映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2015年12月25日に公開した記事を再編集したものとなっております。
本記事作成当時の2015年、ニコニコ動画で「冬休みホラー特集 死画像がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」という企画が開催されていて、邦画ホラー作品の生放送をしていました。
当時は、生放送当日に視聴することができなかったため、タイムシフト視聴にて、映画を鑑賞しました。
1日目に『ひ・き・こ 降臨』『クネクネ』の2本をオンエア。
その後、『NotFound 外伝 いま霊に会いにゆきます』『心霊玉手匣』の2本立てで、ホラー作品のオンエアがされておりました。
その時に『ひ・き・こ 降臨』を鑑賞。
今回は、「ひきこさん」を題材にしているっぽいホラー映画……ではなく、スリラー映画『ひ・き・こ 降臨』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
日本公開日:2014年11月29日
上映時間:1時間28分(88分)
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
ゆかりと紀里子、そしてニコは意気投合する。
ある日、ニコが、ゆかりたちを、とある空き地へ連れて行く。
その場所は、かつて、ゆかりが嫌がらせを受けた因縁の場所だった。
その場所に、なんと、いじめっこグループの一人が手足を縛られた状態で放置されていた。
ゆかりは、仕返しできずにいたのだが、ニコと紀里子が代わりに復讐を果たす。
それから、ニコたちは、法では裁けない罪人にリベンジを果たせるサイトを立ち上げる。
サイトの活動が、だんだん内容が過激になっていき、ゆかりは違和感を覚える。
そうして、ゆかりは気づいてしまった。
そもそもニコという同級生は存在しないということ。
さらに、ニコによく似ている「ひきこ」というクラスメートがいたことを思い出すのだった。
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配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
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脚本:宮崎大祐
プロデューサー:小田泰之
ニコ:小宮一葉
紀里子:サイボーグかおり
その他:針原滋、正木佐和、松本来夢、石橋征太郎、広瀬彰勇、西地修哉、末次政貴、河野良祐、加藤大騎、菅沼もにか、芦原健介、恒吉梨絵
私は、子供の頃に聞いたことのないおばけです。
「ひきこさん」とは、どういう怪異なのかというと、雨の日に白いぼろぼろの着物を着て、人形のようなものを引きずっている女性なのだそうです。
その女性の目はつり上がり、口は耳元まで裂けていて、さらに女性が引きずっているものは、人形ではなく、小学生くらいの子ども。
女性は、自分の姿を目撃した子どもを捕らえて、肉塊になるまで引きずり回し、決まった場所に連れて行き放置するらしい。
ちなみに本名は、森妃姫子(もりひきこ)さんだそうです。
本作は、基本的にこの「ひきこさん」をモチーフにした映画となっております。
「ひきこ」というタイトルがついているので、「ひきこさん」というキーワードが思い浮かんで、そこから、色々と想像して期待して鑑賞したのですが、結局、申し訳程度に、ひきこさん要素があるだけでした。
しかも、その要素もかなり適当な感じで、「なんじゃこりゃ」状態。
ジャンルとしては、ホラー映画というよりは、サイコスリラーの部類。
そのため、ガッツリ、ホラー映画を期待して鑑賞すると、完全に肩透かしをくらう感じですね。
そもそも、本作は「ひきこさん」である必要性が全くない物語。
どうして、わざわざ「ひきこさん」の要素を入れようと考えたのか、脚本に疑問が残ってしまう作品。
スリラー映画として鑑賞すると、まぁギリギリ面白いし怖いかな?という感じのクオリティーです。
可もなく不可もなく、普通のスリラーというところでしょうか。
これだったら、「ひきこさん」要素をなくして、普通のサイコスリラー物として製作した方が良かったように感じます。
個人的に、特に残念だったのは、オチですね。
スリラー作品について、オチは特に大切だと私は思っているのですが、本作のオチは、ちょっと問題があるように思います。
そのため、スリラー映画として鑑賞しても、トータルで結局、ものすごく中途半端な映画という印象。
本作を観終わってから、改めて振り返ってみると、POV形式で撮影した方が良かったように思います。
一人称視点で撮影したほうが、臨場感や主人公の感情の起伏が映像にあらわれて、より恐怖を感じることができたかも?
どちらにせよ、コンパクトに上手にまとまっている映画なだけに、今ひとつ、ふたつほど、頑張りが足りなくて、惜しい映画になっていて、残念です。
Filmarks
映画.com
必要以上に主演の女の子のタンクトップ姿が登場するんですよね。
これは監督か脚本家の性癖だと思うんですが……。まぁ、主演の女優さんには、すごく似合っていたので素晴らしいチョイスではあると思いますが……。
元々、ひとつの脚本があって、それだと企画が通らないから、無理矢理「ひきこさん」要素をぶち込んだのかもしれないですね。
そう考えると、「ひきこさん」というお題があるのに、本作のような仕上がりになったことは、まぁ、理解できる感じではあります。
個人的には、ちょっとオススメしにくい映画です。
日本映画とサイコスリラーが大好きで、時間に余裕があるかたは、チャレンジしてみても良いかもしれません。
という事で、今回は『ひ・き・こ 降臨』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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今回の記事は、2015年12月25日に公開した記事を再編集したものとなっております。
本記事作成当時の2015年、ニコニコ動画で「冬休みホラー特集 死画像がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」という企画が開催されていて、邦画ホラー作品の生放送をしていました。
当時は、生放送当日に視聴することができなかったため、タイムシフト視聴にて、映画を鑑賞しました。
1日目に『ひ・き・こ 降臨』『クネクネ』の2本をオンエア。
その後、『NotFound 外伝 いま霊に会いにゆきます』『心霊玉手匣』の2本立てで、ホラー作品のオンエアがされておりました。
その時に『ひ・き・こ 降臨』を鑑賞。
今回は、「ひきこさん」を題材にしているっぽいホラー映画……ではなく、スリラー映画『ひ・き・こ 降臨』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
『ひ・き・こ 降臨』について
製作:2014年日本日本公開日:2014年11月29日
上映時間:1時間28分(88分)
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
ゆかりは、SNSを通じて、同窓会を企画し、同級生である紀里子に再会。ゆかりと紀里子、そしてニコは意気投合する。
ある日、ニコが、ゆかりたちを、とある空き地へ連れて行く。
その場所は、かつて、ゆかりが嫌がらせを受けた因縁の場所だった。
その場所に、なんと、いじめっこグループの一人が手足を縛られた状態で放置されていた。
ゆかりは、仕返しできずにいたのだが、ニコと紀里子が代わりに復讐を果たす。
それから、ニコたちは、法では裁けない罪人にリベンジを果たせるサイトを立ち上げる。
サイトの活動が、だんだん内容が過激になっていき、ゆかりは違和感を覚える。
そうして、ゆかりは気づいてしまった。
そもそもニコという同級生は存在しないということ。
さらに、ニコによく似ている「ひきこ」というクラスメートがいたことを思い出すのだった。
本作を視聴できる動画配信サービス
Amazonプライムビデオ『ひ・き・こ降臨動画レンタルor動画購入にて、鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2024年12月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
music.jp
会員の方は、動画レンタルにて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
2024年12月時点の情報です。最新情報につきましては、music.jpにてご確認ください。
スタッフ
監督:吉川久岳脚本:宮崎大祐
プロデューサー:小田泰之
キャラクター:キャスト(出演者)
ゆかり:秋月三佳ニコ:小宮一葉
紀里子:サイボーグかおり
その他:針原滋、正木佐和、松本来夢、石橋征太郎、広瀬彰勇、西地修哉、末次政貴、河野良祐、加藤大騎、菅沼もにか、芦原健介、恒吉梨絵
元ネタ「ひきこさん」について
インターネット上では、割と有名な怪談・都市伝説である、ひきこさん。私は、子供の頃に聞いたことのないおばけです。
「ひきこさん」とは、どういう怪異なのかというと、雨の日に白いぼろぼろの着物を着て、人形のようなものを引きずっている女性なのだそうです。
その女性の目はつり上がり、口は耳元まで裂けていて、さらに女性が引きずっているものは、人形ではなく、小学生くらいの子ども。
女性は、自分の姿を目撃した子どもを捕らえて、肉塊になるまで引きずり回し、決まった場所に連れて行き放置するらしい。
どうやら女性は、自分が受けた酷いいじめに対する恨みから、子どもを捕らえて引きずり回している……という怪異。
ちなみに本名は、森妃姫子(もりひきこ)さんだそうです。
本作は、基本的にこの「ひきこさん」をモチーフにした映画となっております。
おっさんのネタバレなし感想
本作を鑑賞してビックリした点が、ホラー映画に分類されているにも関わらず、ホラー要素が全くない点です。「ひきこ」というタイトルがついているので、「ひきこさん」というキーワードが思い浮かんで、そこから、色々と想像して期待して鑑賞したのですが、結局、申し訳程度に、ひきこさん要素があるだけでした。
しかも、その要素もかなり適当な感じで、「なんじゃこりゃ」状態。
ジャンルとしては、ホラー映画というよりは、サイコスリラーの部類。
そのため、ガッツリ、ホラー映画を期待して鑑賞すると、完全に肩透かしをくらう感じですね。
そもそも、本作は「ひきこさん」である必要性が全くない物語。
どうして、わざわざ「ひきこさん」の要素を入れようと考えたのか、脚本に疑問が残ってしまう作品。
スリラー映画として鑑賞すると、まぁギリギリ面白いし怖いかな?という感じのクオリティーです。
可もなく不可もなく、普通のスリラーというところでしょうか。
これだったら、「ひきこさん」要素をなくして、普通のサイコスリラー物として製作した方が良かったように感じます。
個人的に、特に残念だったのは、オチですね。
スリラー作品について、オチは特に大切だと私は思っているのですが、本作のオチは、ちょっと問題があるように思います。
そのため、スリラー映画として鑑賞しても、トータルで結局、ものすごく中途半端な映画という印象。
本作を観終わってから、改めて振り返ってみると、POV形式で撮影した方が良かったように思います。
一人称視点で撮影したほうが、臨場感や主人公の感情の起伏が映像にあらわれて、より恐怖を感じることができたかも?
どちらにせよ、コンパクトに上手にまとまっている映画なだけに、今ひとつ、ふたつほど、頑張りが足りなくて、惜しい映画になっていて、残念です。
口コミレビューや評価
下記サイトで『ひ・き・こ 降臨』レビューや評価をチェック!Filmarks
映画.com
今回のネタバレなし感想のまとめ
ちなみに、本作について、女の子のタンクトップ姿と生足を堪能できる作品です。必要以上に主演の女の子のタンクトップ姿が登場するんですよね。
これは監督か脚本家の性癖だと思うんですが……。まぁ、主演の女優さんには、すごく似合っていたので素晴らしいチョイスではあると思いますが……。
元々、ひとつの脚本があって、それだと企画が通らないから、無理矢理「ひきこさん」要素をぶち込んだのかもしれないですね。
そう考えると、「ひきこさん」というお題があるのに、本作のような仕上がりになったことは、まぁ、理解できる感じではあります。
個人的には、ちょっとオススメしにくい映画です。
日本映画とサイコスリラーが大好きで、時間に余裕があるかたは、チャレンジしてみても良いかもしれません。
という事で、今回は『ひ・き・こ 降臨』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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