映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2016年1月23日に公開した記事を再編集したものとなっております。
以前から観たい!と思っていたけれど、なかなか鑑賞するタイミングがなかった『The FEAST/ザ・フィースト』。
2016年に、1作目から3作目まで、DVDを一気にレンタルして鑑賞しました。
本作は、俳優のベン・アフレック、マット・デイモンらが設立した映画製作会社がプロデュースする新人発掘オーディション番組「プロジェクト・グリーンライト」から誕生、否、爆誕したホラー映画となっております。
『エルム街の悪夢』『スクリーム』のウェス・クレイヴン監督も、製作総指揮に名を連ねています。
『フィースト2/怪物復活』『フィースト3/最終決戦』という続編が、この後に製作されております。
そんな訳で、今回は『The FEAST/ザ・フィースト』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
製作:2005年アメリカ
日本公開日:2008年3月22日
上映時間:1時間26分(86分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
年齢制限:R15+
そこに、突然、ショットガンを持った血まみれの男が現れる。
彼は、切羽詰まった状態で、バーの封鎖を指示する。
男の正体はわからないものの、彼が言うには、素早くて残虐な<なにか>が迫ってくるという。
そんなことを信じることができないバーに集う人々だったが、男が持っていた、その<なにか>の頭部の存在が存在感を放つ。
男は窓際に立って、周囲に対して警戒しつつ、状況を説明。
ほんの一瞬、外への注意を逸らした、その瞬間、窓から伸びてきた怪物の手によって、男はあっけなく倒されてしまうのだった……。
会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2024年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
脚本:マーカス・ダンスタン、パトリック・メルトン
製作総指揮:ベン・アフレック、マット・デイモン、クリス・ムーア、ウェス・クレイヴン、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、エイドリアン・メイルーフ、コリーン・メイルーフ、ギャヴィン・メイルーフ、ジョージ・メイルーフ、ジョー・メイルーフ、フィル・メイルーフ
製作:マイケル・リーイ、ジョエル・ソワソン
撮影:トーマス・L・キャラウェイ
美術:クラーク・ハンター
特撮:ケヴィン・パイク、ジャミソン・スコット・ゴエイ、ケヴィン・オニール
コーチ:ヘンリー・ロリンズ(奥田啓人)
ヒロイン:ナヴィ・ラワット(深水由美)
ビール男:ジュダ・フリードランダー
ホット・ホイール:ジョシュ・ザッカーマン
ジェイソン:ジェイソン・ミューズ
ハニーパイ:ジェニー・ウェイド
タフィー:クリスタ・アレン(岡寛恵)
バーテン:クルー・ギャラガー
ヒーロー:エリック・デイン(小山力也)
ボス:デュエイン・ウィテカー
ハーレー・ママ:ダイアン・ゴールドナー
コーディー:タイラー・パトリック・ジョーンズ
この映画は、その一点に全力を注いでいる作品となっております。
気持ち悪いシーンや下品なシーンに耐性があれば、この映画は面白いです。
モンスターパニック映画で、スプラッタームービーとしての側面もあります。
そのため、そういった要素が苦手な人は、スルーした方が懸命かもしれません。
ホラー映画のお約束を破っていくスタイルの作品なので、死亡フラグが立っていないのに、次々と脱落していくので、安心して鑑賞する事ができない映画。
オススメはしないけど、個人的には好きな映画ですね。
基本的に下品な映画って、あまり好きではないのですが、本作はバカっぽさが下品さを上回っている感じで、まだ見やすい作品。
また、字幕ではなく、吹替版の方が面白い映画です。
吹き替えている役者さんがちょっと遊んでいたりして、字幕版と吹替版の両方を鑑賞すると面白いかも?
通常だと、死亡フラグさえ立てなければ、なんとかなるのですよね。
しかし、本作は、フラグを建設していないのに、唐突にキャラクターが脱落していきます。
ゾンビ映画並みに、次々と登場人物たちが命を落としてしまうので、予測がつきません。
この登場人物は大丈夫だと思っていても、すぐに消えたり、このキャラはいなくなってほしいと思っていても、なかなかしぶとかったり。
主人公が誰かもわからない作りの上に、テンポも良いので、楽しいのですが割と疲れる映画です。
テンションがお祭りみたいな映画で、理屈一切なしの勢いだけの映画ですが、その勢いだけで、ラストまで見せる映画でした。
また、登場人物のファーストシーンで、各キャラの名前や特徴、寿命などが出てきます。
このあたりは、B級映画によくある演出で、にやりとしてしまいますね。
『最強ゾンビ・ハンター』という映画でも、似たような演出が採用されていました。
内臓もでてくるし、首がちょんぎられるし、体が突き破られるし……とにかく酷いです。
これでもかというくらいの過剰演出。
『キャビン』とは違い、志など全くなく、ひたすら過剰です。
本当に、もう、こちらが引くくらい過剰なんですよね。
これは良い点として挙げる人もいるかもしれないですが、個人的にはマイナスだと思います。
もう少し抑えても良かったんじゃないかなと。
そして、その予算をモンスターの方に回して、もう少しモンスターを見せて欲しかった。
さらに本作は、かなり下品。
何が下品って、人間ではなくて、モンスターが下品です。
この部分がサラリと登場するのではなくて、結構な頻度で見せつけられるので、観る人を選ぶ映画になっていますね。
過剰演出だけならまだしも、これは正直きつい。
少なくとも私はこれを見た時、開いた口がふさがりませんでした。
Filmarks
映画.com
Movie Walker
ほどよいバカが多く、色々問題が起きながらも、協力しながらモンスターに対抗しようとするストーリーは、ドがつくほどの定番ではありますが、やっぱり面白いですね。
クリーチャーの正体などは全く明かされませんが、そんなの気にしない、軽いノリで鑑賞できる、ホラー映画です。
という事で、今回は『The FEAST/ザ・フィースト』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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今回の記事は、2016年1月23日に公開した記事を再編集したものとなっております。
以前から観たい!と思っていたけれど、なかなか鑑賞するタイミングがなかった『The FEAST/ザ・フィースト』。
2016年に、1作目から3作目まで、DVDを一気にレンタルして鑑賞しました。
本作は、俳優のベン・アフレック、マット・デイモンらが設立した映画製作会社がプロデュースする新人発掘オーディション番組「プロジェクト・グリーンライト」から誕生、否、爆誕したホラー映画となっております。
『エルム街の悪夢』『スクリーム』のウェス・クレイヴン監督も、製作総指揮に名を連ねています。
『フィースト2/怪物復活』『フィースト3/最終決戦』という続編が、この後に製作されております。
そんな訳で、今回は『The FEAST/ザ・フィースト』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
『The FEAST/ザ・フィースト』について
原題:『FEAST』製作:2005年アメリカ
日本公開日:2008年3月22日
上映時間:1時間26分(86分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
年齢制限:R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
常連客で賑わっている、広大な荒野のテキサスにあるバー。そこに、突然、ショットガンを持った血まみれの男が現れる。
彼は、切羽詰まった状態で、バーの封鎖を指示する。
男の正体はわからないものの、彼が言うには、素早くて残虐な<なにか>が迫ってくるという。
そんなことを信じることができないバーに集う人々だったが、男が持っていた、その<なにか>の頭部の存在が存在感を放つ。
男は窓際に立って、周囲に対して警戒しつつ、状況を説明。
ほんの一瞬、外への注意を逸らした、その瞬間、窓から伸びてきた怪物の手によって、男はあっけなく倒されてしまうのだった……。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『The FEAST/ザ・フィースト』会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2024年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
スタッフ
監督:ジョン・ギャラガー脚本:マーカス・ダンスタン、パトリック・メルトン
製作総指揮:ベン・アフレック、マット・デイモン、クリス・ムーア、ウェス・クレイヴン、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、エイドリアン・メイルーフ、コリーン・メイルーフ、ギャヴィン・メイルーフ、ジョージ・メイルーフ、ジョー・メイルーフ、フィル・メイルーフ
製作:マイケル・リーイ、ジョエル・ソワソン
撮影:トーマス・L・キャラウェイ
美術:クラーク・ハンター
特撮:ケヴィン・パイク、ジャミソン・スコット・ゴエイ、ケヴィン・オニール
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
マヌケ:バルサザール・ゲティ(村治学)コーチ:ヘンリー・ロリンズ(奥田啓人)
ヒロイン:ナヴィ・ラワット(深水由美)
ビール男:ジュダ・フリードランダー
ホット・ホイール:ジョシュ・ザッカーマン
ジェイソン:ジェイソン・ミューズ
ハニーパイ:ジェニー・ウェイド
タフィー:クリスタ・アレン(岡寛恵)
バーテン:クルー・ギャラガー
ヒーロー:エリック・デイン(小山力也)
ボス:デュエイン・ウィテカー
ハーレー・ママ:ダイアン・ゴールドナー
コーディー:タイラー・パトリック・ジョーンズ
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
ホラー映画の定番といえる要素を、ことごとく覆す脚本になっている本作。この映画は、その一点に全力を注いでいる作品となっております。
気持ち悪いシーンや下品なシーンに耐性があれば、この映画は面白いです。
モンスターパニック映画で、スプラッタームービーとしての側面もあります。
そのため、そういった要素が苦手な人は、スルーした方が懸命かもしれません。
ホラー映画のお約束を破っていくスタイルの作品なので、死亡フラグが立っていないのに、次々と脱落していくので、安心して鑑賞する事ができない映画。
オススメはしないけど、個人的には好きな映画ですね。
基本的に下品な映画って、あまり好きではないのですが、本作はバカっぽさが下品さを上回っている感じで、まだ見やすい作品。
また、字幕ではなく、吹替版の方が面白い映画です。
吹き替えている役者さんがちょっと遊んでいたりして、字幕版と吹替版の両方を鑑賞すると面白いかも?
良いところ
『スクリーム』『キャビン』などと同じで、映画のお約束をひっくり返すというアイデアが面白い。通常だと、死亡フラグさえ立てなければ、なんとかなるのですよね。
しかし、本作は、フラグを建設していないのに、唐突にキャラクターが脱落していきます。
ゾンビ映画並みに、次々と登場人物たちが命を落としてしまうので、予測がつきません。
この登場人物は大丈夫だと思っていても、すぐに消えたり、このキャラはいなくなってほしいと思っていても、なかなかしぶとかったり。
主人公が誰かもわからない作りの上に、テンポも良いので、楽しいのですが割と疲れる映画です。
テンションがお祭りみたいな映画で、理屈一切なしの勢いだけの映画ですが、その勢いだけで、ラストまで見せる映画でした。
また、登場人物のファーストシーンで、各キャラの名前や特徴、寿命などが出てきます。
このあたりは、B級映画によくある演出で、にやりとしてしまいますね。
『最強ゾンビ・ハンター』という映画でも、似たような演出が採用されていました。
悪いところ
とにかくグロイ。内臓もでてくるし、首がちょんぎられるし、体が突き破られるし……とにかく酷いです。
これでもかというくらいの過剰演出。
『キャビン』とは違い、志など全くなく、ひたすら過剰です。
本当に、もう、こちらが引くくらい過剰なんですよね。
これは良い点として挙げる人もいるかもしれないですが、個人的にはマイナスだと思います。
もう少し抑えても良かったんじゃないかなと。
そして、その予算をモンスターの方に回して、もう少しモンスターを見せて欲しかった。
さらに本作は、かなり下品。
何が下品って、人間ではなくて、モンスターが下品です。
この部分がサラリと登場するのではなくて、結構な頻度で見せつけられるので、観る人を選ぶ映画になっていますね。
過剰演出だけならまだしも、これは正直きつい。
少なくとも私はこれを見た時、開いた口がふさがりませんでした。
シリーズの感想
2作目『フィースト2/怪物復活』
3作目『フィースト3/最終決戦』
口コミレビューや評価
下記サイトで『The FEAST/ザ・フィースト』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
Movie Walker
今回のネタバレなし感想のまとめ
色々な意味で演出が過剰なだけで、脚本はよく練られていますし、テンポも良く、どちらかというと見やすいホラー映画です。ほどよいバカが多く、色々問題が起きながらも、協力しながらモンスターに対抗しようとするストーリーは、ドがつくほどの定番ではありますが、やっぱり面白いですね。
クリーチャーの正体などは全く明かされませんが、そんなの気にしない、軽いノリで鑑賞できる、ホラー映画です。
という事で、今回は『The FEAST/ザ・フィースト』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
ネタバレあり感想
DVD・Blu-ray
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