さむしん こーるど。
今回ご紹介する作品:『封印映像30 シャドーピープル 包帯少女』
製作:2017年日本
上映時間:1時間
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
今回は……
取り壊す事になった旦那さんの実家を撮影した時に遭遇した怪異「さっちゃん」。
仕事用で購入したビデオカメラで夜釣りの様子を撮影した時に出会った怪異「ダム湖」。
個人で民謡の研究をしている投稿者の元に送られた映像にある唄とは?「離苦悲唄」。
マンションの管理人が見つけた映像とは?「シャドーピープル 包帯少女」。
以上、4つのエピソードを収録。
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今回はニコニコ動画ではなく、TSUTAYA DISCAS にて新作でレンタルしました。というのも、なぜか、予約リストに入っていたんですよね。
「あれ、登録してたっけ??」
首を傾げたのですが、まぁリストに入っているという事は、どこかのタイミングで登録したんでしょうなぁ。記憶にありませんが。
という訳で、あまり期待せずに鑑賞した『封印映像30 シャドーピープル 包帯少女』の感想を書いていくんだぜ?
ちなみに、今回は感想の中に、多少のネタバレを含むので、鑑賞予定の人は、今回はスルーしてください。
終盤に現れる「さちこちゃん」の姿は、禍々しくて、個人的には結構、不気味に感じましたね。なかなか良い感じの造形。シリーズでは珍しくクオリティーの高い怪異です。
またシーン構成が映画チックになっているところも気になりました。明らかにモキュメンタリー構成ではなかったので、一気に興ざめしてしまうのは残念ですね。
怪異そのものは正体不明で、かなり気持ち悪い感じ。個人的には、この怪異の造形、結構、良かったですな。
これであれば、友人に生じた症状は描写しないで、男が這いずり回るシーンだけを展開した方が良かったのではないでしょうか。
民謡。忌み唄。アイデアはホラーちっくで和風で良かったのですけどね。上手に料理できておりませんな。
歌の正体が結局わからないというのは手抜きなようですが、個人的にはアリではないかと。よくわからない意味不明な歌。なんとも不気味でいいですね。
この題材は、ホラー映画で考えた方が良かったのではないでしょうか。そうすると、田中さんの調査パートも栄えてくるし、広がりがある。
なんとも惜しいエピソードでした。
CGは雑だけど、いつもみたいな、やっつけ仕事ではない。雰囲気をだそうと頑張っていますね。
個人的には、シリーズでは珍しい終わり方をしていて良かったです。
『シャドーピープル』に現れた霊能力者のジョンさんが再登場しますが、やはり混乱する事態に。いつもパニックになりますね、彼。もうちょっと精神的に強い人を呼んだ方がいいと思うんですけどね。自分がスタッフだったら、かなり不安になりますよ。ジョンさんに、何かあったら怖いですからね。
また幽霊が出没する事が知られている公園。もし、本当に存在するなら、雰囲気や空気が違うと感じるから、人の出入りが自然となくなるものと思うんですけどね。
ちなみに、シャドーピープル、関係なかった。
ただ、長編向けのエピソードがやはり混じっているので、不完全燃焼感が拭えない。今回だと「さっちゃん」がまさにそれで、どうせなら、こういうエピソードをスピンオフとして製作して欲しいと思います。
とはいえ、30作品目という事で、なかなかの出来栄え。次回作の『封印映像31』は、予告編を見る限り、かなりの不安がありますが、それでも観てみたいと思いまする。
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今回ご紹介する作品:『封印映像30 シャドーピープル 包帯少女』
製作:2017年日本
上映時間:1時間
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
『封印映像30 シャドーピープル 包帯少女』の概要
不可解な何かや現象を偶然捉えた未公開映像の数々。人知れず闇に葬られてしまっていたそんな映像たちを、撮影者や関係者などのインタビューとともにお届けする『封印映像』シリーズ。今回は……
取り壊す事になった旦那さんの実家を撮影した時に遭遇した怪異「さっちゃん」。
仕事用で購入したビデオカメラで夜釣りの様子を撮影した時に出会った怪異「ダム湖」。
個人で民謡の研究をしている投稿者の元に送られた映像にある唄とは?「離苦悲唄」。
マンションの管理人が見つけた映像とは?「シャドーピープル 包帯少女」。
以上、4つのエピソードを収録。
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今回はニコニコ動画ではなく、TSUTAYA DISCAS にて新作でレンタルしました。というのも、なぜか、予約リストに入っていたんですよね。
「あれ、登録してたっけ??」
首を傾げたのですが、まぁリストに入っているという事は、どこかのタイミングで登録したんでしょうなぁ。記憶にありませんが。
という訳で、あまり期待せずに鑑賞した『封印映像30 シャドーピープル 包帯少女』の感想を書いていくんだぜ?
ちなみに、今回は感想の中に、多少のネタバレを含むので、鑑賞予定の人は、今回はスルーしてください。
「さっちゃん」の感想
良いところ
誰も住んでいない家の雰囲気は良いですな。廃墟でもない、なんともいえない空気感が漂っていて、個人的にはグッドです。終盤に現れる「さちこちゃん」の姿は、禍々しくて、個人的には結構、不気味に感じましたね。なかなか良い感じの造形。シリーズでは珍しくクオリティーの高い怪異です。
悪いところ
肝心のシーンまでいくのに、時間がかかりすぎ。ふたつやみっつくらいのエピソードしか収録していないのであれば、これくらいの長さでもいいのですが、4つもエピソードが収録していますからね。この長さはちょっと致命的です。またシーン構成が映画チックになっているところも気になりました。明らかにモキュメンタリー構成ではなかったので、一気に興ざめしてしまうのは残念ですね。
「ダム湖」の感想
良いところ
何も起きない釣りの部分は、夜釣りという事もあって、雰囲気がグッド。なかなかにホラーしておりますな。怪異そのものは正体不明で、かなり気持ち悪い感じ。個人的には、この怪異の造形、結構、良かったですな。
悪いところ
怪異と投稿者の友人が訴えた症状が、いまいち、マッチングしないのは残念でした。水の底にいるから冷たい、足を縛られているから動かない、というのはわかるのですが、なぜ友人にしか症状がでないのか。靴を拾ったから、だけでは理由としては弱いんですよねぇ。これであれば、友人に生じた症状は描写しないで、男が這いずり回るシーンだけを展開した方が良かったのではないでしょうか。
「離苦悲唄」の感想
良いところ
「リクヒウタ」と読むそうです。民謡。忌み唄。アイデアはホラーちっくで和風で良かったのですけどね。上手に料理できておりませんな。
歌の正体が結局わからないというのは手抜きなようですが、個人的にはアリではないかと。よくわからない意味不明な歌。なんとも不気味でいいですね。
悪いところ
いくら良い起源ではない歌でも、歌ってすぐに呪いが発動するのには、リアリティーがなさすぎます。しかも死人も出ている。あまりにも現実離れしすぎていて、モキュメンタリーとはいえない印象です。この題材は、ホラー映画で考えた方が良かったのではないでしょうか。そうすると、田中さんの調査パートも栄えてくるし、広がりがある。
なんとも惜しいエピソードでした。
「シャドーピープル 包帯少女」の感想
良いところ
今回の副題となっている、メインエピソード。CGは雑だけど、いつもみたいな、やっつけ仕事ではない。雰囲気をだそうと頑張っていますね。
個人的には、シリーズでは珍しい終わり方をしていて良かったです。
悪いところ
監視カメラに録画されていた女性。彼女に取材している時に、日時を伝えて「インターホン鳴りました?」って尋ねて「ありました」って答えるやり取りがあるんですが、ちょっと不自然かな。よく覚えているなぁって事で、リアリティーが少ない。『シャドーピープル』に現れた霊能力者のジョンさんが再登場しますが、やはり混乱する事態に。いつもパニックになりますね、彼。もうちょっと精神的に強い人を呼んだ方がいいと思うんですけどね。自分がスタッフだったら、かなり不安になりますよ。ジョンさんに、何かあったら怖いですからね。
また幽霊が出没する事が知られている公園。もし、本当に存在するなら、雰囲気や空気が違うと感じるから、人の出入りが自然となくなるものと思うんですけどね。
ちなみに、シャドーピープル、関係なかった。
まとめ
今回は、比較的、エピソードとして面白かったものが多い印象。短い時間の中でベストを尽くそうとしている努力が垣間見える一作でございました。ただ、長編向けのエピソードがやはり混じっているので、不完全燃焼感が拭えない。今回だと「さっちゃん」がまさにそれで、どうせなら、こういうエピソードをスピンオフとして製作して欲しいと思います。
とはいえ、30作品目という事で、なかなかの出来栄え。次回作の『封印映像31』は、予告編を見る限り、かなりの不安がありますが、それでも観てみたいと思いまする。
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