映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2019年5月3日に公開した記事を再編集したものとなっております。
ハリウッドでリメイクが決定しているアルゼンチン発のホラー映画『テリファイド』。
ギレルモ・デル・トロ監督がプロデュースし、オリジナル版のデミアン・ラグナ監督が続投するという事で、一部のホラー映画ファンの間で話題になっております。
『テリファイド』は、アルゼンチンで作られた、かなり風変わりなホラー映画でございます。
デミアン・ラグナ監督がリメイク版も手掛けるということで、リメイク作品は、完全なるセルフリメイク作品になるのか、もしくは続編的な立ち位置の作品になるのか、今から完成がとても楽しみです。
さてさて。
この『テリファイド』ですが、劇中で伏線らしきものが張られているものの、真相が全く明かされないまま終わるという、かなりぶっ飛んだ内容の作品です。
清々しいまでの放り投げで、かえって好印象ですね。
人によっては「なんやねん!!」って持っているポップコーンやらジュースやらを投げつけたくなる衝動に駆られるかもしれません……。
今回は、考察が苦手なおっさんによる、ゆるい考察まがいを書き綴っていこうかなと思います。
今回の記事では、ネタバレを含むので、『テリファイド』を鑑賞していない方は、ご注意ください。
その正体は、隣り合う次元を繋ぎ止めるために存在している者、なんだとか。
人に対しては攻撃的で倒せないらしい。
そして、見る角度によって視認できる。
ちなみに人だけでなく犬にも取り憑く事ができるみたいです。
最初のあたりのセリフで、サラリと言及されています。
上記が、スキンヘッドおじさんについて、劇中で明かされている事柄です。
まぁ、一言で済ませようとすると、「で、なんなん??」って感じなんですが……。
多次元宇宙を成立させるために、彼らが存在するとするならば、そもそも何故、生物に取り憑く必要があるのか。
また、攻撃的だとしても、次々とショッキングな事件を引き起こさなければいけない理由は?
冒頭にて、女性をシャワールームでえげつない攻撃で襲っているし、子供をゾンビ状態にしていたりなど、接着剤的存在とは思えず、明らかに人類というより、地球に存在する生命に対し、かなり攻撃的な印象を受けます。
個人的には、スキンヘッドおじさんの正体は「多次元宇宙に存在する全ての地球を侵略する水性のエイリアン説」を押したいと思います、わっしょい。
人に対して、やたらファイティングポーズを取ってくる点、水を媒介にして人に憑く点、常に見える訳ではなく角度を変えないと確認できない姿などなど。
少なくとも、人にとって良い存在ではないはずです。
なので、少なくとも、地球侵略を目的にした地球外生命体ではないかと。
ただ多次元的侵略については、わかりません。
そもそも多次元的な存在かもしれないというのは、女性科学者さんが指摘していた推測にすぎず、それが劇中で示された訳ではありませんので。
もう一点、このエイリアンの特性として気になる点があります。
それは「認識が伝染する」というものです。
誰かが、スキンヘッドおじさんを認識してしまうと、認識した誰かは感染してしまう。
そして、感染した人は口頭でそのスキンヘッドおじさんのことを他人に伝えます。
すると、伝達された人は、スキンヘッドおじさんを目撃していないにも関わらず、スキンヘッドおじさんを見始める。
これが「認識の伝染」です。
スキンヘッドおじさんは、そうやって勢力を伸ばしているのではないでしょうか。
また、感染した人が、スキンヘッドおじさんの存在を信じ始めると、その人を襲って取り憑くのかもしれません。
こう考えると、スキンヘッドおじさんの攻撃性も、一応の説明できるかな?
この「認識伝染」については、劇中で問題のあった家を探索していた男性の科学者さんと刑事さんの会話、そしてラストシーンを元に考えました。
科学者さんと刑事さんの会話というのは、シンプルなもので「恐怖は感染する」といったやり取りがあるんですね。
このセリフとラストに登場するシーンをつないでみると、「見える事」がもしかして伝染していくのではないかなと、ふと思いました。
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結局のところ、スキンヘッドおじさんの正体はわからないまま。
でも、それでいいんです。
いろんな妄想ができて、とても楽しいし、幾度となく見返す事ができる映画というのも、たまには良いのではないでしょうか。
本作は考察はかどる映画であると同時に、きちんとホラー映画としてきちんと成立している点で、非常にクオリティーの高い作品です。
風変わりな映画がお好きなら、本当にオススメでございます。
という事で、今回は『テリファイド』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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今回の記事は、2019年5月3日に公開した記事を再編集したものとなっております。
ハリウッドでリメイクが決定しているアルゼンチン発のホラー映画『テリファイド』。
ギレルモ・デル・トロ監督がプロデュースし、オリジナル版のデミアン・ラグナ監督が続投するという事で、一部のホラー映画ファンの間で話題になっております。
『テリファイド』は、アルゼンチンで作られた、かなり風変わりなホラー映画でございます。
デミアン・ラグナ監督がリメイク版も手掛けるということで、リメイク作品は、完全なるセルフリメイク作品になるのか、もしくは続編的な立ち位置の作品になるのか、今から完成がとても楽しみです。
さてさて。
この『テリファイド』ですが、劇中で伏線らしきものが張られているものの、真相が全く明かされないまま終わるという、かなりぶっ飛んだ内容の作品です。
清々しいまでの放り投げで、かえって好印象ですね。
人によっては「なんやねん!!」って持っているポップコーンやらジュースやらを投げつけたくなる衝動に駆られるかもしれません……。
今回は、考察が苦手なおっさんによる、ゆるい考察まがいを書き綴っていこうかなと思います。
今回の記事では、ネタバレを含むので、『テリファイド』を鑑賞していない方は、ご注意ください。
『テリファイド』の感想
ネタバレなし感想
ネタバレなしの感想では、あらすじや予告編動画もご紹介しております。ネタバレあり感想
おっさんのネタバレなし感想
スキンヘッドおじさんの正体
女性の科学者さんがいうには、スキンヘッドおじさんたちは水を媒介にして、人に取り憑くらしい。その正体は、隣り合う次元を繋ぎ止めるために存在している者、なんだとか。
人に対しては攻撃的で倒せないらしい。
そして、見る角度によって視認できる。
ちなみに人だけでなく犬にも取り憑く事ができるみたいです。
最初のあたりのセリフで、サラリと言及されています。
上記が、スキンヘッドおじさんについて、劇中で明かされている事柄です。
まぁ、一言で済ませようとすると、「で、なんなん??」って感じなんですが……。
多次元宇宙を成立させるために、彼らが存在するとするならば、そもそも何故、生物に取り憑く必要があるのか。
また、攻撃的だとしても、次々とショッキングな事件を引き起こさなければいけない理由は?
冒頭にて、女性をシャワールームでえげつない攻撃で襲っているし、子供をゾンビ状態にしていたりなど、接着剤的存在とは思えず、明らかに人類というより、地球に存在する生命に対し、かなり攻撃的な印象を受けます。
個人的には、スキンヘッドおじさんの正体は「多次元宇宙に存在する全ての地球を侵略する水性のエイリアン説」を押したいと思います、わっしょい。
侵略系エイリアンだとスッキリする
地球を奪おうと考えているエイリアンだと考えると、ある程度、スッキリするような気がします。人に対して、やたらファイティングポーズを取ってくる点、水を媒介にして人に憑く点、常に見える訳ではなく角度を変えないと確認できない姿などなど。
少なくとも、人にとって良い存在ではないはずです。
なので、少なくとも、地球侵略を目的にした地球外生命体ではないかと。
ただ多次元的侵略については、わかりません。
そもそも多次元的な存在かもしれないというのは、女性科学者さんが指摘していた推測にすぎず、それが劇中で示された訳ではありませんので。
もう一点、このエイリアンの特性として気になる点があります。
それは「認識が伝染する」というものです。
誰かが、スキンヘッドおじさんを認識してしまうと、認識した誰かは感染してしまう。
そして、感染した人は口頭でそのスキンヘッドおじさんのことを他人に伝えます。
すると、伝達された人は、スキンヘッドおじさんを目撃していないにも関わらず、スキンヘッドおじさんを見始める。
これが「認識の伝染」です。
スキンヘッドおじさんは、そうやって勢力を伸ばしているのではないでしょうか。
また、感染した人が、スキンヘッドおじさんの存在を信じ始めると、その人を襲って取り憑くのかもしれません。
こう考えると、スキンヘッドおじさんの攻撃性も、一応の説明できるかな?
この「認識伝染」については、劇中で問題のあった家を探索していた男性の科学者さんと刑事さんの会話、そしてラストシーンを元に考えました。
科学者さんと刑事さんの会話というのは、シンプルなもので「恐怖は感染する」といったやり取りがあるんですね。
このセリフとラストに登場するシーンをつないでみると、「見える事」がもしかして伝染していくのではないかなと、ふと思いました。
口コミレビューや評価
下記サイトで『テリファイド』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
今回のネタバレなし感想のまとめ
書いていて、途中で何を書いているのは、ちょっとわからなくなってきましたが、まぁいいか。結局のところ、スキンヘッドおじさんの正体はわからないまま。
でも、それでいいんです。
いろんな妄想ができて、とても楽しいし、幾度となく見返す事ができる映画というのも、たまには良いのではないでしょうか。
本作は考察はかどる映画であると同時に、きちんとホラー映画としてきちんと成立している点で、非常にクオリティーの高い作品です。
風変わりな映画がお好きなら、本当にオススメでございます。
という事で、今回は『テリファイド』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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