ブログネタ
映画の適当な感想 に参加中!
今回ご紹介する映画「アローン・イン・ザ・ダーク」(原題:Alone in the Dark)
オススメ度:B級ホラー映画が好きな方へ 

予告編動画

太古の昔に栄華を極め強大な文明を築きながらも、『闇の力』に触れた為に1万年前に突如として地上から姿を消したと言われる謎の部族・アビカニ族。フリーの超常現象の調査員であるエドワードは、ある日、彼らの文明の装飾品と思われる遺物を手に入れるが、その直後に銃で撃っても死なないという『謎の人物』の襲撃を受ける。

なんとか賊を撃退したエドワードだったが、その頃同時に『自分と同じ孤児院で育った20人の仲間たちが次々と失踪する』という奇妙な事件に遭遇。

過去に自分が所属していた軍の超常現象対策チームである『713部隊』の同僚に、事件の調査を依頼する彼だったが、その頃、『713部隊』は都市部に異形の怪物が大量に出現するという異常事態の対応に追われていた。

これらの一連の奇妙な事件につながりを感じた彼らは、協力しあう事で事件の真の原因を究明しようとする。by Wikipedia

クリスチャン・スレイター主演のB級クリーチャー系ホラー映画。フランスのゲーム「アローン・イン・ザ・ダーク」を原作としていますが、原作設定やストーリーは踏襲されていないようです。

私は海外のゲームをほとんどプレイした事がないので、この「アローン・イン・ザ・ダーク」もプレイした事がありません。海外のゲームって難しいので攻略できず、途中で挫折してしまうのが目に見えてますから。

原作のゲームをプレイした事があって、このゲームが好きな人は、この映画はスルーした方が良いかもしれません。この映画の監督であるウーヴェ・ボルは、2000年代中頃にゲーム原作の映画を多く手掛けたのですが、評価は散々。「アローン・イン・ザ・ダーク」ではゴールデンラズベリー賞・最低監督賞を受賞してしまっています。

このように原作ゲームに愛着のある方は、あまり鑑賞をオススメしません。

という事で、今回はHuluで鑑賞した「アローン・イン・ザ・ダーク」の感想をネタバレなしで書きたいと思います。



クリスチャン・スレイターが主演という事もあり、前半はアクションパートに時間がかけられています。この辺りは、クリスチャン・スレイターだし、アクション映画としてみれば普通に面白いです。状況が良くわからないのですが、当の主人公も状況がさっぱりなので仕方がありません。前半ではホラー要素がほとんどありません。

後半になると、クリーチャーが登場します。獣のようなフォルムで、プレデターのような光学迷彩を持っている動物です。クリーチャーはこのタイプしか出てきません。このあたりの実情は予算のせいなんでしょうか。クリーチャーを1種類しか出せないから前半を普通のアクションにした可能性があります。

クリーチャーが獣タイプで、俊敏な動作が可能。そのため、ホラー映画ではあるんですが、アクション性が高い映画になっています。がっつり定番のクリーチャー系ホラー映画を期待すると、肩透かしを食うと思います。

ホラー定番の演出はあるにはあるんですが、監督は、どちらかというと、アクションに重きを置いているような気がします。

すごい悪い出来の映画ではなく、良くできたB級映画なんですが、人気のゲームを原作にしていて、その設定をほとんど無視したストーリーのため、評判が芳しくなかったようです。

ゲームを知らなければ、それなりに楽しめる映画です。



それにしても、この映画にクリスチャン・スレイターとスティーヴン・ドーフが共演しているのに、びっくりしました。普通なら、もう少し話題になると思うんですが、レンタルスタートした当時も、そんなに話題になっていませんでした。

また、びっくりがもうひとつ。この映画のヒロインを演じているタラ・リードは、なんと「シャークネード」シリーズに出演されている女優さんでした。この方はB級映画方面で活躍されているんですかね。





<PR>