映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
2017年3月に「dTV」というVODサービスにて、『エルム街の悪夢』シリーズが配信されておりました。※「dTV」は現在「Lemino(レミノ)」というサービスにリニューアルされております。
それで、当時は、シリーズをいくつか視聴しようと頑張って、四苦八苦していたんですよね。
結局、4作目までしか鑑賞することができなかったのですが……。
今回は3作目となる『エルム街の悪夢3 惨劇の館』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
3作目に関して、場面場面は覚えているものの、どういうストーリーだったのか、全く覚えていないという状況。
子供の頃に観て、強烈に覚えているシーンがあるんですが、「ああ、あのシーンは、3作目だったんだ」と変な発見をいたしました。
鑑賞していて違和感を感じたんですが、どうも2作目は本作ではなかった事になっていて、1作目と直接つながっているみたいです。
製作:1987年アメリカ
日本公開日:1988年1月9日
上映時間:1時間36分(96分)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
ナンシーが夢に登場する怪人フレディ・クルーガーを退けてから5年。
エルム街に住む女子高校生のクリスティンは、夢に現れるフレディの悪夢に悩まされていた。
手におえなくなった母親は、精神病院を訪れ、クリスティンは入院してしまう。
その病院では、他にもフレディに悩まされているティーンエージャーが多く入院していた。
だが、医者は彼らの罪の意識が悪夢になって発現していると分析していた。
そこへ、心理学の研究生となったナンシーがエルム街へ舞い戻り、その病院を訪れる。
会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
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脚本:ウェス・クレイヴン、ブルース・ワグナー、チャック・ラッセル、フランク・ダラボン
製作:ロバート・シェイ、レイチェル・タラレイ
製作総指揮:ウェス・クレイヴン、スティーヴン・ダイナー、サラ・リシャー
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
主題歌:Dokken『Dream Warriors』
クリスティン・パーカー:パトリシア・アークエット
ナンシー・トンプソン:ヘザー・ランゲンカンプ
ニール・ゴードン:クレイグ・ワッソン
ドナルド・トンプソン:ジョン・サクソン
エリザベス・シムズ:プリシラ・ポインター
マックス:ローレンス・フィッシュバーン
ロドニー・イーストマン:ジョーイ・クルーゼル
メアリー・ヘレナ:ナン・マーティン
ホラー描写も色んな工夫が施されていて、かつ、てんこ盛り。
ヒロイン含め、主人公たちに、それぞれ見せ場があり、見応え充分でございました。
映画としても、ちゃんと作られているため、とても見やすい作品になっていますね。
一方で、前二作に比べ、グロテスク度はアップしています。
ですので、ホラー映画が苦手な人にはオススメできない、ホラー映画好きのための映画でございます。
わたしが、子供の頃に観てトラウマになったシーンがありまして、注射の後の傷口が、グニャグニャ動く場面があるんですよ。
で、フレディの手には鉄の爪ではなく、注射器が装着されている……。
子供の頃は、この作品全体で注射器フレディなのかと思っていました。
実際はワンシーンだけなんですけどね……それだけ強烈だった訳です。
フレディに変な液を注入されて傷口が動くと思っていたんですが、そうではなくて、「あぁ、こんなんだったのか」と不思議な気持ちになりました。
ちなみにわたしの母は、本作で登場する操り人形のシーンが嫌だったそうです。
そういう訳で、ホラーシーンを期待している人にはオススメです。
さて、本作では登場人物が多いのですが、それぞれに活躍の場面や役割があって、観ていて飽きないように工夫されています。
最初はキャラクターを区別しにくいかもしれないですが、すぐにわかるようになりますよ。
本作は、始めからフレディが登場し、基本、フレディは夢の中でのみ、若者を襲います。
2作目は夢なのか現実なのか、イマイチわかりませんでしたが、本作はそのあたり、なにも考える必要がありません。
フレディの特徴を思う存分に発揮した作品ですね。
血管や神経を糸に見立て、人形のように人を操るシーンや主人公が蛇のようなフレディに丸呑みされそうになったりするなど、ホラー映画の中でも、結構、キツめのシーンが多かったです。
そのため、ホラー映画やショッキングシーンが苦手な人は、要注意でございます。
あまりオススメしないですね。
あと、いろんな部分についての説明はありません。
例えば他人を自分の夢に引きずり込む能力や、夢では誰しも特別な能力が宿るといった設定については、説明が全くありません。
ですので、理由や整合性を大切にする方には向いていません。
Filmarks
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ローレンス・フィッシュバーン、まだ細身でございますよ。
でも、お芝居の仕方は、今も昔も変わらないんですよね。
ホラー映画が好きなら、普通に楽しめる良作のB級映画。
古い作品ではありますが、CGに頼らないアイデアで勝負するクリエイターたちの魂を感じる事ができます。
という事で、ここまでは『エルム街の悪夢3 惨劇の館』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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けれど、そういう細かい部分よりも、面白さを優先させたんでしょうね。
とにかく面白ければいいんだ!夢の中だから、どんな事やっていもいいんだ!みたいな熱い思いが迸っている感じでした。
個人的には、個々の能力をもう少し活かして欲しかったですね。
魔法使いとかナイフ使いとか、アイデア単体は良かったんですが、上手に料理できずに終わってしまった感が残ってしまいました。
1作目では、結局、ナンシーはフレディの餌食になったんだとばかり思っていたのですが、まさか生き残って心理学を学んでいるとは予想外でございました。
このあたりも微妙に1作目とつながっていないような感じもします。
いろんな意味で自由な作風が魅力のホラー映画です。
という事で、『エルム街の悪夢3 惨劇の館』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
2017年3月に「dTV」というVODサービスにて、『エルム街の悪夢』シリーズが配信されておりました。※「dTV」は現在「Lemino(レミノ)」というサービスにリニューアルされております。
それで、当時は、シリーズをいくつか視聴しようと頑張って、四苦八苦していたんですよね。
結局、4作目までしか鑑賞することができなかったのですが……。
今回は3作目となる『エルム街の悪夢3 惨劇の館』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
3作目に関して、場面場面は覚えているものの、どういうストーリーだったのか、全く覚えていないという状況。
子供の頃に観て、強烈に覚えているシーンがあるんですが、「ああ、あのシーンは、3作目だったんだ」と変な発見をいたしました。
鑑賞していて違和感を感じたんですが、どうも2作目は本作ではなかった事になっていて、1作目と直接つながっているみたいです。
『エルム街の悪夢3 惨劇の館』について
原題:『A NIGHTMARE ON ELM STREET 3 DREAM WARRIORS』製作:1987年アメリカ
日本公開日:1988年1月9日
上映時間:1時間36分(96分)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
簡単なあらすじ
眠ったら終わる。ナンシーが夢に登場する怪人フレディ・クルーガーを退けてから5年。
エルム街に住む女子高校生のクリスティンは、夢に現れるフレディの悪夢に悩まされていた。
手におえなくなった母親は、精神病院を訪れ、クリスティンは入院してしまう。
その病院では、他にもフレディに悩まされているティーンエージャーが多く入院していた。
だが、医者は彼らの罪の意識が悪夢になって発現していると分析していた。
そこへ、心理学の研究生となったナンシーがエルム街へ舞い戻り、その病院を訪れる。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『エルム街の悪夢3 惨劇の館』会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2024年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ『エルム街の悪夢3/惨劇の館 (字幕版)』
動画レンタルor動画購入にて、鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2024年10月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ
監督:チャック・ラッセル脚本:ウェス・クレイヴン、ブルース・ワグナー、チャック・ラッセル、フランク・ダラボン
製作:ロバート・シェイ、レイチェル・タラレイ
製作総指揮:ウェス・クレイヴン、スティーヴン・ダイナー、サラ・リシャー
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
主題歌:Dokken『Dream Warriors』
キャラクター:キャスト(出演者)
フレディ・クルーガー:ロバート・イングランドクリスティン・パーカー:パトリシア・アークエット
ナンシー・トンプソン:ヘザー・ランゲンカンプ
ニール・ゴードン:クレイグ・ワッソン
ドナルド・トンプソン:ジョン・サクソン
エリザベス・シムズ:プリシラ・ポインター
マックス:ローレンス・フィッシュバーン
ロドニー・イーストマン:ジョーイ・クルーゼル
メアリー・ヘレナ:ナン・マーティン
おっさんのネタバレなし感想
全体的な感想
前作の変化球的作品とは異なり、今回はバリバリのB級ホラー映画に仕上がっていて、とても面白かったです。ホラー描写も色んな工夫が施されていて、かつ、てんこ盛り。
ヒロイン含め、主人公たちに、それぞれ見せ場があり、見応え充分でございました。
映画としても、ちゃんと作られているため、とても見やすい作品になっていますね。
一方で、前二作に比べ、グロテスク度はアップしています。
ですので、ホラー映画が苦手な人にはオススメできない、ホラー映画好きのための映画でございます。
『エルム街の悪夢3 惨劇の館』の良いところ
グロテスクさは前二作よりもパワーアップしております。わたしが、子供の頃に観てトラウマになったシーンがありまして、注射の後の傷口が、グニャグニャ動く場面があるんですよ。
で、フレディの手には鉄の爪ではなく、注射器が装着されている……。
子供の頃は、この作品全体で注射器フレディなのかと思っていました。
実際はワンシーンだけなんですけどね……それだけ強烈だった訳です。
フレディに変な液を注入されて傷口が動くと思っていたんですが、そうではなくて、「あぁ、こんなんだったのか」と不思議な気持ちになりました。
ちなみにわたしの母は、本作で登場する操り人形のシーンが嫌だったそうです。
そういう訳で、ホラーシーンを期待している人にはオススメです。
さて、本作では登場人物が多いのですが、それぞれに活躍の場面や役割があって、観ていて飽きないように工夫されています。
最初はキャラクターを区別しにくいかもしれないですが、すぐにわかるようになりますよ。
本作は、始めからフレディが登場し、基本、フレディは夢の中でのみ、若者を襲います。
2作目は夢なのか現実なのか、イマイチわかりませんでしたが、本作はそのあたり、なにも考える必要がありません。
フレディの特徴を思う存分に発揮した作品ですね。
『エルム街の悪夢3 惨劇の館』の悪いところ
本作のホラー描写の気持ち悪さは、どちらかというと、生理的嫌悪感を抱くようなものが多いです。血管や神経を糸に見立て、人形のように人を操るシーンや主人公が蛇のようなフレディに丸呑みされそうになったりするなど、ホラー映画の中でも、結構、キツめのシーンが多かったです。
そのため、ホラー映画やショッキングシーンが苦手な人は、要注意でございます。
あまりオススメしないですね。
あと、いろんな部分についての説明はありません。
例えば他人を自分の夢に引きずり込む能力や、夢では誰しも特別な能力が宿るといった設定については、説明が全くありません。
ですので、理由や整合性を大切にする方には向いていません。
口コミレビューや評価
下記サイトで『エルム街の悪夢3 惨劇の館』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
今回のネタバレなし感想のまとめ
鑑賞していてビックリしたのは、脇役に、若かりし頃のローレンス・フィッシュバーンが登場していた点。ローレンス・フィッシュバーン、まだ細身でございますよ。
でも、お芝居の仕方は、今も昔も変わらないんですよね。
ホラー映画が好きなら、普通に楽しめる良作のB級映画。
古い作品ではありますが、CGに頼らないアイデアで勝負するクリエイターたちの魂を感じる事ができます。
という事で、ここまでは『エルム街の悪夢3 惨劇の館』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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メインブログ(四十郎おっさんによる映画感想まがい)
ネタバレあり感想
自分の骨が埋葬されそうになると、白骨に乗り移って反撃するのは、さすがによくわかりませんでした。けれど、そういう細かい部分よりも、面白さを優先させたんでしょうね。
とにかく面白ければいいんだ!夢の中だから、どんな事やっていもいいんだ!みたいな熱い思いが迸っている感じでした。
個人的には、個々の能力をもう少し活かして欲しかったですね。
魔法使いとかナイフ使いとか、アイデア単体は良かったんですが、上手に料理できずに終わってしまった感が残ってしまいました。
1作目では、結局、ナンシーはフレディの餌食になったんだとばかり思っていたのですが、まさか生き残って心理学を学んでいるとは予想外でございました。
このあたりも微妙に1作目とつながっていないような感じもします。
いろんな意味で自由な作風が魅力のホラー映画です。
という事で、『エルム街の悪夢3 惨劇の館』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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