映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年11月13日に公開した記事を再編集したものとなっております。




1992年に製作されたピーター・ジャクソン監督のクレイジーなカルト映画『ブレインデッド』と間違えて、本作をレンタルしてしまいました。

ビデオがレンタルされた当時、副題なんて付いていなかったので、おかしいなぁとは思っていたんですが、かなり昔の映画だし、DVD化にあたり、新しく副題を付けたのかしら?ってくらいしか、考えていませんでした。

いやぁ、失敗失敗。




ピーター・ジャクソンのスプラッタ映画『ブレインデッド』は、トラウマ映画なんですが、こういうブログを運営している以上、再戦しないと意味ないぜ!とレンタルして腰を据えて鑑賞スタイルになったのに……。

まぁ、こういう事でもないと、出会えないB級映画、Z級映画があるんで、それはそれで良いんですけどね。

そんな感じで、今回は『ブレイン・デッド 死霊の晩餐』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。




『ブレイン・デッド 死霊の晩餐』について

原題:『BRAIN DEAD』

製作:2007年アメリカ

日本公開日:劇場未公開

上映時間:1時間31分(91分)

オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)

年齢制限:R18+




予告編動画

トレーラーには、グロテスク描写がありますので、苦手が方はご注意ください。





簡単なあらすじ

脳天直撃!

アメリカにある何の変哲もない田舎町。

川で釣りを楽しんでいた男性二人。

そこに、突然、空から隕石が降ってきた。

それは釣り人の一人の頭に打ち込まれ、そのまま倒れ込んでしまった。

心配したもう一人の釣り人が様子を見ると、隕石の直撃を受けた男性は謎の生物に変貌。

友人の目をつぶし、脳みそを食らうのだった。

その頃、二人の脱走犯、道に迷った女性2人、車が故障した神父とシスターなどが森の中にある古びた釣りロッジにたどり着く。

脱走犯の一人による恐怖支配がロッジを包んでいたが、やがてロッジを訪れた女性保安官と死霊により、その状況は一変するのだった。




本作を視聴できる動画配信サービス

music.jp

会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

2024年12月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。




スタッフ

監督:ケヴィン・テニー

脚本:デールジェリノー




キャラクター:キャスト(出演者)

クラレンス・シンガー:ヨシュア・ベントン

シェリー:サラ・グラント・ブレンディク

クラウディア:ミシェル・トムリンソン

ボブ:デイヴィッド・クレーン

レバレンド・エルドン・フランスワース:アンディ・フォレスト

エミー・スムーツ:クリスティーナ・ティベリア







おっさんのネタバレなし感想

全体的な感想

ぶっちゃけ、オープニングシーンをみて、ほとんど期待していなかったんですが、予想外のSFホラー作品で、まぁまぁ面白かったです。

B級映画ではなくZ級映画ですし、粗い部分がたくさんあるので大多数の人に褒められるような映画ではないんですが、可能なかぎり、しっかり映画を意識して製作されているという事が伝わってきて、好印象でした。



1970年、1980年代の古き良きセクシーでグロいホラー映画なので、オススメできるような一品ではありませんが、駄作ではなく、どちらかというと、怪作といった方が良い作品。

かなり頑張っていた映画といえるでしょう。




『ブレイン・デッド 死霊の晩餐』の良いところ

低予算でありながら、特殊効果が頑張っているし、役者さんも頑張っている。

暗闇で誤魔化そうとせず、真っ向勝負な映像構成は、とても良かったです。

予算をたくさんもらいながら、この映画のようにちゃんと作っている作品って決して多い訳ではありませんからね。

『盗まれた街』と『ゾンビ』を合体させたアイデアは、とても良かったです。

似たような作品に『人間まがい』『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』がありましたが、どちらかというと、本作の方が映画製作に対する情熱を感じる事ができました。




また、登場キャラクターの退場する順番にビックリしてしまった。

「え、ここで、あなた消えちゃうの??」って人が結構いらっしゃいまして、セオリーを覆そうと頑張っている感がありましたね。

あと、ポロリが結構あるよ!




『ブレイン・デッド 死霊の晩餐』の悪いところ

とはいえ、やっぱりZ級映画。

非常に無駄なシーンが多く、退屈な場面の連続に疲れてしまいます。

このあたりをもっと上手に処理できていれば、もうちょっと評価が高くなったのではないでしょうか。




また、グロ描写に力が入っています。

その描写は、自主製作映画で登場するような演出なので、苦手な人は、とことん苦手なはず。

グロ描写に耐性がない人は、スルーした方が賢明です。




さらに、ラストはバッドエンドに近いもので、後味が非常に悪い。

そういったラストが嫌いな人も、スルーした方が良いと思います。




口コミレビューや評価

下記サイトで『ブレイン・デッド 死霊の晩餐』レビューや評価をチェック!

Filmarks



今回のネタバレなし感想のまとめ

ホラー映画好きであれば、時間があれば……というか、暇であれば鑑賞してみても良いのでは?って感じの映画。

話のネタにはなります。

他の方の感想を読んでいると、評価が真っ二つになっていて、それはそれで面白い。

低予算映画でも大丈夫で、グロでも大丈夫、さらに暇でホラー映画が好きな人であれば、チャレンジしてみてください。




という事で、ここまでは『ブレイン・デッド 死霊の晩餐』のネタバレなし感想でした。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!




この下にネタバレあり感想を書いております。

本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。

まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。




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ネタバレあり感想

これは、もう少し予算を組んで、ぜひセルフリメイクして欲しい。

というのも、脳みそを食べるゾンビ<ブレイン・イーター>の正体は、宇宙から飛来したアメーバ状の生物。

これが脳内に侵入すると<ブレイン・イーター>に変身するんですね。

ただ、その特性をあまり活かす事ができなかったのが残念。

もう少し費用があれば、もっと<ブレイン・イーター>が登場したはず。

そして、ラストには、オリジナルの<ブレイン・イーター>の体から巨大なアメーバが登場!……ってなってしまったら、完全に『ブロブ』ですね。

まぁ、アイデアは良かったんで、ぜひともセルフリメイク、お願いします。




あと、ラストはもうちょっとどうにかして欲しかった。

主人公がシリアルキラーで捕まってしまうというラストは良いんですが、頑張って生き残ったんだから、指名手配されていても、捕まることなく逃げる事に成功したってエンディングにして欲しかった。

もし、絶望的な終わり方にするなら、実は<ブレイン・イーター>が他にもいて、自分たちのいた街がすでに手遅れになっていた……っていうものでも良かったのではないかなぁ。

個人的には、なんか、ラストが一番残念な映画でございました。




という事で、『ブレイン・デッド 死霊の晩餐』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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