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どーも、四十郎のおっさん999です。

『アナベル』の3作目も制作される事となった、『死霊館』のスピンオフシリーズ。

本作は、アナベル人形ではなく、ヴァラクと呼ばれる悪魔にフォーカスしたホラー映画となります。

ヴァラクは、『死霊館』シリーズに、ちょくちょく登場していたのですが、一体どのような存在なのか、本作でその正体が、ついに明らかとなる・・・かな?

そんなこんなで、今回は『死霊館のシスター』のネタバレあり感想を書いていくんだぜ?

まだ本作を観ていないと方は、今回の感想は読まないでくださいね。




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ネタバレなし感想

想像すると洒落にならない恐さ。シスターのコスプレイヤーにひたすらガクブル


「キリストの血」に違和感

本作では、今までのシリーズでは感じなかった違和感を抱く事が多かった印象です。

悪魔を召喚した貴族の人は、別に置いとくとして、ヴァラクを封印するのが、「キリストの血」という点が、どうにも腑に落ちないのですよね。

まるで、いきなりファンタジーの世界に入ったかのような違和感。

これは、今までのシリーズでは、邪悪な者を生者が頑張って頑張って一生懸命になって、それを退けたのに対し、本作では血を使って一発KOになっているからなのか、とおっさんは考えました。

確かに、かなり強力な悪魔ですから、それに匹敵するほどの力を有しているアイテムとなれば、かなり限られてきます。

生きている人間が勝てるのか?ってなると、そりゃ勝てる見込みは薄い訳で、そうであれば、「キリストの血」を持ってくるというのは、わからなくはありません。

しかし、そうであったとしても、例えば使用者が限られるとか、力が発揮されるには別の要素があるとか、もうひとつ、アイデアが欲しかったところ。

そうであれば、さほど違和感はなかったと思うんですけどね。




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教会の杜撰さに疑問

今回、教会は、なぜ、映画の舞台となる修道院を放置していたのか、結構、謎なんですよね。

「キリストの血」がヴァラク封印に使用されているので、教会には、その記録が残されている。

そうであれば、教会は始めから、件の修道院は曰くのある場所、つまり穢された場所である事を知っている訳です。

それなのに、なぜ、シスターたちが全滅するまで放置していたのかが、よくわかりません。

トラウマを抱えた神父のため?

アイリーンを正式な修道女にするため?

それでも、説得力がありません。

一体、彼らは何がしたかったのか。

結局、ヴァラクは野に解き放たれてしまいました。

それこそが、教会の狙いだったのかしら。

もしかして、失墜してしまった教会の力を取り戻すために、悪魔をわざと放ったのでしょうかね。

なんにせよ、本来管理しなければならなかったはずの修道院を、なぜ管理していなかったのか、謎が深まりまする。




レビューや評価

死霊館に比べて、少しジワジワとくる恐怖は減った感じです。
単純にキャーっと怖がりたい人向けな感じかな。

この物語はシリーズとは違って実話ではないけれど、ストーリーもとても面白くて怖すぎて目を瞑る場面がたくさんありました。
何よりヒロインのシスター役のタイッサファーミガちゃんが可愛くてこの映画唯一の癒しでした。
このシリーズでの良いところは主な登場人物が少ないのでストーリーがすんなりと入ってくるところ。

過去のスピンオフ『アナベル』や『アナベル 死霊人形の誕生』と比べると 断然この作品の方が怖かったし面白かった!


YAHOO!JAPAN映画『死霊館のシスター』




今回のネタバレあり感想のまとめ

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映画そのものは、ゴシックホラーに近い雰囲気があり、この世ならざる者の出現で見せるのではなく、気味の悪い雰囲気で、観客をじわじわ攻める作品。

好き嫌いが分かれる作品ではありますが、ホラー映画が好きで、かつ雰囲気映画が好きであれば、おすすめでございます。

ただビジュアル系ホラーが好きな方には、おすすめしませんです、はい。




という事で、『死霊館のシスター』のネタバレあり感想でした。

それでは、しーゆー!!

(´・ω・`)ノシ



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