映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2016年10月22日に公開した記事を再編集したものとなっております。
以前、ラストだけをムービープラスか何かで鑑賞した事のある『アイス・ジョーズ』。
本記事作成当時、Huluで本作が配信されていたので、鑑賞してみました。
いろいろなサメ映画がある中で、雪山を泳ぐとは、これまた大胆な設定だなぁって思いながら、当時、鑑賞したんですよね。
そんな訳で、今回は『アイス・ジョーズ』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
ちなみに、本作を日本に持ってきたのは、安心安定のアルバトロスさんでございます。
製作:2014年カナダ
日本公開日:劇場未公開?
上映時間:1時間22分(82分)
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
春休みを迎え、スキーやスノーボード客で賑わうマンモスマウンテンスキー場。
一癖も二癖もある人物たちが集まり騒いでいる一方、一人また一人と姿を消していく。
弟とその友人が朝になっても帰ってこなくて心配していた休暇中の海兵隊員ウェイドは、何もしない監視員に愛想を尽かし、妻と二人で捜索に出かける。
その頃、スキー場の保安官のところへ、地元の老人が監視員に引っ張られてきた。
「スカッカムが出た!」
スカッカムとは、この山に宿る精霊で、人々を襲っているとの事。
にわかに信じがたい事であったが、保安官の妻が子供の頃に、両親が何かに襲われ命を落としていた。
信じられない気持ちを抱きつつ、山へ向かう保安官。
そこで、ウェイドと合流する保安官。
そこで、彼らは正体不明の生物と遭遇する。
スカッカムとは、雪の中を自在に泳ぎ回る、銃弾をも弾く氷のサメだった!
脚本:タジ・ナガオカ
製作:カーク・ショウ、デヴィ・シン
撮影:イオアナ・バシル
音楽:デビッド・フィンドレイ
出演者:アレクサンダー・メンデラック、ケイト・ノタ、ベンジャミン・イースターデイ、ケイル・カントウェル、リチャード・グリーソン、エリック・スコット・ウッズ
いろいろと良いところはあるのに、すべてが噛み合っていないという印象が強い映画でした。
一般的な映画好きには、まぁオススメできない映画ではありますね。
Z級映画を愛している人、あるいは、サメ映画を所構わず漁っている人にしかオススメできない映画。
それでも、『ジュラシック・シャーク』や『ロスト・ジョーズ』に比べたら、面白い映画ですね。
個人的に、このアイデアは、素晴らしいと思います。
また、CGについても、意外と頑張っておりまして、それなりに迫力のある映像になっていました。
また、サメも最初から登場するので「サメがでない!」とイライラする事がありません。
若干……いや、かなり日本人をディスっているんですが、この中国系の女優さんの表情が可愛らしかったです。
あと、サメ映画でお馴染みの水着がたくさん登場します。
雪山で水着とは、およそ正気の沙汰とは思えないですが、とにかく水着を堪能する事ができます。
ちなみに、チラリもポロリもない健全な映画でございますので、その点は、ご安心ください。
約80分程度の映画に、ただ食われるだけのキャラクターが次々と登場し、ちょっとしたエピソードを挟みまくりなので、すごく無駄が多いように感じます。
その影響で、映画が、とてつもなく長く感じ、結果的に、退屈な映画となってしまっている点が、とても惜しい。
サメも、最初からスキー場に行けばいいのに、スキー場とは反対の裏山でハンティングしているため、話が進みません。
ストーリーが進行しているというよりは、どうでも良いエピソードだけが進行していき、積み重なっているだけ……という印象。
また、映像構成の悪さも目立ちます。
サメに追いかけられているはずなのに、なぜか緊張感のないシーンになっているんですよね。
サメに食べられるシーンや、人の周囲にサメが泳いでいるところは、まだ許容範囲ではありますが、パニックムービーなのに緊張感が不在というのは、かなり致命的だと思います。
とにかく物語展開に難がありすぎ。
アイデアは、とても良いだけに、非常に残念です。
Filmarks
映画.com
ラスト付近は、まだ面白かったので、脚本をもっとブラッシュアップしていれば、もっと評価されていたかもしれません。
このクオリティーなら、45分程度にまとめてくださいって言いたい感じ。
個人的には、イマイチ、ノレなくて楽しむことができませんでした。
という事で、ここまでは『アイス・ジョーズ』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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なんと命懸けでサメと戦っていた主人公たちが、サメを倒さないんですよね。
それじゃ、誰が倒すのかといえば、なんちゃって日本人の女性です。
倒すんじゃなく、封印するんですけどね。
倒れていたトーテムポールを立て直して、スカッカムたちを封印していきます。
主人公たちの知らないところで。なぜ、この方がいきなりトーテムポールを立て直すのか……。
まるっきり説明がないという潔さ。
もうね、ポカーン状態ですよね。
いや、もっとやりようがあるだろう!!
30年前だったか、一度スカッカムが出てきたという件で、トーテムポールの話とか、どうして出さなかったの?!
このあたり、もっと上手にシナリオを書いていれば、もうちょっとマシな映画になったはずなのに……。
さすがに、このラストにはビックリしました。
さすがサメ映画!
という事で、『アイス・ジョーズ』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
今回の記事は、2016年10月22日に公開した記事を再編集したものとなっております。
以前、ラストだけをムービープラスか何かで鑑賞した事のある『アイス・ジョーズ』。
本記事作成当時、Huluで本作が配信されていたので、鑑賞してみました。
いろいろなサメ映画がある中で、雪山を泳ぐとは、これまた大胆な設定だなぁって思いながら、当時、鑑賞したんですよね。
そんな訳で、今回は『アイス・ジョーズ』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
ちなみに、本作を日本に持ってきたのは、安心安定のアルバトロスさんでございます。
『アイス・ジョーズ』について
原題:『AVALANCHE SHARKS』製作:2014年カナダ
日本公開日:劇場未公開?
上映時間:1時間22分(82分)
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
人類はその恐怖に凍りつく。春休みを迎え、スキーやスノーボード客で賑わうマンモスマウンテンスキー場。
一癖も二癖もある人物たちが集まり騒いでいる一方、一人また一人と姿を消していく。
弟とその友人が朝になっても帰ってこなくて心配していた休暇中の海兵隊員ウェイドは、何もしない監視員に愛想を尽かし、妻と二人で捜索に出かける。
その頃、スキー場の保安官のところへ、地元の老人が監視員に引っ張られてきた。
「スカッカムが出た!」
スカッカムとは、この山に宿る精霊で、人々を襲っているとの事。
にわかに信じがたい事であったが、保安官の妻が子供の頃に、両親が何かに襲われ命を落としていた。
信じられない気持ちを抱きつつ、山へ向かう保安官。
そこで、ウェイドと合流する保安官。
そこで、彼らは正体不明の生物と遭遇する。
スカッカムとは、雪の中を自在に泳ぎ回る、銃弾をも弾く氷のサメだった!
本作を視聴できる動画配信サービス
2024年5月時点で、『アイス・ジョーズ』を配信しているVODサービスを見つけることができませんでした。スタッフ・キャスト
監督:スコット・ホイーラー脚本:タジ・ナガオカ
製作:カーク・ショウ、デヴィ・シン
撮影:イオアナ・バシル
音楽:デビッド・フィンドレイ
出演者:アレクサンダー・メンデラック、ケイト・ノタ、ベンジャミン・イースターデイ、ケイル・カントウェル、リチャード・グリーソン、エリック・スコット・ウッズ
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
なんだろう、この消化不良感……不完全燃焼感。いろいろと良いところはあるのに、すべてが噛み合っていないという印象が強い映画でした。
一般的な映画好きには、まぁオススメできない映画ではありますね。
Z級映画を愛している人、あるいは、サメ映画を所構わず漁っている人にしかオススメできない映画。
それでも、『ジュラシック・シャーク』や『ロスト・ジョーズ』に比べたら、面白い映画ですね。
『アイス・ジョーズ』の良いところ
雪の中を泳ぐ、氷でできているサメというアイデアは、素直にすごい。個人的に、このアイデアは、素晴らしいと思います。
また、CGについても、意外と頑張っておりまして、それなりに迫力のある映像になっていました。
また、サメも最初から登場するので「サメがでない!」とイライラする事がありません。
個人的には、日本人を演じている中国人の方がキュートに感じました。
若干……いや、かなり日本人をディスっているんですが、この中国系の女優さんの表情が可愛らしかったです。
あと、サメ映画でお馴染みの水着がたくさん登場します。
雪山で水着とは、およそ正気の沙汰とは思えないですが、とにかく水着を堪能する事ができます。
ちなみに、チラリもポロリもない健全な映画でございますので、その点は、ご安心ください。
『アイス・ジョーズ』の悪いところ
とにかく気になったのは、登場人物の多さ。約80分程度の映画に、ただ食われるだけのキャラクターが次々と登場し、ちょっとしたエピソードを挟みまくりなので、すごく無駄が多いように感じます。
その影響で、映画が、とてつもなく長く感じ、結果的に、退屈な映画となってしまっている点が、とても惜しい。
サメも、最初からスキー場に行けばいいのに、スキー場とは反対の裏山でハンティングしているため、話が進みません。
ストーリーが進行しているというよりは、どうでも良いエピソードだけが進行していき、積み重なっているだけ……という印象。
また、映像構成の悪さも目立ちます。
サメに追いかけられているはずなのに、なぜか緊張感のないシーンになっているんですよね。
サメに食べられるシーンや、人の周囲にサメが泳いでいるところは、まだ許容範囲ではありますが、パニックムービーなのに緊張感が不在というのは、かなり致命的だと思います。
とにかく物語展開に難がありすぎ。
アイデアは、とても良いだけに、非常に残念です。
口コミレビューや評価
下記サイトで『アイス・ジョーズ』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
今回のネタバレなし感想のまとめ
例えば、足元を凍らせてから襲うとか、もっとアイデアが出てくるはずなんですが、雪山にサメというアイデアだけで終わらせてしまい、あとはグダグダ展開。ラスト付近は、まだ面白かったので、脚本をもっとブラッシュアップしていれば、もっと評価されていたかもしれません。
このクオリティーなら、45分程度にまとめてくださいって言いたい感じ。
個人的には、イマイチ、ノレなくて楽しむことができませんでした。
という事で、ここまでは『アイス・ジョーズ』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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この記事をお読みのあなたにオススメの記事
メインブログ(四十郎おっさんによる映画感想まがい)
ネタバレあり感想
この映画の一番すごいところは、実はラストです。なんと命懸けでサメと戦っていた主人公たちが、サメを倒さないんですよね。
それじゃ、誰が倒すのかといえば、なんちゃって日本人の女性です。
倒すんじゃなく、封印するんですけどね。
倒れていたトーテムポールを立て直して、スカッカムたちを封印していきます。
主人公たちの知らないところで。なぜ、この方がいきなりトーテムポールを立て直すのか……。
まるっきり説明がないという潔さ。
もうね、ポカーン状態ですよね。
いや、もっとやりようがあるだろう!!
30年前だったか、一度スカッカムが出てきたという件で、トーテムポールの話とか、どうして出さなかったの?!
このあたり、もっと上手にシナリオを書いていれば、もうちょっとマシな映画になったはずなのに……。
さすがに、このラストにはビックリしました。
さすがサメ映画!
という事で、『アイス・ジョーズ』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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