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今回ご紹介する映画:『超高速!参勤交代』
オススメ度:★★★★★(五つ星!)
予告編動画
『超高速!参勤交代』のあらすじ
八代将軍・徳川吉宗の時代。東北の小さな藩である湯長谷藩は辛い参勤交代から帰ってきて、それぞれ一息ついていた。しかし、突然、再び「参勤交代せよ」と幕府から命じられる。実は湯長谷藩には金山があり、その金山を狙う老中・松平信祝の策略であった。
だが、金山は全く使えないものであり、湯長谷藩は幕府にその事をすでに報告している。そんな報告に納得のいかない老中は、無茶な参勤交代を湯長谷藩に課して、取り潰しを計ろうとしていた。
湯長谷藩藩主の内藤政醇は民を苦しめる策略に怒り、その無茶な参勤交代を、知恵と覚悟を持って完遂しようと奮闘するのだった。
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更新が遅くなってしまいました。ごめんなさい。。。
さて。
まさかの続編『超高速!参勤交代リターンズ』が製作、2016年9月に公開された、人気娯楽作『超高速!参勤交代』。公開当時、大阪の堺ムービックスシアターにて鑑賞しました。先日、『超高速!参勤交代リターンズ』を観に行って、改めて、1作目を鑑賞しました。続編は出演者さんがみんな続投していて良かった。こちらの感想は、また改めて。
今回は、『超高速!参勤交代』の感想を書いていくんだぜ?
今回利用した動画配信サービス
Netflix ネットフリックス『超高速!参勤交代』のスタッフとキャスト
スタッフ監督:本木克英
脚本:土橋章宏
キャスト
佐々木蔵之介
深田恭子
伊原剛志
西村雅彦
陣内孝則
寺脇康文
六角精児
上地雄輔
柄本時生
市川猿之助
石橋蓮司
知念侑李
他
『超高速!参勤交代』の感想
とっても面白い映画だよっ!!笑って、ちょっと泣けて、スッキリする。アクションもあるし、ハラハラするシーンもあるし、時代劇というよりは、エンターテインメント映画に仕上がっています。
時代劇を良く鑑賞する人よりは、普段、あまり時代劇、チャンバラを観ない人の方が楽しめます。おすすめだよ!
『超高速!参勤交代』の良いところ
展開が非常に早く、テンポが良いので、最後まで一気に観る事ができる構成になっています。ところどころに殺陣を中心にしたアクションシーンを据えて、観客を飽きさせないようにするための工夫があり、ラストまで楽しめました。本作はチャンバラや殺陣がメインではなく、どのようにして参勤するのかというアイデアをメインにしている作品です。この点が、時代劇をあまり見ない人に向いている理由となります。
また、俳優さんたちのお芝居が、すごく楽しいです。特に、西村雅彦さんには、本当に笑いました。老中を演じる陣内孝則さんにも、すごく腹が立ったし、だからこそ、最後に佐々木蔵之介さん演じる内藤様が老中に凄むシーンは、本当に爽快。
ちょっとしたラブロマンスもあるし、女性も観やすいんじゃないかな?
『超高速!参勤交代』の悪いところ
時代劇をたくさん観ている人や、目の付いたところにツッコミたい人には、向いていない作品。鑑賞しやすいように、ゆるく製作しているんじゃないでしょうか。せっかく鑑賞するなら、映画の世界に入り込んで楽しむが吉です。『超高速!参勤交代』のまとめ
二時間があっという間の映画。普段、時代劇を鑑賞しない人に、ぜひ観て頂きたい映画です。『殿、利息でござる』とは違い見ごたえのある殺陣もありますから、ぜひDVDをレンタルして鑑賞して欲しい一作です。この記事がイイネ!と思ったら下のブログランキングボタンをクリックして頂けると嬉しいです☆
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『超高速!参勤交代』ネタバレあり感想
ラストで明かされる衝撃の真実。実は吉宗の計画で、老中の悪巧みを暴くために仕組んだ事でした。けれど、ラストで内藤様は吉宗様に対し「民を苦しめる事になるかと肝を冷やした」と言い放ったのに対し、吉宗様は笑い「確かに」と受け、「いわきの国を頼むぞ」と伝えて終わります。ここのやり取りに、すごい違和感があります。もうちょっとフォローしてあげてもいいのでは?って思ったんですが、これは現代人の感覚なのかもしれないですね。あの時代なら、それが普通だったのかもしれません。時代ものの難しさは、このあたりにありますね。実際、その時代に生きていないから、半分くらいしか、わからないっていう部分。
仕方がないんですけどね。
それでも、「行きの費用しか考えていない!」「走るぞ!」と笑いながら終劇する本作は、本当に楽しい映画です。おっさんのおすすめだよ!
『超高速!参勤交代』のレビューや評価
実際見てみると、そこまで歴史感も強くなく、歴史に苦手な人でも軽い気持ちで楽しく見ることができる作品だと感じた。
内容も、通常8日間かかる江戸までの参勤交代を5日間で行えという無理難題に挑戦するというもの。
参勤交代をする金も日にちもない中、知恵を絞り出して乗り越えていくところが感心させられ面白く感じた。
また、随所にコミカルなやりとりも散りばめられているため、飽きることなく最後まで見ることのできる良作だった。
面白かったです。ダイナミックさにかける映画でしたが、バランスのよい程よい面白い映画でした。
いいんじゃないですかね。日本映画は暗い映画や感動の押し売りが多いので、エンタメ作品はもっと制作するべきだと思います。
なので、こういう作品は応援したいです。
テレビでもNHK以外は時代劇をやらなくなって久しい。お金がかかるということだが、映画くらいは時代劇を見たい。それでいて、軽い気持ちで楽しめる本作は価値があるのではないでしょうか。
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