映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年6月8日に公開した記事を再編集したものとなっております。



もう完全にお察しください状態の『キャビン・フィーバー2』。

もはやキャビンですらない状態なので、副題になっている「スプリング・フィーバー」というタイトルの方が良かったんじゃないかい?って思いますね。




今回は、イーライ・ロス監督も激おこプンプン丸の続編『キャビン・フィーバー2』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。

『キャビン・フィーバー2』を見ていない方は、今回のネタバレあり感想は、スルーしてください。







ネタバレなし感想





ネタバレあり感想

センスがない映画『キャビン・フィーバー2』

前作のように一人一人が感染していく訳ではありません。

一気に感染者が出てくるという状況となっているため、前作のような誰が感染しているか、また自分はすでに感染しているのか……。

前作にあった独特の恐怖は、ほとんどありません。




また、感染者たちは、次々と血しぶきをあげて絶命しているので、もはやパニックムービーの様相を呈しています。



へっぽこ保安官補のウィストンは、街から出ようと仲間と一緒に車を走らせていたところ、目の前にキャシーというヒロインが現れ、車に乗せます。

そもそも、血だらけのキャシーを見た時に感染者だとして無視するのが普通だと思うんですよね。

どうして、キャシーを拾って街を後にするのか、理解できない。

これなら、ウィストンがキャシーを車で轢いてエンドとした方が、よほど洒落が効いていて良かったのに。




また、映画のラスト、ストリップ劇場から始まるウィルス感染の拡大描写は、全く必要なかったですね。

やたら長くて、くどかった。




この作品、色々と曰くがあり、撮影の終えた映画を制作会社の人が観て絶句したそうです。

期待していたクオリティーとは、程遠い仕上がりだった模様。

それで、映像を一応は繋げてみたのですが、結局、2009年まで公開されることなく、お蔵入り寸前だったそうです。

確かに、『キャビン・フィーバー』の続編を作ってくださいと言って、これがでてきたら、確かに閉口すると思います。

当時の関係者の方の期待値は、相当高かったはずなので、その落差はひどかったでしょうね……。




一方で、前作には及ばないものの、本作を十分に楽しんでいる方々もいらっしゃいます。

本作は、結構、下品な描写が多いのですが、そういった演出に耐性のある方は、普通のB級映画並みに楽しめるようです。




口コミレビューや評価

下記サイトで『キャビン・フィーバー2』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com

allcinema




今回のネタバレあり感想のまとめ

とんでもなく酷い出来という訳ではないのですが、とにかく1作目に比べると、ホラー映画のセンスを全く感じることができない作品となっています。

センスがないし、品がないので、完全にZ級ホラー映画となっております。

1作目が好きな人は、逆に観ない方が良いかもしれないですね。




という事で、今回は『キャビン・フィーバー2』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




『キャビン・フィーバー』シリーズの感想













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