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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2015年12月17日に公開した記事を再編集したものとなっております。



今回は、記事作成当時、Netflixで鑑賞したホラー映画『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。

邦題が似ている『デビルズ・フォレスト 悪の連鎖』とは関係のない映画でございます。




『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』について

原題:『THE BARRENS』

製作:2012年アメリカ

日本公開日:日本未公開

上映時間:1時間39分

オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)




予告編動画





簡単なあらすじ

思春期の娘との関係について悩む父親リチャード。

彼は家族の絆を取り戻すべく、キャンプをするためにニュージャージーの森へ訪れる。

しかし、その森は、伝説の悪魔である<ジャージー・デビル>が潜むと言われていた……。

次々と起こる奇妙な現象に怯える家族。

そして、リチャードは、突然、何かに取り憑かれたかのように豹変してしまうのだった。




本作を視聴できる動画配信サービス

2023年5月時点で、本作を配信しているVODサービスについて、見つけることができませんでした。



スタッフ

監督・脚本:ダーレン・リン・バウズマン

製作:リチャード・サパースタイン、ブライアン・ウィッテン、ジョン・M・エッカート

撮影:ジョセフ・ホワイト

美術:デビッド・ハックル

出演者:スティーブン・モイヤー、ミア・カーシュナー、ショーン・アシュモア、エリック・ヌードセン、アシーナ・カーカニス







おっさんのネタバレなし感想

本作は、面白さでいうなら、普通の面白さです。

個人的には、可もなく不可もなくという出来の作品。

ただ、この映画は、見る人によっては、非常につまらないという感想を抱きやすい映画になっています。

それは、この作品が結果的に、すごく中途半端な映画だからです。




DVDのジャケットからはモンスター・クリーチャー系の映画を期待するのですが、ほとんど登場しません。

描かれるのは、主人公であるリチャードが、どんどん狂気に憑りつかれる様子です。

そのため、私は途中で、この映画はクリーチャー系の映画ではなく、狂人系の映画なのだと切り替えて鑑賞しました。

物語途中で、なぜ狂気に憑りつかれたか、理由も明らかになるので、私は、この狂人がどのような結末を迎えるのかを期待していました。




しかし、予想に反して、ラスト近くで、クリーチャーが登場してしまうんですね。

終盤にきて、いきなり映画の性質が、がらりと変わってしまう部分は、好みの分かれるところでしょう。

この点を受け入れられるかどうかによって、本作の評価が変わるかも?

狂人系のホラー映画を最後まで期待していた私は、この部分について、ちょっと許容できなかった……。






結局のところ、どっち付かずの映画になってしまい、微妙な映画になってしまいました。

最後まで、狂人ホラー映画を貫いていれば、普通に面白い映画だったんですけれどね。

最後に、悪い意味で一捻りがあって、個人的には残念な映画という印象でございます。




せめて、中盤で、はっきりとした描写がワンシーンでもあれば、まだ納得できんですよね。

でも、リチャードの幻覚であるかのように描写し続けて、いきなりラストにぶち込まれても、「いやぁ、それはないわぁ……」って感じになってしまう。

この展開でいうと、何故リチャードはいつも無事だったのか……そのあたりの理由がわかりませんし……。



要所要所で、詰めの甘さが出てしまった、とても勿体無い映画でした。

あともう少し……詰めていれば、かなりの良作になったのに……。




Yahoo!映画での口コミレビューや評価

ヤフー映画『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』でレビューや評価をチェック!



今回のネタバレなし感想のまとめ

ちなみに、本作の配給は、トランスフォーマーさんでございます。

本作は、人によってはZ級映画になるかもしれず、B級ホラー映画映画好きの方であれば、普通に面白いB級映画って感じですね。

強くオススメできる映画ではありませんが、B級Z級映画を嗜んでいる方はチャレンジしてみては、いかがでしょうか?




という事で、今回は『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!




『デビルズ・フォレスト 悪の連鎖』のネタバレなし感想

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