映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2016年7月11日に公開した記事を再編集したものとなっております。
実写映画版の続編、『コープスパーティー Book of Shadows』公開記念ということで、記事作成当時、ニコニコ動画にて、OVAアニメ全4話を一挙放送してました。
レンタルしたり、Blu-rayを購入してまで鑑賞する気はなかったのですが、ニコニコでオンエアされているのであれば、視聴してみようかと思い、鑑賞してみました。
いやぁ、まぁ、いろんな意味で凄い作品でしたね。
というわけで、今回は『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
日本公開日:――
上映時間:2時間
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
しかし、おまじないを行ったあと、建物を地震が襲い、教室の床が抜け、暗闇の中に哲志たちは落ちていった。
気が付くと見知らぬ場所に立っていた哲志たち。
先ほどまでいた教室の面影はない。
まるで廃校のようなその場所は、すでに存在しないはずの学校で、30年前の怨念が渦巻く閉鎖空間だった。
脚本:佐藤勝一
原作:祁答院慎
キャラクターデザイン・総作画監督:田中誠輝
制作:アスリード
中嶋直美:佐藤利奈
篠原世以子:新井里美
篠崎あゆみ:今井麻美
岸沼良樹:中村悠一
鈴本繭:南里侑香
森繁朔太郎:柿原徹也
持田由香:喜多村英梨
宍戸結衣:沢城みゆき
刻命裕也:杉田智和
篠崎サチコ:大谷育江
その1作目である『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』をベースに、新たなストーリーを描く新作アニメーションとなっております。
全4話構成。
第1話『多重的別離』
第2話『壊れる蝶番』
第3話『届かぬ想い』
第4話『哀しき真実』
巷の評判は良いのですが、個人的には、ちょっと楽しめないゲームだったんですよね。
完全にスプラッターゲームで、かなりグロテスクなゲームでして、怖いというよりも気持ち悪いって印象の作品でした。
スプラッター描写をメインにしているため、ストーリーそのものは、あってないような感じです。
設定そのものは、かなり作りこんでいるのですが、物語そのものは、かなりシンプルです。
そういう趣向のゲームを基に本作の脚本を書いているため、このアニメについて、スプラッターに興味のない私としては、あまり面白くありませんでした。
本作は、スプラッター描写が大好きで、かつ原作ゲームをプレイ済みであれば、結構、楽しめる内容に仕上がっております。
実写作品ではできない、アニメ作品ならではの派手な場面の数々は、なかなかキツイものがありますが、好きな人にはたまらないのではないでしょうか。
そんな感じの作品なので、スプラッターが苦手な方には、オススメできない作品です。
早々にストーリーが展開していくのは良かったです。
日常パートに必要以上の時間が割かれるということもないので、その点はとても見やすいですね。
ストーリーはシンプルではあるものの、本作の設定というか……世界観はかなり作りこまれているので、色々と考察できる余白は存在します。
考察や深読みしたい人にも、オススメできるかもしれませんね。
ゲームをプレイしている方にとっては、作品を振り返ることができるので、プレイ済みの方は、ぜひぜひチェックしてみてください。
ホルモンが、本当に随所に散りばめられていて、最初から、グロ描写マックス状態です。
私は、スプラッター作品について、それほど好きではないので、ほぼスプラッターしかない本作を楽しむ事ができませんでした。
逆にいうと、スプラッター……その中でもスラッシャー映画やゴア映画がお好きであれば、かなり楽しめる作品に仕上がっていますね。
本作については、スプラッター描写がメイン……というよりも、スプラッターオンリー状態なんですよね。
そのため、本作を通して気づきを得たい……という方にはオススメできない作品。
あくまで、スプラッター描写を楽しむ作品でございます。
ちょっと気になったのは、カットされている場面が、ちょこちょこある点です。
各場面が繋がっていれば問題ないのですが、私がニコニコ動画で視聴した時は、一部、シーンとシーンが繋がっていないところがあったんですよね。
時々「???」となってしまって、この点は残念でした。
もしかしたら、セル版は、ちゃんと繋がっているかもしれませんね。
色々と書いたのですが、本作の場合、「悪いところ」は、人によっては「良いところ」になるって感じです。
気になった方は、視聴のハードルがちょっと高めなのですが、鑑賞してみてください。
ほぼ、一見さんお断り状態なので、見る人を選ぶ感じです。
内容もスプラッターですからね。
そんなアニメではあるけれど、『コープスパーティー』というコンテンツに興味があって、どのような作品かを知るには良いかもしれないです。
……が、DVDやブルーレイ、Blu-rayボックス、かなり高いんですよね……。
VODサービスで配信とかしてくれないかな??
一応、TSUTAYA DISCASでDVDレンタルはあるみたいです。
個人的にはZ級アニメという感じですが、好きな人には刺さる作品。
スプラッターでも大丈夫!という方は、チャレンジしてみては、いかがでしょうか。
という事で、ここまでは『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
DVD・Blu-ray
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本作のラストは、実写版『コープスパーティー』と同じものだったんですよね。
さすがに、細かい点は変更されていますけど、「えぇ??」ってなりました。
ホラー作品らしい終わり方といえばそうかもしれません。
しかし、劇中で頑張ったキャラクター全員が報われない最悪のバッドエンドは、ホラーということを込みで考えても、ちょっと許容しがたいものがあって残念。
救いがゼロこそ至高!という方には、逆に納得のエンディングかもしれないですね。
そういう方には、オススメの作品でございます。
良い人間は死んでしまい、人として駄目な人間が生き残るっていうラストは、皮肉が込められているのなら、まだわかるんですけどね。
本作の場合には、それが感じられなかったので、ただただ不快な最後のようになってしまいました。
という事で、『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
今回の記事は、2016年7月11日に公開した記事を再編集したものとなっております。
実写映画版の続編、『コープスパーティー Book of Shadows』公開記念ということで、記事作成当時、ニコニコ動画にて、OVAアニメ全4話を一挙放送してました。
レンタルしたり、Blu-rayを購入してまで鑑賞する気はなかったのですが、ニコニコでオンエアされているのであれば、視聴してみようかと思い、鑑賞してみました。
いやぁ、まぁ、いろんな意味で凄い作品でしたね。
というわけで、今回は『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』について
製作:2013年日本日本公開日:――
上映時間:2時間
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
「友達と離れたくない」という思いから、いつまでも一緒にいられるという、<幸せのサチコさん>のおまじないをおこなった哲志たち。しかし、おまじないを行ったあと、建物を地震が襲い、教室の床が抜け、暗闇の中に哲志たちは落ちていった。
気が付くと見知らぬ場所に立っていた哲志たち。
先ほどまでいた教室の面影はない。
まるで廃校のようなその場所は、すでに存在しないはずの学校で、30年前の怨念が渦巻く閉鎖空間だった。
本作を視聴できる動画配信サービス
2023年8月時点で、『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』を配信しているVODサービスを発見することはできませんでした……。スタッフ
監督:岩永彰脚本:佐藤勝一
原作:祁答院慎
キャラクターデザイン・総作画監督:田中誠輝
制作:アスリード
キャラクター:キャスト(出演声優)
持田哲志:下野紘中嶋直美:佐藤利奈
篠原世以子:新井里美
篠崎あゆみ:今井麻美
岸沼良樹:中村悠一
鈴本繭:南里侑香
森繁朔太郎:柿原徹也
持田由香:喜多村英梨
宍戸結衣:沢城みゆき
刻命裕也:杉田智和
篠崎サチコ:大谷育江
『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』作品情報
PCゲームで人気を博し、2010年よりPSPソフトとして3作が発売された人気ホラーアドベンチャーゲーム『コープスパーティー』シリーズ。その1作目である『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』をベースに、新たなストーリーを描く新作アニメーションとなっております。
全4話構成。
第1話『多重的別離』
第2話『壊れる蝶番』
第3話『届かぬ想い』
第4話『哀しき真実』
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
声優の杉田智和さんがラジオで、「怖いゲーム」とおっしゃっていたので、PSP版『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』を購入してプレイしたことがあります。巷の評判は良いのですが、個人的には、ちょっと楽しめないゲームだったんですよね。
完全にスプラッターゲームで、かなりグロテスクなゲームでして、怖いというよりも気持ち悪いって印象の作品でした。
スプラッター描写をメインにしているため、ストーリーそのものは、あってないような感じです。
設定そのものは、かなり作りこんでいるのですが、物語そのものは、かなりシンプルです。
そういう趣向のゲームを基に本作の脚本を書いているため、このアニメについて、スプラッターに興味のない私としては、あまり面白くありませんでした。
本作は、スプラッター描写が大好きで、かつ原作ゲームをプレイ済みであれば、結構、楽しめる内容に仕上がっております。
実写作品ではできない、アニメ作品ならではの派手な場面の数々は、なかなかキツイものがありますが、好きな人にはたまらないのではないでしょうか。
そんな感じの作品なので、スプラッターが苦手な方には、オススメできない作品です。
『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』の良いところ
それなりに長いシナリオを30分×4話、合計120分に収めようとしているため、テンポは早め。早々にストーリーが展開していくのは良かったです。
日常パートに必要以上の時間が割かれるということもないので、その点はとても見やすいですね。
ストーリーはシンプルではあるものの、本作の設定というか……世界観はかなり作りこまれているので、色々と考察できる余白は存在します。
考察や深読みしたい人にも、オススメできるかもしれませんね。
ゲームをプレイしている方にとっては、作品を振り返ることができるので、プレイ済みの方は、ぜひぜひチェックしてみてください。
『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』の悪いところ
最初から、人間から飛び出るホルモン全開!ホルモンが、本当に随所に散りばめられていて、最初から、グロ描写マックス状態です。
私は、スプラッター作品について、それほど好きではないので、ほぼスプラッターしかない本作を楽しむ事ができませんでした。
逆にいうと、スプラッター……その中でもスラッシャー映画やゴア映画がお好きであれば、かなり楽しめる作品に仕上がっていますね。
本作については、スプラッター描写がメイン……というよりも、スプラッターオンリー状態なんですよね。
そのため、本作を通して気づきを得たい……という方にはオススメできない作品。
あくまで、スプラッター描写を楽しむ作品でございます。
ちょっと気になったのは、カットされている場面が、ちょこちょこある点です。
各場面が繋がっていれば問題ないのですが、私がニコニコ動画で視聴した時は、一部、シーンとシーンが繋がっていないところがあったんですよね。
時々「???」となってしまって、この点は残念でした。
もしかしたら、セル版は、ちゃんと繋がっているかもしれませんね。
色々と書いたのですが、本作の場合、「悪いところ」は、人によっては「良いところ」になるって感じです。
気になった方は、視聴のハードルがちょっと高めなのですが、鑑賞してみてください。
口コミレビューや評価
Filmarks、映画.com、Movie Walker、allcinemaには、『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』でレビュー・評価のページがありませんでした。今回のネタバレなし感想のまとめ
コープスパーティーファンに向けられたという側面が強い本作。ほぼ、一見さんお断り状態なので、見る人を選ぶ感じです。
内容もスプラッターですからね。
そんなアニメではあるけれど、『コープスパーティー』というコンテンツに興味があって、どのような作品かを知るには良いかもしれないです。
……が、DVDやブルーレイ、Blu-rayボックス、かなり高いんですよね……。
VODサービスで配信とかしてくれないかな??
一応、TSUTAYA DISCASでDVDレンタルはあるみたいです。
個人的にはZ級アニメという感じですが、好きな人には刺さる作品。
スプラッターでも大丈夫!という方は、チャレンジしてみては、いかがでしょうか。
という事で、ここまでは『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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ネタバレあり感想
個人的に、一番びっくりしたのは、本作の結末です。本作のラストは、実写版『コープスパーティー』と同じものだったんですよね。
さすがに、細かい点は変更されていますけど、「えぇ??」ってなりました。
ホラー作品らしい終わり方といえばそうかもしれません。
しかし、劇中で頑張ったキャラクター全員が報われない最悪のバッドエンドは、ホラーということを込みで考えても、ちょっと許容しがたいものがあって残念。
救いがゼロこそ至高!という方には、逆に納得のエンディングかもしれないですね。
そういう方には、オススメの作品でございます。
良い人間は死んでしまい、人として駄目な人間が生き残るっていうラストは、皮肉が込められているのなら、まだわかるんですけどね。
本作の場合には、それが感じられなかったので、ただただ不快な最後のようになってしまいました。
という事で、『コープスパーティー Tortured Souls ― 暴虐された魂の呪叫 ―』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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