映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年7月30日に公開した記事を再編集したものとなっております。




UMA。

それは未確認動物の事。

目撃情報や伝聞はあるものの、その存在が確認されていない生物の事です。

日本だとツチノコが有名ですね。

1990年代だと、テレビでよくネッシーの特集を組んでました。

UMAは、人の知的探究心くすぐる、魅惑の存在です。




私は海底に、我々の想像を越える生物が生活しているんじゃないかな?って想像しております。

逆に、ビッグフットとかは存在していないんじゃないかなぁって否定的なんですが、すごく浪漫がありますね。




さて、今回は、そんなUMAを題材にしたブラジル映画『吸血怪獣 チュパカブラ』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。



本記事作成当時はちょうど夏でございまして、その頃、ニコニコ動画でホラー映画祭りを開催していました。

本作は、そのときに鑑賞した作品ですね。

当時、予告編をYoutubeで見たことがあったものの、本作をレンタルする勇気がなくて、そのままスルーしてた記憶。

当時のニコニコ動画で観ることができて良かったです。




『吸血怪獣 チュパカブラ』について

原題:『A NOITE DO CHUPACABRAS』

製作:2011年ブラジル

日本公開日:2014年6月7日(ブラジル・ホラー映画祭2014)

上映時間:1時間46分(106分)

オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)

年齢制限:R15+




予告編動画





簡単なあらすじ

生存率0%!!



熱帯雨林に囲まれたブラジル南部・ペロカオ。

この土地をめぐり、シルヴァ家とカリバリョ家、2つのファミリーが長い間、抗争を繰り広げていた。

ある日、シルヴァ家の家畜たちが惨殺されてしまう。

首元には、牙の跡があり、まるで血を抜かれたような死に方であった。




カリバリョ家の仕業だと思い、シルヴァ家はカリバリョ家へ乗り込む。

激しい争いは、どんどんエスカレートしていく。

そんな時、奇妙な生物が突如として乱入してくる。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『吸血怪獣 チュパカブラ』

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スタッフ・キャスト

監督・脚本:ロドリゴ・アラガオ

製作:ヘルマン・ピドナー

出演者:メイラ・アラルコン、キカ・オリヴェイラ、マークス・コンカ、マーゴット・バナッティ







おっさんのネタバレなし感想

全体的な感想

チュパカブラが見れるぞぉーと思っていたのに、単なるスプラッター映画を見せられたでござる。

映画としては、お世辞にも完成度は高いとはいえないんですが、なんかこう、すごい情熱が迸っている作品です。




B級映画どころか、Z級映画なわけで、Z級ムービーを漁っている人になら、一応オススメできます。

面白いって訳ではなく、何を描きたいのかイマイチ意味不明なんですが、やりたい事だけは強く強く伝わってきました。

アメリカ映画や日本映画とは違う趣で、カメラワークや演出が独特。

それなりに楽しめました。




『吸血怪獣 チュパカブラ』の良いところ

やりたいことをやる!って映画で、ノリと勢いが凄まじく、良い意味で、ラストまで飽きることなく鑑賞することができる作品です。

メインは2つの家族による抗争なんですが、意外とよくできていて、ぶっちゃけ、チュパカブラが出てこなくても良いんじゃね??って感じでした。




また、途中で、謎のカニバリズム男が登場します。

このキャラが相当にたっていて、どうして、このキャラクターをメインに据えて映画を作らなかったんだろうって不思議なくらいです。

他の登場人物も、かなりすごいキャラクター。

結果、チュパカブラが出てこなくても、普通に最後まで見れてしまう作品になっています。




『吸血怪獣 チュパカブラ』の悪いところ

登場人物ほぼ全員、ろくな人間がいないので、キャラクターには感情移入できません。

唯一の常識人は、あまり登場しないし、キャラクターたちの言動は理解できません。

とにかく誰にも同情できない映画でした。




さて、かなりの量の血しぶきが飛ぶ、スプラッタームービー。

グロ描写もゴア描写も満載なので、苦手な人はスルーしてください。

それらの描写も必然からきているわけではなく、やりたいからやるっ!というスタイルですので、ストーリーに意味や一貫性を求める人は、本作は全く向いておりません。




さらに、チュパカブラが登場しないんですよ。

本編50分経過してから、ようやく現れるのですが、それでも、メインは抗争。

チュパカブラを期待したら、大失敗しちゃいますね。

それにしても、チュパカブラの造詣は、もう少しマシなものに出来なかったのかな。

すごくチープな出来栄えで、そこがすごく残念でした。




口コミレビューや評価

下記サイトで『吸血怪獣 チュパカブラ』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



今回のネタバレなし感想のまとめ

ほぼほぼ期待していなかったのですが、割りと楽しめました。

こういう映画があっても良いかなって感じで。

映画としてはオススメできないんですが、なんか嫌いになれないのは、おそらく、映画全体を通して、すごく楽しんで製作しているような空気を放っているからでしょうか。




なんともいえない雰囲気を漂わせている奇妙な作品ですが、ここまで突き抜けていると、清々しく、とても良い作品。

オススメはできないけれど、なんだか変わった映画でした。




という事で、ここまでは『吸血怪獣 チュパカブラ』のネタバレなし感想でした。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!




この下にネタバレあり感想を書いております。

本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。

まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。




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ネタバレあり感想

突然、食堂でバトルが勃発したり、いきなり人を食べて呪文を唱えて脱皮し始めたり、敵ファミリーの長兄が突然格好良くなったり、挙句、チュパカブラに吸血された主人公が最後にはチュパカブラになるという衝撃の展開に凄まじいラスト。

もうツッコミも追いつかなくなるくらい、とんでもストーリーでした。




主人公がチュパカブラになったのは、吸血鬼のように、血が吸われたから感染してチュパカブラ化したのかしら?

それなら、他の人たちもチュパカブラ化するはずですけど、一体どういう仕組みなのかな??




とにかく笑える部分もあるし、スプラッターもゴアシーンもある、本当にお腹いっぱいな作品。

しょっちゅう見ることはできないけれど、時々だったら、こんな映画を観ても良いかな?って感じです。




という事で、『吸血怪獣 チュパカブラ』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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