくむ。

しかし、林に「もっと自信を持ちなさい」と諭され、改めて、主演女優として、舞台の成功を決意するのだった。



ホールから出ると、不可解な出来事が立て続けに発生する。

奈央は、気が付くと、見知らぬナイフで手首を切っていた。

なぜ、自分がそんなことをしたのか、動揺を隠せない奈央。

そんなとき、奈央を心配する林の携帯電話に着信が入る。




感想

演劇の舞台をテーマにしたエピソード。

映画『劇場霊』よりも、よっぽど「劇場霊」している作品です。

主人公を演じる女の子は可愛いだけでなく、そこそこお芝居もできているので『劇場霊』と比較してしまいます。

内容も定番でありながら、不気味なストーリーが展開されるエピソード。

個人的には好きな作品ですし、これを映画の『劇場霊』にして欲しかったですね。




警備員さんが主人公に「自信を持ちなさい」と伝えるシーンがあるのですが、役者志望の人に見て欲しいエピソードでもあります。

「自信を持つ」というのは、売れたから、看板俳優になったからといって天狗になるのではなく、役者として役を演じきれる自信を持て、ということですね。




第10話『永遠』

予告編動画

10話の予告編の動画を、YouTubeで見つけることができませんでした。



スタッフ

監督:中田秀夫

エグゼクティブプロデューサー:田中正、阿比留一彦

プロデューサー:西尾沙織、山本章、在原遥子

音楽:川井憲次




キャスト

秋山由梨:木﨑ゆりあ

朝倉翔太:高村佳偉人

朝倉ハツ:大方斐紗子

真鍋和也:落合モトキ

錦野豪太:小市慢太郎




あらすじ

ホームヘルパーの由梨は、新しく担当する事になった家を訪れる。

その家には、年老いて家事をこなすことが難しくなってきたハツと、幼い男の子の翔太が暮らしていた。

由梨は、ふたりにすぐに気に入られ、翔太から「泊まっていけば?」と甘えられるほど。

由梨も、この家と二人を気に入り、悪いなぁと思いながら、申し出を断り、帰宅するのだった。



一方、同せい中の恋人である和也はゲームに夢中で、由梨には冷たい。

和也に少しでも嫉妬してほしいと思う由梨は、和也に「翔太くんに泊まっていかないと言われた」と伝える。

しかし、和也は気にするどころか、抱きしめてきた由梨に、汗をかいたまま抱きつくなと怒鳴るのだった。



翌日、翔太の存在に癒やされる由梨。

翔太に両親のことを尋ねると、父親はずっと前に亡くなったという。

母親については、なぜか、翔太は由梨を指差すのだった……。




感想

なにやら『呪怨』っぽい設定のラストエピソード。

序盤から不気味さ全開で恐怖ではなく、不安を煽っていくスタイル。

まぁ、すぐに真相は思い至るわけですが……。

どのように物語を持っていくのかが気になる作品ですが、最後に持ってくるような物語ではないなぁ。

薄気味悪い作品ではありますけどね。

後味も悪いですよ。

それにしても、子役の男の子が良い味出してます。




口コミレビューや評価

下記サイトで『劇場霊からの招待状』レビューや評価をチェック!

allcinema




今回のネタバレなし感想のまとめ

これで、『劇場霊からの招待状』の感想は全て書きました。

気になる方はレンタルまたはDVD-BOXを購入してみてはいかがでしょうか。

エピソードごとに、なぜか脚本の完成度にばらつきがありましたね。

前回の『廃墟』『幻聴』、今回の『回帰』は意外と面白かったし、『廃墟』は本編であるはずの『劇場霊』より怖かったです。

どうして、こうもばらつきがあるんですかね。不思議です。




という事で、今回は『劇場霊からの招待状』のちょっとネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!




1~4話、5~7話の感想







『劇場霊』の感想







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