映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年8月24日に公開した記事を再編集したものとなっております。




本記事作成当時の話ですが、ニコニコ動画のホラー映画特集もひと段落し、この記事を書いておりました。

当時は、まだ他の作品がオンエアされていたけれど、チェックしたい作品は見終えた感じでしたね。




さて、今回は日本のホラー映画『カルト』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。

本作は、白石晃士監督のモキュメンタリー(フェイク・ドキュメンタリー)作品となっております。

『カルト』は、白石監督作品の中でも1位2位を争うくらい人気の映画。

それで、元々、興味があったのですが、2016年当時、大阪に住んでいた頃に近所のツタヤDVDをレンタルしようとしたら、置いてなかったんですよね。

ちなみに、その時、かわりに借りたのが『シロメ』です。




そんな事情がありまして、2016年当時、ニコニコ動画でのオンエアが楽しみで仕方なかった記憶。

『貞子vs伽椰子』も、個人的には面白かったし、当時は本当に期待して鑑賞したんですよね。

そしたら、どうやら『ノロイ』という映画と同じ世界観のようで、「あれれっ?」って感じになりました。




『カルト』について

製作:2012年日本

日本公開日:2013年7月20日公開

上映時間:1時間24分(84分)

オススメ度:★★★☆☆(三つ星)




予告編動画





簡単なあらすじ

恐怖はノリウツル。



テレビの企画で、幽霊が写り込んだ家に住む母娘の除霊をレポートすることになった、売れっ子アイドルのあびる優、岩佐真悠子、入来茉里の3人。

怖い怖いと言いながらも仕事のため、現場へと向かう。

現場にはすでに雲水という霊能者が到着していた。




スタッフを含めた5人は、家の中に入っていく。

そこで彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する怪奇現象の数々。

自分だけの力では解決できないと悟った雲水は、師匠である龍玄で助けを求める。

後日、改めて、雲水は龍玄とともに、除霊を施すとして、一旦、怪奇現象を鎮めたのち、家を後にする。




数日後、龍玄と雲水、3人のアイドルとスタッフで、再訪問。

龍玄の登場により、怪奇現象は鎮まるはずだった。

だが、前回を遥かに凌ぐ現象が勃発。

かろうじて雲水に一時的に怪奇を宿し、家を後にする龍玄だったが、後日、雲水が命を落とし、なんと龍玄自身も生死の境をさまようことになる。




龍玄は、あびる優たちに「あれは人が触れてはいけないものだった」と告げ、「自分たちよりも、遥かに強い者に託す」と伝える。

途方にくれる3人の前に現れたのは、とんでもない風貌をした若い男性。

不審に思う3人だったが、彼こそが、今回の怪奇現象を解決することができる最強の霊能者・NEOだった。




本作を視聴できる動画配信サービス

Amazonプライムビデオ『カルト』

プライム会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

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music.jp

会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。

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スタッフ・キャスト

監督・脚本:白石晃士

エグゼクティブ・プロデューサー:JIMMY LAI、平田樹彦、丸田順悟

プロデューサー:一瀬隆重

コー・プロデューサー:西前俊典

アソシエイト・プロデューサー:丸山えり

撮影:平尾徹

VE:栃木光貴、三木誠

美術プロデューサー:本田邦宏

美術:横守剛

特殊メイク:百武朋

視覚効果:本田貴雄

スタイリスト:棚橋公子

メイク:五十嵐広美

録音:井村優佑

音楽:蓜島邦明

音楽プロデューサー:慶田次徳

音響効果:松浦大樹

編集:深沢佳文

キャスティング:山口正志

助監督:亀谷英司

制作担当:中村哲

ライン・プロデューサー:中村和樹

製作:NEXT MEDIA ANIMATION、ダブルフィールド

制作プロダクション:オズ プロダクション

協力:NEBULA

出演者:あびる優、岩佐真悠子、入来茉里、岡本夏美、林田麻里、井上肇、山口森広、小山田サユリ、三浦涼介







おっさんのネタバレなし感想

『カルト』の全体的な感想

結構、面白かったです。

テンポも良いですし、前半と後半で、映画のジャンルが思い切り変化する構成も楽しい、ホラー映画好きなら要チェックの作品になっています。

白石監督作品ならではのカオス展開で、先の見えないストーリーは面白いし、良いですね。

モキュメンタリー作品ですし、白石晃士監督作品ではおなじみのトンデモナイストーリーが広がるので、クセはありますが、B級映画・Z級映画好きの人で、変わった映画でも大丈夫!って人にはオススメ。




『カルト』の良いところ

POV形式のモキュメンタリー映画で、かなりテンポが早い。

最初から、割りとフルスロットルで、物語が展開して、「このあと、本当に大丈夫なのか?」って思うくらい、スピーディーです。

油断すると置いてけぼりをくらってしまうほど、ほかのモキュメンタリー作品では観ることができないほど、展開が早いのが良いです。




番組の企画で、怪奇現象が発生する家に取材しにいくタレント三人のうち、一人が脱落するという設定は、妙にリアルで、直接的に怖い描写はあまりない反面、不気味で気味の悪い印象をずっと感じる、雰囲気ホラーといえます。



とはいえ、白石監督特有のチープな演出が光るので、モキュメンタリー形式であっても、「あぁ、これは映画だ」って安心できるし、笑えるシーンも随所に散りばめられているので、ホラー映画が好きな人であれば、ある意味、安心してラストまで鑑賞することができる、しっかりとした構成の映画。

前半と後半で、映画の印象をガラリと変えることで、観客を飽きさせないようにする工夫もいろいろ見えるし、こちらも楽しみながら鑑賞することができる、良い映画です。




『カルト』の悪いところ

後半に登場するNEOというキャラクターに賛否が分かれるかな?

個人的には、彼の登場により、後半の映画の雰囲気が全く違うものになり、その点がすごく評価の高いポイントになったのですが、「いやいやいや」ってなる人もいるかな?




あと、終わり方が凄い。

普通なら、私も「なんじゃこりゃ」ってなるような終わり方なんですが、いや、この映画の終わり方としては素晴らしい。

ただ、これも「いやいやいや」ってなる人が絶対いますね。

この終わり方を許容できるか否か。

ここも評価が分かれるポイントになりますね。




口コミレビューや評価

下記サイトで『カルト』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



今回のネタバレなし感想のまとめ

白石晃士監督作品は、意外な良作があって、新しい発見もあり、楽しみながら鑑賞することができますね。

今回の『カルト』は、DVDを購入しても良いって思うくらい、個人的にはツボでした。

『ノロイ』『シロメ』も、なかなか良かったし、ちょっと白石監督作品の映画を漁ろうかな?

トンデモ映画に理解のある人にはオススメできる怪作。

前半は割りとしっかりしたホラー映画で、後半はコメディー色の強い作品になっていますよ。




という事で、ここまでは『カルト』のネタバレなし感想でした。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!




この下にネタバレあり感想を書いております。

本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。

まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。




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ネタバレあり感想

『ノロイ』でも登場した霊体ミミズが登場して驚きました。

どうも世界観は一緒のようですね。




『仮面ライダーオーズ/OOO』でアンク役を演じた三浦涼介さん演じるNEO(『マトリックス』より)のキャラクターが、とにかく凄い。

これは、のちに『貞子vs伽椰子』に登場する経蔵にも通じるものがありました。




とにかくNEOが強い。

龍玄さんたちが「すぅー~・・・…せいっ!!」しても倒せなかった霊体たちを、次々に倒していくというシーンは、すごい爽快感があります。

ホラー映画で、これほどの爽快感を味わうことができるとは!!

性格も霊能者とは思えないほどドSで、非常にユニーク。

動作のひとつひとつがいちいち格好良いし、このNEOというキャラクターだけで、シリーズものを製作できるのでは?




そして、この映画の終わり方。

いわゆる「俺達の戦いはこれからだっ!」って感じで、途中で終わります。

普通なら「なんなんだよ、これ!」って怒り爆発するところですが、この映画では、妙にしっくりくる幕引きなんですよね。

これが不思議。

復活しようとしている邪神が強力であることが、色んなシーンを見ていて、観客もわかっているので、完全な終わり方ができないのではっていうのが、なんとなく心の隅にできてしまう。

だからこそ、この映画をラストまで観た人なら、このエンディングを、すんなり受け入れることができてしまう。

なんとも不思議な作品です。




という事で、『カルト』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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