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今回ご紹介する映画:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
原題:『AVENGERS: INFINITY WAR』
製作:2018年アメリカ
日本公開日:2018年4月27日公開
上映時間:2時間30分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)




予告編動画





あらすじ

インフィニティ・ガントレットを装備し、絶大な力を秘めるインフィニティ・ストーンを集めるべく、ついにサノスが動き出す。

次々と石を手に入れるサノスに対抗すべく、アベンジャーズやヒーローたちは手を組み、作戦を展開する。

だが、サノスの力はあまりに強大で、ヒーローたちは次々に敗北していくのだった。

果たして、アベンジャーズは史上最強の敵サノスを止める事ができるのだろうか?







ついに観に行ってきました!『インフィニティ・ウォー』!!

レディ・プレイヤー1』と並び、本年度の最注目作品のひとつですね。

マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて、少しづつお目見えしていたサノスが本格的に登場する本作。

過去2作を遥かに上回るヒーローの数。

一体どのようなストーリーが展開するのか、とてもワクワクしておりました。

今回はもちろん、吹き替えではなく字幕版で鑑賞。

公開してから1週間が経過して劇場へ赴いた訳ですが、すごい盛況ぶりでございまして、改めて本作の注目度の高さを実感した次第です。




という訳で、今回は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?

なお、このブログでは、本作のネタバレあり感想は書かないつもりです。

監督はじめ、キャストの皆さんがネタバレを書かないようにというメッセージがありましたので、おっさんは書くのを控えようと思います。

なので、そちら方面の内容は期待しないでね!




今回利用した映画館

109シネマズ大阪エキスポシティ 次世代IMAXレーザー 字幕版



スタッフとキャスト・吹き替え版声優

監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
製作:ケヴィン・ファイギ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
原作:スタン・リー、ジャック・カービー



キャスト
ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン/トニー・スターク)
クリス・ヘムズワース(ソー)
マーク・ラファロ(ハルク/ブルース・バナー)
クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース)
スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ)
クリス・プラット(スター・ロード/ピーター・ジェイソン・クイル)
ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)
トム・ホランド(スパイダーマン/ピーター・パーカー)
チャドウィック・ボーズマン(ブラックパンサー/ティ・チャラ)
トム・ヒドルストン(ロキ)
セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ)
アンソニー・マッキー(ファルコン/サム・ウィルソン)
ドン・チードル(ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ)
ポール・ベタニー(ヴィジョン)
エリザベス・オルセン(スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ)
ゾーイ・サルダナ(ガモーラ)
デイヴ・バウティスタ(ドラックス)
ヴィン・ディーゼル(グルート)
ブラッドリー・クーパー(ロケット)
ポム・クレメンティエフ(マンティス)
ジョシュ・ブローリン(サノス)




avengers-iw01


おっさんのネタバレなし感想

ストーリー構成が秀逸すぎる

とにかく今回一番すごいと感じたのは、脚本です。

もうこれに尽きますね。

1作目の『アベンジャーズ』でヒーローは5人ほどしか登場しないのに、それだけで、シナリオが大変な訳ですよ。

誰かを立ててしまうと、そのキャラクターの映画になってしまうので、それぞれの特徴を活かしつつ、際立って目立つ事をせず、均一に活躍させなければいけません。

1作目は、その点が秀逸でして、2作目である『エイジ・オブ・ウルトロン』は残念ながら、それに失敗してしまった印象です。

まぁ、ウルトロンの描写に時間が割けなかったのが、最大の欠点だったんですけどね、2作目は。




そんな中、今回の『インフィニティ・ウォー』は1作目と同様、いきなり物語が展開していきます。

なんといっても、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』直後から映画がスタートしますからね。

そして、いきなりストレンジが登場したり、説明なくスティーブがティ・チャラを尋ねるなど、それぞれの単体映画を鑑賞している前提で物語が紡がれます。

これが大正解でして、余分なものが一切ない、とても素晴らしい脚本が出来上がりました。




それぞれに活躍の場面があり、笑いどころも泣き所もあって、映画のすべてが詰まっているという満足度の高い映画に仕上がっています。

本当に待っていた甲斐があったという感じで、改めてアメリカ映画の凄さを感じる事のできる一作です。




サノスが魅力的すぎる

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敵側に魅力がないとヒーロー映画って成功しないんですよね。

過去にヒットしたり、満足度の高いヒーロー作品って、みんな敵役が魅力的に描かれています。

1作目のロキなんて、典型的ですよね。

あれほど嫌な奴なのに人気が凄い訳で、単純にトム・ヒルドストンが演じているからって理由だけで人気があるのではないんですよね。

『マイティー・ソー』で、彼の過去と葛藤が描かれているので、気になる方は改めて復習してみてください。

そして、本作のメインヴィランであるサノスもまた、本作で彼なりの哲学と葛藤が、しっかりと描かれています。




決して良い人物ではないんですよ。

狂人なんですよね、実際。

過去を描かれようが何しようが、観客はサノスを許す事はできません。

できないのだけど、不思議な事に共感できるし、感情移入する事ができるんです。

それは、サノスがひとつの志によって、ブレずに行動しているからなんですよね。

感情がない訳でなく、決断を迫られる度に深く傷つく。

それでもなお、前に進むサノスは、ベクトルの違うヒーローといえるかもしれません。

だからこそ、圧倒的に強い。




監督や脚本の人が、本作はサノスの映画であると言っているようですが、納得。

これは、サノス単体の映画といっても差し支えないほどに、サノスを深く描いています。

そして、アベンジャーズを応援したいのに、なぜかサノスも応援したくなっている自分がいる。

複雑な感情を観客に抱かせる、非常にユニークな映画でございます。

サノスが魅力的だからこそ、何度も劇場へ足を運びたくなる映画になっていますね。

今もなお、余韻が凄いですわ。。。




今回のネタバレなし感想のまとめ

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ラスト含めて、色々とショッキングな内容ではありますので、そのあたりは覚悟して鑑賞してください。

アメリカでは、鑑賞後、呆然としてしまった人々がいるというニュースがありましたけど、うん、それは納得しちゃう。

今までのシリーズとはテイストが明らかに違う本作。

マーベル・シネマティック・ユニバースを追いかけている人は、ぜひとも映画館の大きなスクリーンで、彼らの戦いとサノスの葛藤を見てあげてください。




という事で、今回は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレなし感想でした。

それでは、今日はこの辺で。

しーゆー!




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