それは、あの世に触れる、恐怖の革命。
今回ご紹介する映画:『霊的ボリシェヴィキ』
製作:2017年日本
公開日:2018年2月10日
上映時間:1時間12分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
そこには7人の男女が集められていた。
彼ら彼女らは、みな、人生において、ある瞬間、「あの世に触れた」事のある人物ばかり。
その中のひとり。
遅れて現れた由紀子は、幼い頃に「神隠し」に遭遇した事があるという。
ある目的のために集められた7人は、やがて一人ずつ、自身の「最も怖かった体験」を語り始めるのだった。
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どーも、おっさんです。
ついに!
ついに!!
観に行ってきましたよ!『霊的ボリシェヴィキ』!
シネ・リーブル梅田上映時には、時間が合わなくて諦めたのですが、京都の出町座というところで、4月21日から上映が開始しまして、なんと時間の都合がついたので、21日に京都まで足を運びました。
出町座は今回はじめて利用してみたのですが、こじんまりとした劇場で、個人的には何か懐かしい映画館の雰囲気に触れたような気がしました。
出町座についての感想は、別途、感想を書いております。
京都の映画館、出町座へ行ってきました
48席しかないため、19時上映だったのに、2時30分に映画館に到着。
この時点で、席がひとつしか埋まっておらず、「ありゃ、これはあまり人が来ないのかな??」って思っていたら、上映時間になると、半分以上、座席が埋まっていました。
時間を潰すのには大変だったのですが、早めに到着して良かったわぁ。
そんなこんなで、今回は『霊的ボリシェヴィキ』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
キャスト:韓英恵、巴山祐樹、長宗我部陽子、高木公佑、近藤笑菜。河野知美、本間菜穂、南谷朝子、伊藤洋三郎
『霊的ボリシェヴィキ』公式ホームページ
映画というよりは、怪談ライブに近い感じでしょうかね。
通常のホラー映画よりも恐怖描写は少ないです。
また、恐怖描写は観客を怖がらせる事が目的ではなく、作品の雰囲気を整えるために存在しているようにも感じました。
全体的に本当に地味である一方、雰囲気映画が好きな人であれば、オススメしたい作品。
おっさんは大好物な映画でした。
この映画で得られる恐怖は、視覚的恐怖ではなく、心理的恐怖になっています。
つまり、想像する事で恐怖を想起するという作品で、雰囲気映画が好きな人、心理的恐怖に怖さを覚える人との相性がすこぶる良い作品といえます。
恐怖描写は本当に不気味で、日本人のイメージする幽霊を、そのまま映像化したような感じ。
日本映画におけるホラー映画の良い部分が、本作には詰め込まれているという印象。
ハマらないとつまらない映画なんですが、ハマってしまうと、なんともいえない余韻に支配される作品でございます。
それがラスト。
それまで積み重ねてきたものが、ラストのある小道具の登場により、一気にチープになってしまった感がありました。
これは好みの問題かもしれませんが、安易にその小道具を持ってきてしまったのは、個人的には残念でした。
本当に観る人を選びまくる映画だったのですが、マッチしてしまうと、不思議な魅力のある作品で、京都まで足を運んだ甲斐がありました。
クラウドファンディングで製作された映画なので、DVDが発売されるかどうか、微妙なところがありますけれど、ぜひともDVDを販売して欲しいって思う映画でした。
という事で、今回は『霊的ボリシェヴィキ』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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今回ご紹介する映画:『霊的ボリシェヴィキ』
製作:2017年日本
公開日:2018年2月10日
上映時間:1時間12分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
あらすじ
複数個の集音マイクが設置された、とある施設。そこには7人の男女が集められていた。
彼ら彼女らは、みな、人生において、ある瞬間、「あの世に触れた」事のある人物ばかり。
その中のひとり。
遅れて現れた由紀子は、幼い頃に「神隠し」に遭遇した事があるという。
ある目的のために集められた7人は、やがて一人ずつ、自身の「最も怖かった体験」を語り始めるのだった。
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どーも、おっさんです。
ついに!
ついに!!
観に行ってきましたよ!『霊的ボリシェヴィキ』!
シネ・リーブル梅田上映時には、時間が合わなくて諦めたのですが、京都の出町座というところで、4月21日から上映が開始しまして、なんと時間の都合がついたので、21日に京都まで足を運びました。
出町座は今回はじめて利用してみたのですが、こじんまりとした劇場で、個人的には何か懐かしい映画館の雰囲気に触れたような気がしました。
出町座についての感想は、別途、感想を書いております。
京都の映画館、出町座へ行ってきました
48席しかないため、19時上映だったのに、2時30分に映画館に到着。
この時点で、席がひとつしか埋まっておらず、「ありゃ、これはあまり人が来ないのかな??」って思っていたら、上映時間になると、半分以上、座席が埋まっていました。
時間を潰すのには大変だったのですが、早めに到着して良かったわぁ。
そんなこんなで、今回は『霊的ボリシェヴィキ』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
今回利用した映画館
出町座スタッフとキャスト
監督・脚本:高橋洋キャスト:韓英恵、巴山祐樹、長宗我部陽子、高木公佑、近藤笑菜。河野知美、本間菜穂、南谷朝子、伊藤洋三郎
公式ホームページ
上映館は、単館系シアターが多いため、公式ホームページをチェックしてください。『霊的ボリシェヴィキ』公式ホームページ
おっさんのネタバレなし感想
なんとも形容しがたい映画、でした。映画というよりは、怪談ライブに近い感じでしょうかね。
通常のホラー映画よりも恐怖描写は少ないです。
また、恐怖描写は観客を怖がらせる事が目的ではなく、作品の雰囲気を整えるために存在しているようにも感じました。
全体的に本当に地味である一方、雰囲気映画が好きな人であれば、オススメしたい作品。
おっさんは大好物な映画でした。
良いところ
『女優霊』を彷彿とさせる雰囲気
本作は『女優霊』に通じる怖さがあると、わたしは感じました。この映画で得られる恐怖は、視覚的恐怖ではなく、心理的恐怖になっています。
つまり、想像する事で恐怖を想起するという作品で、雰囲気映画が好きな人、心理的恐怖に怖さを覚える人との相性がすこぶる良い作品といえます。
恐怖描写は本当に不気味で、日本人のイメージする幽霊を、そのまま映像化したような感じ。
日本映画におけるホラー映画の良い部分が、本作には詰め込まれているという印象。
ハマらないとつまらない映画なんですが、ハマってしまうと、なんともいえない余韻に支配される作品でございます。
悪いところ
ラストがダメだった
先ほど、ホラー邦画の良い部分が詰め込まれている、と書いたのですが、本作において、実は邦画ホラーの悪いところも、一部入り込んでおります。それがラスト。
それまで積み重ねてきたものが、ラストのある小道具の登場により、一気にチープになってしまった感がありました。
これは好みの問題かもしれませんが、安易にその小道具を持ってきてしまったのは、個人的には残念でした。
今回のネタバレなし感想のまとめ
独特の登場人物たちと、独特の展開。本当に観る人を選びまくる映画だったのですが、マッチしてしまうと、不思議な魅力のある作品で、京都まで足を運んだ甲斐がありました。
クラウドファンディングで製作された映画なので、DVDが発売されるかどうか、微妙なところがありますけれど、ぜひともDVDを販売して欲しいって思う映画でした。
という事で、今回は『霊的ボリシェヴィキ』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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