映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2016年11月25日に公開した記事を再編集したものとなっております。
前作はミステリー要素の強い作品でありました。
その続編となる『13日の金曜日 PART2』は、その雰囲気を踏襲しながら、前作とは異なる映画に仕上がっています。
ただ純粋な続編ではなく、『死霊のしたたり2』や『デスペラード』のように、微妙に繋がっていない続編作品です。
ジェイソンは亡くなっているはずだし、もし亡くなっていないのなら、前作のボリーズ夫人の動機や精神状態が不自然です。
なので、本作は、続編……というよりは、「IF作品」という感じなのかな?
という訳で、今回は、『13日の金曜日 PART2』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
製作:1981年アメリカ
日本公開日:1981年9月12日
上映時間:1時間27分(87分)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
クリスタル・レイクのキャンプ場で発生した凄惨な殺人事件の生き残りであるアリスは、大量の血を残して、家から姿を消す。
その後、彼女の姿を見る者はいなかった。
この事件は、事故で亡くなったはずのジェイソンが生き返り、復讐のために引き起こしたものとして、人々の間で忘れられる事なく、囁かれていた。
事件から5年。
クリスタル・レイク周辺には、誰も近づかず、そのため、事件も事故も起きず、平穏な日常を取り戻していた。
だが、その静寂を若者たちが破る。
毎年、大勢の指導員を、キャンプ場で短期間に育成している指導員のリーダーが、今年はクリスタル・レイク近くにあるキャンプ場で、その指導をおこなうとしたのだ。
地元の保安官から注意を受けながらも、若者たちは地元の人々の話を信じない。
そんな若者たちを見つめる影が一人。
そして、一人ずつ消えていく若者。
彼らは、無事に、このキャンプ場から脱出する事はできるのだろうか。
会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
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脚本:ロン・カーズ
原案:ヴィクター・ミラー(キャラクター創作)
製作:スティーブ・マイナー
製作総指揮:トム・グルーエンバーグ
音楽:リサ・バーサミアン、ハリー・マンフレディーニ
撮影:ピーター・スタイン
編集:スーザン・E・カニンガム
ポール:ジョン・フューリー(日本テレビ:野島昭生/VOD:斉藤マサキ)
アリス:エイドリアン・キング(日本テレビ:滝沢久美子/VOD:木村涼香)
テリー:カーステン・ベイカー(日本テレビ:横尾まり/VOD:高津はる菜)
テッド:ステュー・チャーノ(日本テレビ:古川登志夫/VOD:三瓶雄樹)
サンドラ:マータ・コーバー(日本テレビ:高島雅羅/VOD:芽衣)
ラルフ:ウォルト・ゴーニイ(日本テレビ:前沢迪雄/VOD:中野泰佑)
マーク:トム・マクブライド(日本テレビ:田中秀幸/VOD:江越彬紀)
ジェフ:ビル・ランドルフ(日本テレビ:中尾隆聖/VOD:松浦義之)
ヴィッキー:ローレン=マリー・テイラー(日本テレビ:幸田直子/VOD:伊東亜祐美)
スコット:ラッセル・トッド(日本テレビ:村山明/VOD:横田大輔)
ジェイソン:ウォーリントン・ジレット(素顔)、スティーヴ・ダッシュ(演者)
ボーヒーズ夫人:ベッツィ・パルマー(日本テレビ:谷育子/VOD:田村聖子)
1作目は姿を見せない何者かという不気味さがありました。
本作は、男性の姿が早々にカメラに映るんで、この男が何者なのか、想像しながら楽しむ事ができます。
ジェイソンなんだけど、ジェイソンじゃない感じが何とも新鮮で面白い作品。
ホラー好きなら、ぜひとも鑑賞して頂きたい映画です。
よくここまで考えたなぁって、素直に感心しました。
この後に製作されるスプラッター系の作品の基本が、ダイジェスト版のように詰め込まれています。
そして、その場にある道具で殺戮していく行き当たりばったりなジェイソンさん。
わたしは嫌いじゃないですね。
そんなジェイソンさん。
本作では、実はホッケーマスクは被っておりません。
なんと布袋?を被って、人々に襲いかかるんですが、こちらの方がかえって、怖いですね……。
もし、殺人鬼がいるとしたら、しっかりしたマスクよりも、そのあたりにあるものを適当に被って襲ってくると思うので、妙にリアリティーのあるホラー映画です。
前作とは異なるアプローチの作品でありながら、不気味な雰囲気はそのままという、とても素敵な映画でした。
前作とのつながりが薄い。
いや、ところどころにお母さんは登場するし、前作とのつながりを強調してるシーンはあるには、あります。
ただ、そもそもジェイソンが生きているという設定に無茶がある訳で、なぜ、こんな事になったんだろうなぁ。
本作がなければジェイソンさんシリーズはなかった訳だし、なんとも言えない複雑な気持ちになります。
あとスプラッターシーンについて、それほど強烈なものはありませんから、このあたりを期待して鑑賞すると、失敗しますので、注意が必要です。
Filmarks
映画.com
allcinema
できれば、1作目とワンセットで鑑賞すると、面白いかな?
スプラッターシーンよりも、不気味さで恐怖を演出している作品なので、雰囲気を楽しめない人には、不向きな映画でございます。
という事で、ここまでは『13日の金曜日 PART2』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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けど、彼は劇中でチェーンソーを使用してはいません。
そして、本作では、チェーンソーで襲われる!
「え、まじで?!」みたいな挙動は、なかなかグッド。
本作におけるジェイソンさんは、基本、普通の人なんで、蹴られたり殴られたりしたら痛いし、よろめく。
後期のシリーズでは見る事ができない、お茶目なジェイソンさんが観れるので、興味のある人は、ぜひとも鑑賞して欲しいです。
さて、本作のラストが、ちょっと意味不明。
というのも、倒したと思ったジェイソンさんが窓をぶち破って部屋に侵入。
女性に抱きつくんですが、このあと「はっ!夢か。。。」みたいなオチになります。
けど、もう一人の生き残りとジェイソンさんの姿は、どこにもない。
主人公が狂気に囚われて、殺戮したのか、それとも本当にジェイソンはいたのか。
ものすごい曖昧な形でエンドロールなんですが、もっと明確な終わり方をして欲しかったですね。
ただでさえ、前作とのつながり方に不満があるのに、終わりも、中途半端では、なかなか納得できないというのが、正直なところです。
一体、どういう意図があって、このようなシナリオになったのか、そこにすごく興味がありますね。
という事で、『13日の金曜日 PART2』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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今回の記事は、2016年11月25日に公開した記事を再編集したものとなっております。
前作はミステリー要素の強い作品でありました。
その続編となる『13日の金曜日 PART2』は、その雰囲気を踏襲しながら、前作とは異なる映画に仕上がっています。
ただ純粋な続編ではなく、『死霊のしたたり2』や『デスペラード』のように、微妙に繋がっていない続編作品です。
ジェイソンは亡くなっているはずだし、もし亡くなっていないのなら、前作のボリーズ夫人の動機や精神状態が不自然です。
なので、本作は、続編……というよりは、「IF作品」という感じなのかな?
という訳で、今回は、『13日の金曜日 PART2』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
『13日の金曜日 PART2』について
原題:『FRIDAY THE 13TH PART 2』製作:1981年アメリカ
日本公開日:1981年9月12日
上映時間:1時間27分(87分)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
簡単なあらすじ
惨劇、再び。クリスタル・レイクのキャンプ場で発生した凄惨な殺人事件の生き残りであるアリスは、大量の血を残して、家から姿を消す。
その後、彼女の姿を見る者はいなかった。
この事件は、事故で亡くなったはずのジェイソンが生き返り、復讐のために引き起こしたものとして、人々の間で忘れられる事なく、囁かれていた。
事件から5年。
クリスタル・レイク周辺には、誰も近づかず、そのため、事件も事故も起きず、平穏な日常を取り戻していた。
だが、その静寂を若者たちが破る。
毎年、大勢の指導員を、キャンプ場で短期間に育成している指導員のリーダーが、今年はクリスタル・レイク近くにあるキャンプ場で、その指導をおこなうとしたのだ。
地元の保安官から注意を受けながらも、若者たちは地元の人々の話を信じない。
そんな若者たちを見つめる影が一人。
そして、一人ずつ消えていく若者。
彼らは、無事に、このキャンプ場から脱出する事はできるのだろうか。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『13日の金曜日 PART2』会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2025年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ『13日の金曜日 PART2』
動画レンタルor動画購入にて、鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2025年6月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
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会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2025年6月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。
スタッフ
監督:スティーヴ・マイナー脚本:ロン・カーズ
原案:ヴィクター・ミラー(キャラクター創作)
製作:スティーブ・マイナー
製作総指揮:トム・グルーエンバーグ
音楽:リサ・バーサミアン、ハリー・マンフレディーニ
撮影:ピーター・スタイン
編集:スーザン・E・カニンガム
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
ジニー・フィールド:エイミー・スティール(日本テレビ:榊原良子/VOD:遠藤綾)ポール:ジョン・フューリー(日本テレビ:野島昭生/VOD:斉藤マサキ)
アリス:エイドリアン・キング(日本テレビ:滝沢久美子/VOD:木村涼香)
テリー:カーステン・ベイカー(日本テレビ:横尾まり/VOD:高津はる菜)
テッド:ステュー・チャーノ(日本テレビ:古川登志夫/VOD:三瓶雄樹)
サンドラ:マータ・コーバー(日本テレビ:高島雅羅/VOD:芽衣)
ラルフ:ウォルト・ゴーニイ(日本テレビ:前沢迪雄/VOD:中野泰佑)
マーク:トム・マクブライド(日本テレビ:田中秀幸/VOD:江越彬紀)
ジェフ:ビル・ランドルフ(日本テレビ:中尾隆聖/VOD:松浦義之)
ヴィッキー:ローレン=マリー・テイラー(日本テレビ:幸田直子/VOD:伊東亜祐美)
スコット:ラッセル・トッド(日本テレビ:村山明/VOD:横田大輔)
ジェイソン:ウォーリントン・ジレット(素顔)、スティーヴ・ダッシュ(演者)
ボーヒーズ夫人:ベッツィ・パルマー(日本テレビ:谷育子/VOD:田村聖子)
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
続編である必要性が皆無でありましたけど、これはこれで面白い映画でしたね。1作目は姿を見せない何者かという不気味さがありました。
本作は、男性の姿が早々にカメラに映るんで、この男が何者なのか、想像しながら楽しむ事ができます。
ジェイソンなんだけど、ジェイソンじゃない感じが何とも新鮮で面白い作品。
ホラー好きなら、ぜひとも鑑賞して頂きたい映画です。
『13日の金曜日 PART2』の良いところ
今回は、バラエティーに富む方法で、次々と若者たちを血祭りにあげていきます。よくここまで考えたなぁって、素直に感心しました。
この後に製作されるスプラッター系の作品の基本が、ダイジェスト版のように詰め込まれています。
そして、その場にある道具で殺戮していく行き当たりばったりなジェイソンさん。
わたしは嫌いじゃないですね。
そんなジェイソンさん。
本作では、実はホッケーマスクは被っておりません。
なんと布袋?を被って、人々に襲いかかるんですが、こちらの方がかえって、怖いですね……。
もし、殺人鬼がいるとしたら、しっかりしたマスクよりも、そのあたりにあるものを適当に被って襲ってくると思うので、妙にリアリティーのあるホラー映画です。
前作とは異なるアプローチの作品でありながら、不気味な雰囲気はそのままという、とても素敵な映画でした。
『13日の金曜日 PART2』の悪いところ
個人的に不満な点は一箇所。前作とのつながりが薄い。
いや、ところどころにお母さんは登場するし、前作とのつながりを強調してるシーンはあるには、あります。
ただ、そもそもジェイソンが生きているという設定に無茶がある訳で、なぜ、こんな事になったんだろうなぁ。
本作がなければジェイソンさんシリーズはなかった訳だし、なんとも言えない複雑な気持ちになります。
あとスプラッターシーンについて、それほど強烈なものはありませんから、このあたりを期待して鑑賞すると、失敗しますので、注意が必要です。
口コミレビューや評価
下記サイトで『13日の金曜日 PART2』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
allcinema
今回のネタバレなし感想のまとめ
B級ホラー映画としては、ちゃんと及第点をクリアしているため、気になる部分はありつつも、ラストまでちゃんと鑑賞する事ができるように仕上がっているのは、さすがですね。できれば、1作目とワンセットで鑑賞すると、面白いかな?
スプラッターシーンよりも、不気味さで恐怖を演出している作品なので、雰囲気を楽しめない人には、不向きな映画でございます。
という事で、ここまでは『13日の金曜日 PART2』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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ネタバレあり感想
ゲームなどの影響で、チェーンソーを振り回しているイメージの強いジェイソンさん。けど、彼は劇中でチェーンソーを使用してはいません。
そして、本作では、チェーンソーで襲われる!
「え、まじで?!」みたいな挙動は、なかなかグッド。
本作におけるジェイソンさんは、基本、普通の人なんで、蹴られたり殴られたりしたら痛いし、よろめく。
後期のシリーズでは見る事ができない、お茶目なジェイソンさんが観れるので、興味のある人は、ぜひとも鑑賞して欲しいです。
さて、本作のラストが、ちょっと意味不明。
というのも、倒したと思ったジェイソンさんが窓をぶち破って部屋に侵入。
女性に抱きつくんですが、このあと「はっ!夢か。。。」みたいなオチになります。
けど、もう一人の生き残りとジェイソンさんの姿は、どこにもない。
主人公が狂気に囚われて、殺戮したのか、それとも本当にジェイソンはいたのか。
ものすごい曖昧な形でエンドロールなんですが、もっと明確な終わり方をして欲しかったですね。
一体、どういう意図があって、このようなシナリオになったのか、そこにすごく興味がありますね。
という事で、『13日の金曜日 PART2』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
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