今回ご紹介する映画:『ディセント』(THE DESCENT)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
『ディセント』のあらすじ
年に一度の冒険旅行で、アパラチア山脈奥地の巨大洞窟を訪れた6人の女たち。スリリングな洞窟探検を楽しむ中、突然の落盤で出口をふさがれた一行は、迷路のような洞窟内で別の出口を探してさまよう羽目になる。言い争いから仲間割れが生じ、ヘッドランプの電力も残りわずかとなった矢先、暗闇から何者かが襲いかかってくる。by シネマトゥデイ『ディセント』
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そういえば、まだ観ていなかったと気づいて、近所のTSUTAYAでレンタルしてきた『ディセント』。『ディセント』は以前、鑑賞した映画『ドゥームズデイ』の監督ニール・マーシャルが手掛けたホラー映画ですね。『ドゥームズデイ』は、かなり派手なアクション映画だったのですが、『ディセント』は、どんな作品に仕上がっているのだろうと、ワクワクしながら鑑賞しました。今回は『ディセント』の感想を書いていきます。
ちなみに、タイトルの「ディセント descent」は、高いところから降りる、下降するという意味だそうです。
『ディセント』映画情報
ケイビング(洞窟探検)中に落盤事故で出口をふさがれた6人の女性たちが、謎の生物と死闘を繰り広げるサスペンス・ホラー。監督・脚本を『ドッグ・ソルジャー』のニール・マーシャルが手がけ、本作で英国インディペンデント映画賞最優秀監督賞を受賞した。『CODE46』のナタリー・メンドーサ、『マグダレンの祈り』のノラ=ジェーン・ヌーンらイギリスの実力派女優が出演。極限状況下で展開される地獄のサバイバルに最後まで目が離せない。(上映時間1時間39分)by シネマトゥデイ『ディセント』
『ディセント』のスタッフとキャスト
スタッフ監督・脚本:ニール・マーシャル
製作:クリスチャン・コールソン
製作総指揮:ポール・スミス
撮影:サム・マカーディ
編集:ジョン・ハリス
美術監督:サイモン・ボウルズ
音楽:デヴィッド・ジュリアン
キャスト
ショーナ・マクドナルド
ナタリー・メンドーサ
アレックス・リード
サスキア・マルダー
マイアンナ・バーリング
ノラ=ジェーン・ヌーン
オリヴァー・ミルバーン
モリー・ケイル
他
『ディセント』の感想
公開当時から話題になっていた映画で、面白いと評判の映画でしたが、いやぁ、かなり面白いB級映画でした。飽きさせないような起伏のあるストーリーで、クリーチャーだけに頼ることなく、洞窟の恐怖、暗闇の怖さ、人間の醜さ。このあたりが上手に描写されているのが素晴らしい。
また、登場キャラクターたちそれぞれにドラマがあり、すごい悪い人が一人もいないというのも、ホラー映画としては珍しいですね。
ホラー映画をよく鑑賞している人には、オススメできる、ちゃんとしたB級ホラー映画でした。
『ディセント』の良いところ
入り口から洞窟に降りるシーンは美しく、この映画で一番良い絵ですね。ポスターか何かで、このシーンを観たことがありましたけど、この映画を象徴する場面であることは間違いなしです。さて、序盤のドラマパートについては、退屈させないように工夫されています。ファーストシーンの事故や、登場人物たちのキャラクター性、洞窟までの探検要素など、小さな起伏を付けて、飽きさせないようにしています。
そこから洞窟へ侵入し探検をスタートしますが、地底人が登場しないけれど、すごくドキドキハラハラする展開にしています。キャラクターたちがアウトドア大好きっ子で、洞窟探検も頻繁に敢行しているメンバーなので、サバイバルの要素も取り入れられていて、一筋縄ではいかない、なかなか良い映画となっていました。
終盤近くで、ようやく地底人が登場しますが、このあたりはリドリー・スコット監督の『エイリアン』に似た不気味さがあって恐いですね。闇に潜む異形というのは、人の生理的恐怖を湧き上がらせます。地底人が登場すると、その後の展開は、かなり早く、今までゆっくりと進んでいた物語の加速していきます。
鑑賞していて、本当にあっという間の映画でした。本当に面白い作品ですね。
『ディセント』の悪いところ
地底人は、さほど登場しないので、クリーチャー目当てで鑑賞すると失敗します。グロいシーンも少しある程度で、スプラッターシーン目当ての人も鑑賞しない方がいいですね。登場人物が比較的多く、キャラクター紹介もないので、洞窟に入った後、若干名、誰がだれ?ってなるのが残念です。
『ディセント』のまとめ
ラスト近くになると、映画のジャンルが変わるほど、激しい展開になるのは必見。手を替え品を替え、観客を楽しませる、怖がらせるという事をちゃんと意識して作られた好感の持てるホラー映画です。まだ観ていない人は、ぜひぜひ、チャレンジしてみてください。なお、この映画には続編『ディセント2』があるんですが、そちらは、別の機会に、改めて鑑賞してみようとおもいます。
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『ディセント』ネタバレあり感想
この映画の最大の見所は地底人ではなく、洞窟内でのサバイバル描写と女性同士の友情と腹の探りあいです。崩落で入り口はなくなり、未踏の場所であるため、出口がわからない状況。そんなところに案内した人物、ジュノだったっけ?が悪い人間のように描写されています。しかし、私個人としては、それほど悪い人間とも思えないんですよね。ケイビングをはじめ、さまざまなアクティビティが好きな人間たちが、仲間を元気づけようと思ったら、未踏の洞窟しかないじゃないか!って考え、私はわかってしまいます。確かに説明しないで連れてきた部分は、しっかり悪いんだけど、閉じ込められてから、ジュノは必死に出口を求め、仲間たちがパニックにならないように努めているのが、なんとも言えない悲壮感がありました。
さらに、ジュノは主人公であるサラの旦那さんと浮気していた事が、途中で発覚してしまいます。ジュノは寝とってやろうとか、そういう気持ちで旦那さんと関係した訳ではなく、サラと同様にまた苦しんでいて、癒やされない喪失感と戦っていた訳です。しかし、サラには、そのようなことは当然わからず、また、たまたま地底人と間違えて友人を瀕死の重傷に追いやってしまった事が発覚。最悪のタイミングであらゆる事がサラの知るところとなり、洞窟で葛藤しながらも仲間のために戦ってきたジュノは、結局、サラに足を攻撃され身動きが取れず、結果、多くの地底人と戦う事になるという、なんとも悲しいオチでした。
一人として悪い人間はいない。ジュノに関しても、許容できない部分はありますが、身近に存在するような、ある意味、親近感の湧く人物であったとも言えます。そんなジュノを傷つけて、結果的に洞窟から出ることができない絶望的なラストも、ある意味で必然だったのかもしれません。
『ディセント』のレビューや評価
仮に地底人が登場しなかったとしても、サバイバル物として成立するだけの水準を保っている
映像もリアリティがあって素晴らしいのだけど、やはり脚本がよく出来ているところがいい
家族を悲惨な事故で失って心に傷を負った女性が限界状況の中で強さを取り戻すという骨組みも良いし、
なによりジュノがベスを間違って死なせてしまったことで、主人公の中にジュノへの不信感が生まれるという捻り方は凄い!そうくるか!
主人公が覚醒して戦い始めたシーンが好き
狭い洞窟も不気味な地底人?も楽しめる映画
私は色々なホラーを見てきた。
その中で、この映画はかなりトップクラスの作品。
なんせ
絶望感
が半端でない。
絶対助からんやん・・・(´Д` )
という絶望感。
by YAHOO!JAPAN映画『ディセント』
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