あの人形は、なぜ作られたのか。
今回ご紹介する映画:『アナベル 死霊人形の誕生』
原題:『ANNABELLE CREATION』
製作:2017年アメリカ
日本公開日:2017年10月13日
上映時間:1時間50分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
数年後、施設が閉鎖され、行き場を失ったシスターと身寄りのない子供達は、夫婦に招かれ、夫婦の住む屋敷へ赴くことになった。
新たな住まいと新しい生活に心弾ませる子供達。だが、子供達たちは、やがて怪現象に襲われることに。
その怪現象を引き起こしているのは、どうやら、ある人形らしいのだが。
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『死霊館』『アナベル 死霊館の人形』『死霊館 エンフィールド事件』に続く、シリーズ4作目となる『アナベル 死霊人形の誕生』は、『死霊館』にチラリと登場した実在する呪われた人形・アナベルを題材にしたスピンオフ映画の第二弾。
スピンオフ作品の1作目である『アナベル 死霊館の人形』では、アナベル人形とは一体なんなのかが描写されました。
本作の『アナベル 死霊人形の誕生』では、なぜアナベル人形が生まれたのかにフォーカスした作品となっております。
評価も上々で、映画館で鑑賞するのを、とても楽しみにしておりました。
おっさんの近所に上映館がありましたけど、ようやく観に行ってきましたよ。
ということで、今回は『アナベル 死霊人形の誕生』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
製作:ジェームズ・ワン、ピーター・サフラン
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
製作総指揮:リチャード・ブレナー、ウォルター・ハマダ、デイヴ・ノイスタッター、ハンス・リッター
撮影:マキシム・アレクサンドル
美術:ジェニファー・スペンス
編集:ミシェル・オーラー
衣装:リア・バトラー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
役名:出演者
シスター・シャーロット:ステファニー・シグマン
ジャニス:タリタ・ベイトマン
リンダ:ルル・ウィルソン
ナンシー:フィリッパ・クルサード
キャロル:グレース・フルトン
ティアニー:ルー・ルー・サフラン
ケイト:テイラー・バック
ビー:サマラ・リー
サミュエル・マリンズ:アンソニー・ラパリア
エスター・マリンズ:ミランダ・オットー
なので、本作も期待はしているけど、それなりの作品だろうって考えていたんですよねぇ。『死霊館 エンフィールド事件』のクオリティーが高かった訳ですし、本作はどうかなぁ。
そんな気持ちで鑑賞したんですが、いやぁ、面白かったですよ。
1作目よりも数段怖いし、エンタメ作品としてもしっかりした構成で、ラストまで気の抜けない映画で、ホラー映画好きやシリーズ好きの方にはオススメの作品でございました。
『死霊館』シリーズでおなじみの「ここで出てくるんだろ?」って思うところでは登場しなくて、予期していないところでビックリさせる演出は、本作でも健在で、『ライト/オフ』の監督さんが『死霊館』シリーズをすごく研究している事がわかりました。
序盤こそ、不気味さはほとんどありませんが、じょじょに楽しい時間、空間が何者かに侵食されていく過程は、とても気味が悪く、雰囲気ホラー映画好きにオススメしたい作品です。
本作でもCGを使用して恐怖シーンを描いているのですが、これがとても良い。
CGを多用したり、使用する場面を間違えると、作り物感が思い切りでてしまい、映像が薄っぺらくなってしまうのですが、本作では、ここぞというところでCGを使用しているので、CGによる恐怖描写が良い仕事をしております。
人形が動くシーンに独特の恐怖を感じるのが、日本人特有の感覚です。
アメリカでは『チャイルド・プレイ』はホラー映画ではなく、ブラック・コメディー作品らしいんですよね。だから、チャッキーが動くと笑い声が出たらしいのですが、日本人は、普通に怖いと感じるのです。
で、本作に登場した人形が動くシーン、すごく不気味で気持ち悪い。なんともいえない違和感があって、素直に恐かったですな。
しかも、このシリーズ、ちょっとズレたタイミング、絶妙なタイミングでビックリさせてくるので、ホラー映画を見慣れていても、ビクッビクッとしちゃいます。
まぁ、このビクッビクッという感覚が楽しいんですけどね。
『死霊館 エンフィールド事件』の時もそうでしたけど、1作目は越えられないんじゃないかな?って思っていたので、予想外の面白さにビックリしました。
映画館で鑑賞して良かった!
シリーズとしては、次は『死霊館 エンフィールド事件』の前日譚であると同時にスピンオフ作品となる『TheNUN(ザ・ナン)』が控えています。こちらはアメリカでは2018年7月に公開なので日本公開はまだまだ先ですが、こちらも楽しみですなぁ。
という事で、今回は『アナベル 死霊人形の誕生』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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今回ご紹介する映画:『アナベル 死霊人形の誕生』
原題:『ANNABELLE CREATION』
製作:2017年アメリカ
日本公開日:2017年10月13日
上映時間:1時間50分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
『アナベル 死霊人形の誕生』予告編動画
『アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじ
良質な手作り人形を製作する職人夫婦の幼い娘が事故で他界してしまう。数年後、施設が閉鎖され、行き場を失ったシスターと身寄りのない子供達は、夫婦に招かれ、夫婦の住む屋敷へ赴くことになった。
新たな住まいと新しい生活に心弾ませる子供達。だが、子供達たちは、やがて怪現象に襲われることに。
その怪現象を引き起こしているのは、どうやら、ある人形らしいのだが。
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『死霊館』『アナベル 死霊館の人形』『死霊館 エンフィールド事件』に続く、シリーズ4作目となる『アナベル 死霊人形の誕生』は、『死霊館』にチラリと登場した実在する呪われた人形・アナベルを題材にしたスピンオフ映画の第二弾。
スピンオフ作品の1作目である『アナベル 死霊館の人形』では、アナベル人形とは一体なんなのかが描写されました。
本作の『アナベル 死霊人形の誕生』では、なぜアナベル人形が生まれたのかにフォーカスした作品となっております。
評価も上々で、映画館で鑑賞するのを、とても楽しみにしておりました。
おっさんの近所に上映館がありましたけど、ようやく観に行ってきましたよ。
ということで、今回は『アナベル 死霊人形の誕生』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
今回利用した映画館
なんばパークスシネマ『アナベル 死霊人形の誕生』のスタッフとキャスト
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ製作:ジェームズ・ワン、ピーター・サフラン
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
製作総指揮:リチャード・ブレナー、ウォルター・ハマダ、デイヴ・ノイスタッター、ハンス・リッター
撮影:マキシム・アレクサンドル
美術:ジェニファー・スペンス
編集:ミシェル・オーラー
衣装:リア・バトラー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
役名:出演者
シスター・シャーロット:ステファニー・シグマン
ジャニス:タリタ・ベイトマン
リンダ:ルル・ウィルソン
ナンシー:フィリッパ・クルサード
キャロル:グレース・フルトン
ティアニー:ルー・ルー・サフラン
ケイト:テイラー・バック
ビー:サマラ・リー
サミュエル・マリンズ:アンソニー・ラパリア
エスター・マリンズ:ミランダ・オットー
『アナベル 死霊人形の誕生』の感想
正直なところ『アナベル 死霊館の人形』は、それなりに面白かったけれど、『死霊館』ほどではなかったなぁって感じだったんですよね。悪くはないけど、何か物足りない。そんな感じ。なので、本作も期待はしているけど、それなりの作品だろうって考えていたんですよねぇ。『死霊館 エンフィールド事件』のクオリティーが高かった訳ですし、本作はどうかなぁ。
そんな気持ちで鑑賞したんですが、いやぁ、面白かったですよ。
1作目よりも数段怖いし、エンタメ作品としてもしっかりした構成で、ラストまで気の抜けない映画で、ホラー映画好きやシリーズ好きの方にはオススメの作品でございました。
『アナベル 死霊人形の誕生』の良いところ
とても不気味な映画
視覚的な恐怖はもちろん、心理的な恐怖もちゃんとあって、日本人にも十分怖いと感じる事のできる、上質のホラー映画でございました。『死霊館』シリーズでおなじみの「ここで出てくるんだろ?」って思うところでは登場しなくて、予期していないところでビックリさせる演出は、本作でも健在で、『ライト/オフ』の監督さんが『死霊館』シリーズをすごく研究している事がわかりました。
序盤こそ、不気味さはほとんどありませんが、じょじょに楽しい時間、空間が何者かに侵食されていく過程は、とても気味が悪く、雰囲気ホラー映画好きにオススメしたい作品です。
CGのバランスが良い
『ライト/オフ』でもそうでしたけど、デヴィッド・F・サンドバーグ監督のセンスは絶妙です。本作でもCGを使用して恐怖シーンを描いているのですが、これがとても良い。
CGを多用したり、使用する場面を間違えると、作り物感が思い切りでてしまい、映像が薄っぺらくなってしまうのですが、本作では、ここぞというところでCGを使用しているので、CGによる恐怖描写が良い仕事をしております。
人形独特の動きが気持ち悪い
本作では、人形自身が動くシーンは、ほとんどありません。けど、ちょっとだけ人形が動く場面があるんですね。人形が動くシーンに独特の恐怖を感じるのが、日本人特有の感覚です。
アメリカでは『チャイルド・プレイ』はホラー映画ではなく、ブラック・コメディー作品らしいんですよね。だから、チャッキーが動くと笑い声が出たらしいのですが、日本人は、普通に怖いと感じるのです。
で、本作に登場した人形が動くシーン、すごく不気味で気持ち悪い。なんともいえない違和感があって、素直に恐かったですな。
『アナベル 死霊人形の誕生』の悪いところ
苦手な人は要注意
シリーズお馴染みのビックリ系演出が本作にも健在なので、そういう演出が苦手な人は要注意でございます。しかも、このシリーズ、ちょっとズレたタイミング、絶妙なタイミングでビックリさせてくるので、ホラー映画を見慣れていても、ビクッビクッとしちゃいます。
まぁ、このビクッビクッという感覚が楽しいんですけどね。
『アナベル 死霊人形の誕生』のまとめ
期待以上のクオリティーで大満足でございました。『死霊館 エンフィールド事件』の時もそうでしたけど、1作目は越えられないんじゃないかな?って思っていたので、予想外の面白さにビックリしました。
映画館で鑑賞して良かった!
シリーズとしては、次は『死霊館 エンフィールド事件』の前日譚であると同時にスピンオフ作品となる『TheNUN(ザ・ナン)』が控えています。こちらはアメリカでは2018年7月に公開なので日本公開はまだまだ先ですが、こちらも楽しみですなぁ。
という事で、今回は『アナベル 死霊人形の誕生』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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